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【Project Zomboid】戦利品の出方と減る仕組み

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戦利品の中身は、ゲームを始めたときではなく、棚や戸棚を初めて開けたときに、その部屋と収納の種類に合わせて決まります。ただし、日数がたつほど戦利品は少しずつ出にくくなり、まだ入ったことのない建物が荒らされた状態で出てくることもあります。長く遊ぶなら、欲しい物がある場所は早めに回るほうが確実です。

  1. 収納の中身は、世界を作ったときではなく、その収納を初めて開けた瞬間に決まる
  2. 戦利品の希少度の設定は「普通の何割」ではなく、アイテムの種類ごとに一律で掛ける倍率
  3. 日数がたつほど戦利品の出る確率が下がる。黙示録では10年かけて最大20%下がり、元の0.8倍になる
  4. まだ入っていない建物は、別の抽選で「荒らされた」状態になることがある。田舎の補正は、今のビルドでは働いていない

個々のアイテムの入手場所は「アイテム一覧」にあります。サンドボックスの各項目の意味とプリセットの比較は「サンドボックス設定」にあります。

容器の中身が決まるタイミングと抽選の仕組み

棚や戸棚などの収納(ゲームの中ではコンテナと呼ぶ物)の中身は、世界を作ったときではなく、その収納を初めて開けた瞬間に一度だけ抽選されます。同じ棚でも、置かれている部屋が違えば、中身の傾向は変わります。

教室の戸棚を開けて、拾ったアイテムの一覧が並んでいる画面
戸棚を開けて、中身のアイテムが一覧に並んでいる画面です。

ゲームの中には、部屋の種類と収納の種類ごとに「何が出るか」を決めた戦利品のリストがあります。たとえば同じ本棚でも、書店の本棚と民家の本棚では別のリストが使われます。その部屋専用のリストが無いときは、収納の種類ごとの汎用のリストか、場所を問わず使う共通のリストが代わりに使われます。

リストには、抽選を何回行うかを決める「ロール数」と、アイテムごとの「出現値」が書いてあります。出現値はそのまま出る確率ではなく、戦利品の希少度の設定などで補正されてから使われます。

1回の抽選では、リストのアイテムがそれぞれ別々に判定されます。そのため、1つの収納から何種類ものアイテムが一緒に出ることもあります。

1品目あたりの当選確率の計算

大まかには、アイテムの出現値に、その種類の希少度の倍率を掛けたものが当たりやすさです。内部では「0〜9999の乱数 < 出現値×100×種類の倍率+ゾンビ密度の加点」で判定し、さらに経過日数による倍率が掛かります。

たとえば出現値8の品目で、希少度が「普通」(倍率0.6)なら、8×100×0.6=480で、1回の抽選につき約4.8%です。

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「略奪済みの家」は経時の減少とは別の判定

長く遊んでいると、まだ自分が入ったことのない建物が、最初から誰かに荒らされた状態で出てくることがあります。すべての収納で戦利品の出る確率が少しずつ下がる「経時の減少」とは、別の仕組みです。

扉が壊れ、床に血痕が散らばった、荒れた民家の室内
扉が壊れ、床に血痕が散らばった、荒れた民家の室内です。

荒らされた建物には2種類あります。軽い方は、落書き、扉や窓の破壊、床に散らばった物といった見た目だけの変化で、収納の中身は減りません。重い方は、建物ごとの別の抽選で選ばれ、選ばれると収納の中身の約8割が消えます。

種類起きること中身
軽い方(RBTrashed)落書き、扉・窓の破壊、床に散乱減らない
重い方(RBLooted)建物の抽選に当たると起きる約8割が消える

どちらも、その建物のどこか1部屋でも、誰かが歩いて探索した時点で対象から外れます。拠点にしたい家が決まっているなら、早いうちに建物の中へ入っておくと、この抽選の対象外にできます。

荒らされる確率は「最大の確率×経過日数÷最大になる日数」(下限1%)です。黙示録の既定は最大25%、90日で最大になるので、たとえば45日目なら約12%です。

重い方は、次の建物では起きません。

  • 部屋の多い大きな建物(黙示録の既定では50部屋を超えるもの)
  • キャラクターの開始地点になる家
  • 隠し物資の地図が指す建物

「田舎の建物の略奪確率の倍率」(既定0.5)は、判定の都合で、今のビルド(42.20.2)では計算に使われていません。田舎の家だからといって、物資が多く残るわけではありません。

ゲームの中では、地域の名前が付いていないマスかどうかを確かめて、この倍率を掛けるはずでした。ところが、地域の無いマスにも汎用の地域名(General)が返るため、この倍率は計算されません。実際に使われているのは、裕福な地区の1.5倍だけです。

