【Baldur’s Gate 3】The Alchemist 導入ガイド

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バルダーズゲート3のグレネードや毒はどのクラスでも投げられますが、それを本職にするクラスはありません。「The Alchemist」は、錬金術のアイテムを作って投げるのが本職の、知力を使うクラスを足すMODです。呪文は使いません。

触媒ポイント(このクラスのリソース)を払って「」でグレネードや水薬を作り、「」で通常より強く投げます。2レベルで破壊、保存、残酷の3つの教義(サブクラス)から1つを選びます。20レベルまで対応で、12レベルからは賢者の石を作るクラス専用のクエストが始まります。

配布は本体の .pak が1つで、Script Extender は要りません。当サイトの日本語化パックで日本語になります。

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The Alchemist

更新日
2026/05/27
バージョン
2.0.0.20
総DL
131,628
Presenting The Alchemist, a new class for Baldur's Gate 3.
MOD Thumbnail
The Alchemist の配布ページの画像。3つの教義の錬金術師と紋章
3つの教義の錬金術師。左が残酷、中央が破壊、右が保存
目次

錬金術師のHP・習熟・技能

錬金術師(Alchemist)は、呪文を使わずアイテムと投擲で戦う知力基準のクラスです。HPはd8で、中装鎧や軍用武器の習熟はありません。

項目内容
ヒットダイスd8(1レベル8、以後5ずつ)
主能力値知力。投擲の命中とセーヴDCも知力
セーヴ習熟耐久力、知力
鎧・武器軽装鎧、単純武器、ハンドクロスボウ、ライトクロスボウ
技能魔法学、運動、捜査、医術、知覚、隠密、生存から2つ
会話タグレンジャーとローグの選択肢が出る
サブクラス2レベルで教義を選ぶ

初期装備は次のとおりです。

  • ライトクロスボウ、ダガー
  • 錬金術師のレザーコート、錬金術師のブーツ、錬金術師の手袋
  • 、癒しの水薬3本、蘇生の巻物

触媒ポイントと錬金術

触媒ポイントを払い、「錬金術」でアイテムをその場で作るのがこのクラスの中心です。

触媒ポイント

上限は錬金術師レベル+知力修正値で、大休憩で回復します。15レベルで得る「」があれば、小休憩でも知力修正値ぶん回復します。ほかにも回復する手段があります。

  • 」(アクション)でプリマ・マテリア(このクラス専用の材料)を1個使うと1点回復します。戦闘中でも使えます
  • 発見(選んで取るパッシブ)の「」にある「」は、大休憩ごとに1回、知力修正値ぶん回復します
  • 各教義の理論(切り替え式のパッシブ)にも、条件を満たすと回復するものがあります

錬金術(調合)

「錬金術」はボーナス・アクションです。触媒ポイントを払い、覚えている調合法(作り方)のアイテムをその場で作ります。基本は1点で、強い調合法は2〜5点です。

戦闘中に作ったアイテムは3ターンで消えます。戦闘外で作ったアイテムは次の大休憩まで残るので、戦闘前に作り置きするのが基本です。

調合法は1レベルで4つ覚え、20レベルまでに合計17個になります。全23種で、レベルが上がると選べる調合法が増えます。2レベルの「」で、抽出液を作る医術判定がDC10になり、1回で2個できます。

調合法使えるレベル触媒ポイント
酸の小ビン、錬金術師の火、11
11
11
51
52
93
93
94

教義ごとに専用の調合法が4レベルと14レベルで1つずつ加わります(各教義の表にあります)。

プリマ・マテリア

大休憩のたびに、錬金術師レベルの半分(切り上げ)のプリマ・マテリアを受け取ります。

  • 本体の錬金術の画面で、抽出液と組み合わせると副材料なしで調合できます
  • 「合成」で1個を触媒ポイント1点に変えます
  • 2個を組み合わせるとウルティマ・マテリアになり、抽出液を作る手間なく材料から直接調合できます。賢者の石の材料でもあります

錬金術投擲

「錬金術投擲」は、錬金術のアイテムを錬金術師専用の強化付きで投げるアクションです。射程は12mに筋力修正値の2倍を足した距離で、命中とセーヴDCは知力で決まります。投げるたびに投射方法を選びます。

