パラディンの誓いを足すMODを2本入れたのに、キャラクター作成で片方しか選べない。これは、2本のMODが同じ選択肢を上書きし合うために起きます。「Compatibility Framework」を入れると、入っているサブクラスを全部集めて並べ直すので、両方を選べます。
サブクラスが消える理由、入れる人の見分け方、ロード順、困ったときの直し方を書きます。
- 役目
同じクラスにサブクラスを足すMODどうしの上書きを直す。遊ぶ側の設定は要らない - 前提
Script ExtenderとCommunity Library - ロード順
Community Libraryは上、Compatibility Frameworkは一番下
Nexus Mods
Compatibility Framework

どんなMODか
サブクラスや受動効果を足すMODが、同じ所を書き換えてぶつかるのを防ぐMODです。画面に新しいメニューは出ません。効き目が見えるのは、サブクラスを選ぶ画面です。

サブクラスが1つしか出ない理由
たとえば、パラディンに「Oath of the Watchers」を足すMODと、「Oath of Glory」を足すMODを入れたとします。Compatibility Frameworkが無いと、ロード順で後に読み込んだMODの誓いしか出ません。
| 入れ方 | Oath of the Watchers | Oath of Glory |
|---|---|---|
| Oath of the WatchersのMODだけ | 出る | — |
| Oath of GloryのMODだけ | — | 出る |
| 2本とも、Compatibility Frameworkなし | 後に読み込んだ方だけ出る | 後に読み込んだ方だけ出る |
| 2本とも、Compatibility Frameworkあり | 出る | 出る |
サブクラスの選択肢は、クラスごとに「このレベルで選べるサブクラスの一覧」として1か所に書かれています。サブクラスを足すMODは、自分のサブクラスを書き足した一覧を持っていて、本体の一覧をまるごと置き換えます。2本のMODが同じ一覧を置き換えると、後から読み込んだ方の一覧だけが残り、先のMODのサブクラスは消えます。
Compatibility Frameworkは、ゲームが能力値などを読み込む時に、入っているサブクラスを全部調べてクラスごとに集めます。そして、サブクラスを選ぶレベルの一覧を「集めた全部を名前順に並べた物」に作り直します。どのMODが一覧を上書きしていても、最後にまとめ直すので全部が出ます。