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経過日数で出現率そのものが下がる経時の減少

戦利品の出る確率は、世界の経過日数が増えるほど下がっていきます。この減少は収納を開けて抽選するたびに掛かる倍率で、収納の種類を問わず掛かります。

ここでいう経過日数には、遊んだ日数だけでなく、始めるときに決める「黙示録からの経過月数」も含まれます。計算は「世界の経過時間(時間)÷24」に「(黙示録からの経過月数−1)×30」を足したものです。数か月後から始めると、その分だけ減少が進んだ状態で始まります。

経時の減少の計算

下がる割合は「最大の減少率×経過日数÷最大になる日数」です。黙示録の既定は最大20%、3650日(10年)で最大になります。

たとえば1年(365日)で約2%、5年(1825日)で約10%、10年で上限の20%下がります。出る確率の倍率は「1−減少率÷100」なので、10年たっても0.8倍は残ります。

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アイテムの分類と戦利品の希少度設定が当選確率を決める仕組み

戦利品の希少度の設定は、アイテムが属する種類(カテゴリ)ごとの倍率として、その種類の全部のアイテムに一律で掛かります。種類の一覧と黙示録の値は「サンドボックス設定」にあります。

アイテムの種類は、決まった順番(医療、工具、食料、弾薬、近接武器、遠距離武器、鍵…)で上から確かめて、最初に当てはまった種類になります。ふつうに遊ぶぶんには順番まで覚える必要はありませんが、見た目から想像する種類と、実際に使われる設定が違うアイテムがあります。

鍵と弾薬の判定は、「中に物を入れられるアイテム」(バッグなどの容器)の判定より先にあります。そのため、中に物を入れられる鍵のアイテムでも、容器ではなく鍵の倍率で出るかどうかが決まります。

種類の倍率が0なら、その種類のアイテムは1つも出ません。発電機だけは、この倍率とは別の古い係数で決まります。詳しい使い方は「発電機の使い方」にあります。

希少度を無視するジャンク枠

収納には、ふつうのリストとは別に、ガラクタ用の抽選(ジャンク枠)が付いています。画面に出る分類名ではなく、戦利品を作るときの別枠です。このガラクタの抽選は、出現値が常に1.4倍され、希少度の設定を無視して倍率1.0で抽選されます。

つまり、戦利品の希少度を「無し」に近づけても、ガラクタの出やすさだけは変わりません。

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ゾンビの密度とロール数で変わる当選確率

1つの収納から出るアイテムの数は、抽選の回数(ロール数)で変わります。実際のロール数は「元のロール数×ロール数倍率(既定1.0)」です。この倍率を上げれば、希少度を変えなくても、出るアイテムの数だけを増やせます。

黙示録の既定では、ゾンビの多い場所だからといって戦利品が増えることはありません。「ゾンビ人口による戦利品への影響」の設定が0で、ゾンビ密度による上乗せが無いためです。

この設定を0より大きくすると、周りのゾンビの密度(上限8)にこの設定の値を掛けた数が、判定の値に足し算で加わります。ただし、ガラクタの抽選には、この上乗せは加わりません。

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戦利品がリスポーンする条件

戦利品のリスポーン(一度漁った収納に、時間がたつと中身が足される仕組み)は既定でオフで、オンにしても対象は限られます。対象は町とトレーラーパークの収納だけで、森や農場の収納はいつまでも補充されません。

対象になる対象にならない
町・トレーラーパークの収納 森・農場の収納
探索済みで、略奪済みの収納 自分で作った収納、堆肥箱、死体
中身がリスポーンの最大数(既定5個)より少ない収納 車の収納

「略奪済み」の印は、開けて眺めただけでは付かず、中から1つでも取り出した瞬間に付きます。補充は中身の入れ替えではなく追加で、補充したあとは印が外れます。そのため、もう一度中から取り出さない限り、次の補充の対象にはなりません。

補充されたアイテムは、作られたばかりの状態(経過日数0)です。食べ物も、長く置かれていた物としては出てきません。同時に、その建物の鍵が出たかどうかの記録も元に戻ります。

「建設によるアイテムリスポーンの阻止」は既定でオンです。建築、バリケード、配管、家具の移動、罠の設置などをしたゾーンは、リスポーンそのものが止まります。

「戦利品のリスポーン防止」(既定0)を0より大きくすると、その時間内に訪れたゾーンは補充されません。たとえば24にすると、丸1日以上だれも見ていないゾーンだけが補充の対象になります。

拠点として手を加えた場所の収納には、補充を期待しないほうが無難です。

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戦利品が出やすい部屋(銃器店、書店、大学図書館ほか)