投射方法使えるレベル内容
昇華1範囲攻撃にする。相手はセーヴで抵抗
濃縮1単体への遠隔呪文攻撃。ダメージダイスが1個増え、状態異常の持続が延びる
教義の投射方法7(破壊)、(保存)、(残酷)

ダメージのダイス数は5、15、20レベルで1個ずつ増えます。特技「酒場流喧嘩殺法」があると、筋力修正値がダメージに加わります。

  • 6レベル「」:ボーナス・アクションで投げます。投射方法や追加ダイスは付かず、通常の投擲です
  • 9レベル「」:錬金術投擲を使ったターンに、アクションを使わずもう1回投げられます
  • 10レベル「」:トグル。有効の間は錬金術投擲がボーナス・アクションになり、投げるたびに触媒ポイントを1点使います

対応するアイテムを所持品に入れた瞬間に錬金術投擲が付きます。途中導入で手持ちのグレネードが投げられないときは、一度落として拾い直します。

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レベルごとに増えるもの

特技は4、8、12、16、20レベルで、発見は合計8つ、調合法は合計17個まで増えます。

Lv得るもの
1錬金術、錬金術投擲(昇華、濃縮)、プリマ・マテリア、調合法4つ
2教義、錬金術の習熟強化、
3調合法1つ、発見2つ
4特技、教義の調合法
5(投擲のダメージと回復に1ダイス追加)、調合法2つ
6性急な投擲、教義の特徴
7教義の投射方法、調合法1つ、発見1つ
8特技、(ボーナス・アクションが1つ増える)
9追加の錬金術投擲、調合法2つ
10迅速な投擲、発見1つ
11教義の特徴、調合法1つ
12特技、(賢者の石のクエストが始まる)、発見1つ
13調合法2つ
14、教義の調合法
15精神の持久力(小休憩で触媒ポイント回復)、調合法1つ
16特技、教義の4つ目の理論、発見1つ
17調合法2つ
18(理論を全部同時に有効化)、発見1つ
19調合法1つ
20特技、(知力+4、効力が3ダイスに)、発見1つ

14レベルの「効力(強化)」は説明文が2ダイスに変わりますが、投擲の実際のダイスが2個増えるのは15レベルからです。13レベル以降は本体のレベル上限12を超えます。「Expansion Level 13-20」などレベル上限を上げるMODが要ります。

発見(Discoveries)

発見は、調合や投擲以外に働くパッシブです。14種から合計8つ選び、多くは知力修正値を別の判定に足します。

発見効果
ボーナス・アクション。分析した相手への妙技と遠隔の武器攻撃に知力修正値を足す
ボーナス・アクション。近接の呪文攻撃で朦朧1ターン。使える回数は知力修正値ぶん
ボーナス・アクション。周囲に耐久力セーヴ、失敗で幻惑1ターン
鎧なしのACが10+敏捷力修正値+知力修正値になる
最大HPが錬金術師レベル×2増える
移動速度が知力修正値m増える
錬金術投擲の射程が5m延びる
イニシアチブに知力修正値を足す
マホニックの認識知覚に知力修正値を足す。大休憩ごとに触媒ポイントを回復できる
医術に知力修正値を足す。ダウン中の味方への「援助」の回復も増える
威圧に知力修正値を足す。魅了へのセーヴに有利
看破に知力修正値を足す。恐怖へのセーヴに有利
説得に知力修正値を足す。好感度の減少を和らげ、上昇を少し増やす
精神ダメージに抵抗

3つの教義

教義は2レベルで選ぶサブクラスです。それぞれ「理論」というトグル型のパッシブを3つ持ちます。同時に有効にできるのは1つで、切り替えはボーナス・アクションです。

教義ごとに次が加わります。

  • 4、14レベル:専用の調合法
  • 6、11レベル:特徴
  • 7レベル:専用の投射方法
  • 16レベル:4つ目の理論
  • 18レベル:「反論の余地なき原則」で理論を全部同時に有効化

残酷の教義だけは、18レベルで「」以外の3つの理論が使えなくなります。MODのデータの不備で、「反論の余地なき原則」を取っても戻りません。

破壊の教義(Doctrine of Destruction)

破壊の教義の一覧図(英語)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブで、レベルごとに並ぶ
破壊の教義の一覧図(配布ページの英語版)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブ。日本語名は下の表