ウィザードのBladesingerとChronurgy、バーバリアンのZealotとBattleragerのように、同じクラスに足す組み合わせなら同じことが起きます。足す先のクラスが違えば、一覧がぶつからないので消えません。
サブクラスのほかに合わせる物
サブクラスのほかにも、受動効果や呪文のリストを2本のMODが同じ所で書き換えると、片方が消えます。こちらは、MODの側が「何を足すか」を書いた設定ファイルを入れてある場合だけ、Compatibility Frameworkがまとめて当てます。
| 合わせる物 | たとえば |
|---|---|
| サブクラス | 同じクラスに足したサブクラス(設定ファイルが無くてもまとめる) |
| クラスの進行 | レベルごとに付く受動効果や選択肢 |
| リスト | 呪文や受動効果、装備のリストへの追加と削除 |
| 特技と種族 | 特技の中身、種族の下に付く項目 |
| そのほか | アクションの資源、背景、オリジン |
設定ファイルを用意するのはMODを作る人です。遊ぶ人は、そのMODとCompatibility Frameworkを正しいロード順で入れるだけで、何も書かなくて構いません。
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入れる人・入れなくてよい人
入れる理由になるMODが無ければ、入れても何もしません。次の表で見分けてください。
| 使うMOD | Compatibility Framework |
|---|---|
| 同じクラスにサブクラスを足すMODを2本以上 | 要る |
| 説明欄にCompatibility Frameworkが前提と書いてあるMOD | 要る(1本だけでも) |
| サブクラスを足すMODが1本だけ | 要らない |
| 違うクラスに1本ずつ足す | 要らない |
当サイトで扱っているMODでは、「5e Subclasses Combined」、「Mind Weaver」、「Inquisitor」、「2024 Purple Dragon Knight」が前提にしています。以前はサブクラスの対応だけを足すMODや「BG3 Compatibility Patcher」を一緒に入れていましたが、今は入っているサブクラスを全部拾うので要りません。
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導入方法
Script Extender(MODの機能を広げる土台のツール)とCommunity Libraryが前提です。配布の.zipの中身はCompatibilityFramework.pakとinfo.jsonです。
- Script Extenderを入れる
BG3 Mod ManagerのToolsからDownload & Extract the Script Extenderを実行する。入れ方は下の導入ハブ - Community Libraryを入れる
Nexus Modsから取り、BG3 Mod Managerに読み込んでロード順の上の方に置く - 読み込んで一番下に置く
MAINの.zipをダウンロードし、BG3 Mod Managerにそのまま読み込んで、アクティブなMODの一番下へ動かす - 書き出して起動する
Export Order to Gameを実行してからゲームを起動し、キャラクター作成でサブクラスが並ぶか見る
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ロード順
Compatibility Frameworkは、ほかのMODが読み込み終わったあとに全部をまとめます。後から読み込まれたMODの分は拾えないので、一番下に置きます。
| 位置 | 置くMOD |
|---|---|
| 上 | Community Library |
| あいだ | サブクラスや呪文、クラスを足すMOD |
| Compatibility Frameworkのすぐ上 | 誓い破りし者を消す追加ファイル(使うとき) |
| 一番下 | Compatibility Framework |
以前は、どこに置いても動くように作り替えられたこともありました。サブクラスが消える報告が続いたので、今は一番下に置く形へ戻っています。
Compatibility Frameworkが勝手に上へ動くとき
一番下へ動かしたのに、書き出すと上へ戻ることがあります。ほかのMODが、Compatibility Frameworkを前提として登録しているためで、BG3 Mod Managerが前提を先に読み込ませようとして並べ替えています。
- 並べ替えを止める
BG3 Mod ManagerのSettings→GeneralでAdd missing dependencies when exportingのチェックを外す - 一番下へ戻す
Compatibility Frameworkを一番下へ動かし直し、Export Order to Gameを実行する
誓い破りし者を消す追加ファイル
入っているサブクラスを全部並べるようになってから、パラディンの「誓い破りし者」まで最初の一覧に並ぶようになりました。誓い破りし者は、本編では誓いを破ったときになるサブクラスです。最初から選べてしまうのを消すのが、追加ファイルの「Oathbreaker Removal Patch」です。
この追加ファイルはCompatibility Frameworkに「パラディンの一覧から誓い破りし者を外す」と伝えるだけの物なので、Compatibility Frameworkより上に置きます。もう1つの追加ファイル「Example JSON Configuration」は、MODを作る人向けの設定の見本で、遊ぶ人は入れなくて構いません。
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前提MOD
| 前提 | 役目 |
|---|---|
| Script Extender | このMODの処理を動かす |
| Community Library | 共通の部品。無いと何もしない |
Community Libraryが無いと、Compatibility Frameworkは何もしません。そのときはコンソールにCommunity Library is required for Compatibility Framework to function.と出ます。Script Extenderは、BG3 Mod ManagerのToolsから入れるのが確実です。昔の名前の「SubclassCompatibilityFramework」や、「Dummies」と付いたファイルは、今は要らないので消して構いません。
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つまずきやすい点
サブクラスが1つしか出ない
同じクラスのサブクラスMODを2本入れて、まだ片方しか出ないときは、上から順に試してください。
- 一番下か確かめる
Compatibility Frameworkを一番下へ動かして書き出し直す。勝手に上へ戻るなら上の直し方 - 下に置いたMODを見る
Compatibility Frameworkより下に、クラスの進行を上書きするMODがあると、まとめ直した一覧がまた上書きされる - 前提を見直す
Community Libraryを上の方に置き、Script Extenderを入れ直す
サブクラスMODの側の書き間違いで、別のクラスに出たり消えたりすることもあります。そのときはコンソールに、そのサブクラスの名前とParent Class Description UUID is invalidが赤い文字で出ます。直すのはサブクラスMODの作者なので、そのMODの更新を待ってください。
誓い破りし者が最初から選べる・二重に出る
パラディンの最初の一覧に誓い破りし者が並ぶ、または2つ並ぶときの直し方です。追加ファイル「Oathbreaker Removal Patch」を入れ、Compatibility Frameworkより上に置きます。
追加ファイルを入れずに協力プレイで誓い破りし者を最初に選ぶと、あとから振り直せなくなります(本編の昔からの不具合)。誓い破りし者を使わないなら、追加ファイルを入れておいてください。
コンソールの黄色・赤の文字
Script Extenderのコンソール(文字が流れる黒い窓)に、起動のたびに文字が出ます。黄色の文字は、たいてい気にしなくてよい物です。
| 出る文字 | 意味 | すること |
|---|---|---|
黄色のValidation Failure | 設定の宛先のMODが入っていないだけ | 何もしなくてよい |
StatsLoaded Complete | まとめる処理が終わった知らせ | 何もしなくてよい |
Community Library is required | Community Libraryが無い | 入れて上に置く |
| 赤い文字 | 多くはほかのMODの書き間違い | 名前の出たMODを更新する |
黄色の文字の終わりにはMod Users: ignore this warning. This is for authors only.と出ます。遊ぶ人は無視してよい、MODを作る人向けの知らせ、という意味です。赤い文字にMODの名前が出ていたら、そのMODの更新を確かめてください。
キャラクター作成で出る英語の窓
キャラクター作成を始めたときに、英語の窓が出ることがあります。
The following mods are attempting to call Compatibility Framework API too late for it to take effect: <MOD名>
訳すと「次のMODはCompatibility Frameworkへの頼みが遅すぎて、反映されません」です。
Compatibility Frameworkは、能力値を読み込む時に1回だけまとめます。そのあとで頼んできたMODの分は入りません。窓に名前が出たMODのサブクラスや呪文が欠けていたら、それが原因です。直すのはそのMODの側なので、更新を待つか、作者に知らせてください。
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マルチプレイでの注意点
ホストだけでなく、参加する人も入れます。Script Extender、Community Library、サブクラスMODも全員でそろえてください。使っていないMODがModsフォルダに残っていると、マルチでつながらない原因になるので、外しておきます。
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日本語化
このMODの日本語ファイルは要りません。画面に出るのは、Script Extenderのコンソールの英語と、上に書いたキャラクター作成の窓だけで、どちらも上の表に意味を書きました。サブクラスの名前と説明は、それぞれのサブクラスMODの言葉で出ます。
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よくある質問
- サブクラスを足すMODが1本だけでも要りますか?
-
要りません。ただし、そのMODの説明欄にCompatibility Frameworkが前提と書いてあれば入れてください。
- ウィザードとパラディンに1本ずつ足すなら要りますか?
-
要りません。足す先のクラスが違えば、サブクラスの一覧はぶつかりません。
- どこに置いても動きますか?
-
動きません。後から読み込まれたMODの分を拾えないので、一番下に置きます。追加ファイルの「Oathbreaker Removal Patch」だけはCompatibility Frameworkより上です。
- 黄色の文字がたくさん出ますが、壊れていますか?
-
壊れていません。宛先のMODを入れていないという知らせで、遊ぶ人は無視して構いません。
- 遊んでいる途中で入れても大丈夫ですか?
-
避けてください。入れるのも外すのも、新しく始める周回の前にしてください。























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