欲しい物が決まっているなら、どの種類の建物や部屋に置かれやすいかを知っておくと、探す場所をかなり絞れます。上級のスキル本と発電機の関連品は、次の部屋にまとまっています。

銃器店の店内。棚に本が並び、ガラスケースが置かれている
銃器店の店内。棚に本が並び、ガラスケースが置かれています。
部屋当たりの中身
家電店のロッカー電気工学の本IV・V、雑誌: 発電機の使い方雑誌『発電機の使い方』、箱に入った発電機
書店のスキル本の棚ほぼ全スキルの本IV・Vが、必ず出る設定で並ぶ
大学図書館本が最低2冊入る設定で、ほぼ全スキルの本IV・Vが出る
大学倉庫本III〜Vがほぼ専用
質屋上位のスキル本と銃のケースが同じ棚にある
銃器店の展示拳銃、猟銃、散弾銃が、それぞれ1〜12丁の範囲で出る
軍の備蓄倉庫の軍事ロッカーアサルトライフルの出現値が20

倉庫、工場、物置は工具と資材を探す場所で、本や銃を期待する部屋ではありません。

ゴミ箱とデスクに上級本は無い

ゴミ箱のガラクタの抽選には、スキル本の巻1・巻2と雑誌: 発電機の使い方雑誌『発電機の使い方』も入っています。ただし出現値は1冊あたり0.0005〜0.005とごく小さく、探す先として期待できる確率ではありません。巻3より上と銃は、1つも入っていません。

机とサイドテーブルの雑貨にスキル本は入りません。クローゼットの雑貨にも巻1・2は低い確率で入りますが、巻4・5はほぼ出ません。

目当ての物が出やすい部屋を先に回れば、ゴミ箱を漁る時間を省けます。

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ゾンビの死体から出る戦利品

ゾンビの死体の持ち物は、そのゾンビの服装ごとの専用のリストから決まります。警察の服装なら、警察のリストに、誰でも持っている男女共通のリストを重ねて抽選します。背負っているバッグにも、服装ごとのリストで中身が入ります。

財布やパスポート、身分証明証、ドッグタグなど20品目は、出た瞬間に、そのゾンビの生前の名前が付きます。財布財布やパスポートパスポートの持ち主の名前が、そのまま所持品の表示に出ます。

白骨化した死体は、持ち物の抽選そのものがありません。欲しい装備を着たゾンビを倒したら、死体を長く放っておかず、早めに持ち物を確かめましょう。

体に刺さって見える武器は、飾りではなく、倒せば抜き取れる本物です。ゾンビがナイフや槍などを刺した状態で出てくる判定があり、黙示録の既定ではこの判定の確率が1体につき6%です。刺さる武器の一部は、世界の経過日数が条件になっています。たとえば腹に槍が刺さったゾンビは30日目から、手作りの粗い槍や骨の槍が刺さったゾンビは60日目から現れます。

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困ったら

洗濯機やゴミ箱にあるアイテムは、何か特別な状態で出ますか。

洗濯機の服は50%が濡れ、50%が汚れた状態で出ます。ゴミやゴミ箱の食べ物は、出た瞬間に75%が調理済みか焦げに、95%が腐ったか期限切れにされ、さらに25〜75%かじられた状態になります。

店の品物と家の中の物で、状態は違いますか。

違います。ライター、マッチ、スプレー塗料、タバコのような残量のあるアイテムは、家の収納では8割が使いかけで出ますが、店の棚では使いかけにならず、新品のまま出ます。店に並んでいるバッグやケースは、中身が空で出ます。

新聞は毎回同じ紙面ですか。

新聞は、拾った地域の地方紙になります。出た瞬間にそのマスの地域を見て、地域ごとの新聞名のリストから選ばれるので、町によって新聞の題が変わります。

拠点にしている家の収納が、しばらくすると増えていました。なぜですか。

戦利品のリスポーンをオンにすると、町の探索済みで略奪済みの収納に、決めた時間ごとに補充が入ります。既定はオフです。

建物の鍵の出現もこの抽選と同じ仕組みですか。

鍵は、容器より先に鍵の種類として判定されるので、鍵の倍率で出るかどうかが決まります。リスポーンがオンのときは、補充のたびに鍵が出たかどうかの記録も元に戻ります。

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PCゲームの攻略と、MODの作成・日本語化、ロア(世界観)の解説を書いています。Morrowind の完全日本語化、TES のロア解説、Baldur's Gate 3 や Fallout: New Vegas(TTW)の日本語化、FF14 の見た目系ツールの解説など。MOD や翻訳ファイルの不具合は、各記事のコメント欄からどうぞ。

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