爆発物の投擲でダメージを出す教義です。2レベルの「」で、錬金術アイテムの投擲ダメージに知力修正値が加わります。

Lv得るもの触媒内容
42力場2d6+火2d6で押し戻す。構造物には2倍
6範囲攻撃のセーヴ時、リアクションでダメージ0にして伏せる
7呼気アイテムを飲んで7mの円錐に吐く。与えた半分を自分も受ける
11濃縮を外したとき、判定に成功すると投げたアイテムが手元に戻る
141雷鳴、力場、殴打の各2d6。中心へ引き寄せる
16理論:1追加で払うと、同じ投擲がもう1体にも当たる

2レベルで得る理論です。

  • 」:ダメージ系のアイテムを作ったターンに移動+5m
  • 」:クリティカルで触媒ポイント1点回復
  • 」:昇華の半径が2倍。濃縮は命中時に5m押し戻す

保存の教義(Doctrine of Preservation)

保存の教義の一覧図(英語)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブで、レベルごとに並ぶ
保存の教義の一覧図(配布ページの英語版)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブ。日本語名は下の表

味方の回復と防御を受け持つ教義です。2レベルの「」で、本体の癒しの水薬を錬金術投擲で投げられるようになります。

Lv得るもの触媒内容
42攻撃と回復をする「錬金術師の蔓」を3ラウンド召喚
61味方が攻撃を受けたとき、リアクションで一時HP 2d10+知力修正値
7塗布水薬の等級隣接した相手に癒しの水薬を仕込む。味方は自動で回復、敵は即死の判定
11自分と10m以内の味方に酸、火、毒の抵抗
145対象を包んで行動不能にし、毎ターン3d8回復
16理論:ターン開始時、10m以内のHP半分未満の味方が回復

「塗布」で仕込んだ水薬は、HPがその水薬で回復できる最大値を下回った瞬間に働きます。味方なら回復し、耐久力セーヴに失敗した敵なら倒れます。

2レベルで得る理論です。

  • 」:回復系のアイテムを作ると、5m以内の味方が5ターンのあいだ回復
  • 」:自分が与えた一時HPや抵抗で味方の戦闘不能を防ぐと、触媒ポイント2点回復
  • 」:昇華の回復に知力修正値ぶんの一時HPが付き、濃縮の回復に精神以外の全ダメージへの抵抗が1ラウンド付く

残酷の教義(Doctrine of Cruelty)

残酷の教義の一覧図(英語)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブで、レベルごとに並ぶ
残酷の教義の一覧図(配布ページの英語版)。上段が理論、中段が能力、下段がパッシブ。日本語名は下の表

毒と、自分の体を作り変える調合を使う教義です。2レベルの「」で、毒状態の相手への武器攻撃の命中に知力修正値が加わります。

Lv得るもの触媒内容
42飲むと5ターン、筋力と耐久力+4で武器ダメージ+1d6
6非魔法の毒に完全耐性。毒を塗った武器の攻撃がもう1回できる
7自己接種ボーナス・アクション。所持する毒を自分に注射する
11トグル。敵を倒すと死体から毒の雲が出る
145毒抵抗を奪って脆弱にし、効果が切れたときに5d12の毒ダメージ
16理論:強制進化1人型の近接攻撃にリアクションでミッドナイトを注射。セーヴに失敗した相手は暴走する

ミッドナイトは精神系の能力値が-4になり、呪文が使えず、切れると1ターン行動不能です。「自己接種」はダメージを受ける代わりにACと移動速度が上がり、歩いた跡に毒の雲が残ります。

2レベルで得る理論です。

  • 」:毒かミッドナイトを作ると一時HP
  • 」:濃縮の毒へのセーヴに不利、昇華の毒の雲が2倍持続
  • 」:15m以内でミッドナイト状態の者が敵を倒すと、触媒ポイント1点回復

残酷の教義に通常の追加攻撃はありません。「腐食の監視官」の追加攻撃は毒を塗った武器のときだけで、ほかの追加攻撃とは重なりません。

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賢者の石(クラスクエスト)

12レベルの「最高傑作」を得たあと、最初の大休憩でクインテッセンス(賢者の石の核)を受け取ります。これに4つの材料を組み合わせると賢者の石ができます。ウルティマ・マテリアは自分で作り、残り3つはアクト2の料金所、ケセリック戦、シャーの試練場の試練で手に入ります。

ヒントは荒廃した村の薬局の地下、『サーイの死霊術』のそばの宝箱にある本『最高傑作』にあります。本は無くても作れます。

材料の入手先(ネタバレ)
材料入手
ウルティマ・マテリアプリマ・マテリア2個を組み合わせる
生ける黄金アクト2の料金徴収員を倒す
死せる神のエッセンスケセリック・ソームを倒す。ムーンライズ・タワーの宝箱にもある
月の触媒シャーの試練場の試練をすべて通過する

MODを入れる前に倒した相手からは、材料は手に入りません。導入前にケセリックを倒していたときは、ムーンライズ・タワーの宝箱を探します。生ける黄金には代わりがありません。

賢者の石はアミュレットです。装備すると耐久力が最低24になり、耐久力セーヴに有利が付きます。錬金術師なら毎ターン3d8回復し、他クラスは1d8です。

」(小休憩ごと1回)は耐久力セーヴで光輝10d6を与え、失敗した相手は黄金像になります。「賢者の石を犠牲にする」は半径12mに力場10d10+40を与え、石は消えます。

追加のアイテムと装備

MOD専用のグレネードも加わります。錬金術師以外が投げることもできますが、その場合はDCが固定の通常の投擲になります。

  • ニードラー:出血させる
  • タングルフット・バッグ:足止めする
  • 酸化剤:金属鎧のACを下げる

錬金術師向けの装備も本体の商人に並びます。

  • 豊穣の手(手袋):理論で触媒ポイントを回復するたび、回復量が1点増えます。アンダーダークのオメルウムが売ります
  • 第二の眼(+3ヘビークロスボウ):命中に知力を使います。パッシブ「万人の眼」で遠隔攻撃と濃縮投擲のクリティカル閾値が1下がります。ムーンライズ・タワーでアラージ・オブロードラが売ります
  • 投擲の指輪:本体の指輪ですが、パッシブ「投擲強化」の1d4が錬金術投擲にも加わるように変わります

ファイル構成と導入

配布ファイルは「The Alchemist」の1つで、中身は Class_Alchemist_ で始まる .pak が1本です。Script Extender も前提MODも要りません。

  1. 本体を BG3 Mod Manager か Mod Organizer 2 で入れて、有効にします
  2. 日本語化パックを入れます(下の日本語化へ)
  3. キャラクター作成で「錬金術師」を選びます

途中導入はできますが、入れたあとに外すとセーブが読み込めなくなります。試すときは別のセーブで始めてください。

競合

  • 本体の酸の小ビンや錬金術師の火、癒しの水薬などのデータを書き換えるMOD。錬金術投擲が付かなくなります
  • クラス名に「Alchemist」を使う別のクラスMOD。併用は想定されていません

困ったとき

  • 錬金術投擲にアイテムが出ない
    アイテムを落として拾い直します。途中導入で商人から買った物も同じです
  • 錬金術投擲を開いたときのアイテムの並びが保存されない
    錬金術投擲が付いたり外れたりするたびに配置が作り直されるので、保存されないのが仕様です
  • 投げるまでに間がある、棒立ちになる
    古い版の独自アニメーションが原因です。MODを更新します。直らないときは、独自アニメーションを持つ別のクラスMODを疑います
  • 錬金術投擲が当たらない
    命中は知力です。筋力は射程にしか関わりません

日本語化

日本語化はこちらから。クラスの能力からアイテムと本の文章まで、1,215件を当サイトの日本語化パックで訳してあります。

教義の名前は「破壊の教義」「保存の教義」「残酷の教義」、リソースは「触媒ポイント」で出ます。

MOD導入の共通手順と、ほかのMODの一覧はおすすめMODハブにまとめています。

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【Baldur’s Gate 3】The Alchemist 導入ガイド

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この記事を書いた人

PCゲームの攻略と、MODの作成・日本語化、ロア(世界観)の解説を書いています。Morrowind の完全日本語化、TES のロア解説、Baldur's Gate 3 や Fallout: New Vegas(TTW)の日本語化、FF14 の見た目系ツールの解説など。MOD や翻訳ファイルの不具合は、各記事のコメント欄からどうぞ。

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