死体病は、周囲の死体が6体を超えた時点から食中毒を引き上げます。フィルターの生きたガスマスクなら、防御力100で進行を完全に止められます。
- 死体病は周囲の死体が6体を超えると始まり、狂気設定なら普通のおよそ
14倍の速さです - フィルターが生きているガスマスクなら、死体病防御
100で進行を完全に止められます - 冬(季節名Winter)のあいだは、死体によるウジムシの生成場所の設定に関わらずウジが湧きません
- 風邪の回復には、室内、濡れ
0、低体温でない、疲労0.5以下、空腹と渇き0.25以下をすべて同時に満たす必要があります
関連する数値は、ほかの記事で扱っています。
- ゾンビに噛まれたときの感染確率はゾンビ感染の確率と治療の有無にあります
- 体温と濡れの計算は冬の寒さ対策にあります
- 毒と食中毒の治療は薬と傷の治療にあります
死体が消えるまでの時間と骨化の抽選
Apocalypseの既定では、死体は216時間で自動的に削除されます。腐敗は72時間ごとに3段階で進み、最終段階に達した死体の7分の1(およそ14%)だけが骨になります。
| 経過時間(既定216時間換算) | 起きること |
|---|---|
| 0〜72時間 | 腐敗の第1段階 |
| 72〜144時間 | 腐敗の第2段階 |
| 144〜216時間 | 腐敗の第3段階(最終)。ここで7分の1が骨化する |
| 216時間 | 骨にならなかった約86%はここで削除される |
| 216〜288時間 | 骨化した約14%はここまで残り、288時間で削除される |
既定の216時間なら、腐敗1段階はその3分の1にあたる72時間です。動物の死体なら4分の1の54時間になります。
腐敗が進んでも、骨にならなければ216時間で確実に消えます。骨化の抽選だけ気に留めておけば十分です。
死体病が始まる条件と数える範囲
死体病(corpse sickness)は、周囲の死体数が5体を超えて6体以上になった時点から、食中毒を毎ティック引き上げます。式は0.0015 × サンドボックス係数 × min(死体数-5, 20)です。
| 設定(腐敗した死体による健康への影響) | 係数 | 6体のとき | 25体のとき |
|---|---|---|---|
| 無効 | 0倍 | 0 | 0 |
| 弱い | 0.01倍 | 0.000015 | 0.0003 |
| 普通(既定) | 0.07倍 | 0.000105 | 0.0021 |
| 強い | 0.11倍 | 0.000165 | 0.0033 |
| 狂気 | 1.0倍 | 0.0015 | 0.03 |
たとえば普通設定(0.07倍)なら、6体で0.000105、25体で0.0021まで進みます。狂気設定(1.0倍)では同じ条件で6体0.0015、25体0.03に達し、普通設定のおよそ14倍の速さです。
「周囲」は、自分のいるZ階層の3×3チャンク(約24×24マス)を指します。屋外にいれば屋外の死体、屋内ならその建物内の死体だけを数えます。

死体を5体以下に抑えておけば、腐敗した死体による健康への影響の設定を気にする必要はありません。
ガスマスクで防ぐ死体病
死体病防御(getCorpseSicknessDefense)は、装着中の防具の中で最大値を1つだけ採用します。重ね着しても加算されません。
素の衣類にも死体病防御を持つものがあり、
布切れのバンダナは一律25です。

| 装備 | 死体病防御 | 条件 |
|---|---|---|
布切れのバンダナ | 25 | 常に(衣類の値) |
| 0 | フィルターが尽きている | |
即席のガスマスク | 85 | フィルターが生きている間 |
ガスマスク | 100 | フィルターが生きている間 |
SCBA(稼働中) | 100 | フィルター残量に関係なく即座に |
フィルターが生きているマスクの防御力は、即席85 → 正規100 → 稼働中のSCBAは即座に100という並びで上がります。この防御力は rate ×= max(0, 1 – defense/100) という形で死体病の進行速度にかかり、防御力100は進行を完全に打ち切ります。
フィルターの残量を切らさなければ、正規のガスマスクは死体病を防具だけで打ち切れます。
病気がち、快活、野外活動愛好家の倍率
衣服の防御を通ったあとの死体病の進行速度には、快活で0.75倍、病気がちで1.25倍がかかります。野外活動愛好家はこの倍率に関与しません。
特性コストは
病気がちが−4(選ぶと点が戻る)、
快活が4(表示は+4点)、
野外活動愛好家が2です。ゾンビに噛まれたときの感染確率に、この2特性は関与しません。感染の確率としきい値は別記事「ゾンビ感染の確率と治療の有無」にあります。
野外活動愛好家には、風邪と死体病以外の副次効果もあります。
- 木立を走り抜けたときに服へ穴が開く抽選は、分母が
50(走行中30)から100(走行中80)に上がり避けやすくなる - 銃撃時の風雨ペナルティは、持たない場合の
1.5倍に対して1.0倍のまま - 採集では視認
+0.4に加え、動物、ベリー、キノコ、薬用植物、野生植物、野草の6カテゴリへ+5%が付く - BBQグリルの焚き付けは、着火しやすく破損しにくくなる
ハエの音と絵が出る条件とろう者の注意点
死体に集るハエの音と絵は、死体病の進行速度が0.0015を超えたときに出ます。普通の設定なら、目安は同じ建物か屋外3×3チャンクに20体以上です。
冬にウジが湧かない理由
死体によるウジムシの生成場所には3段階あります。1は死体とその周辺、2は死体だけ、3は無効です。
この判定は、カレンダーの月ではなく気候側の季節名(ClimateManager.getSeasonName())を直接見ています。冬(季節名Winter)のあいだは、設定に関わらずウジが湧きません。
夏のボーナスは季節名Summerと比較しますが、実際の季節名はEarly Summerまでしかありません。夏の3分の1はこの名前のズレでボーナスが働かず、春、初夏、秋はこのボーナスの5分の1の倍率で動きます。

ウジを避けたいだけなら、設定を触らなくても冬のあいだは自然に湧きません。
風邪の前兆と回復できる環境
風邪は、肌が冷えて濡れている状態が続くと前兆値が溜まり、100に達した瞬間に発症します(初期強度20)。
次をすべて同時に満たすと、発症後の風邪は回復側の計算に切り替わります。
- 室内にいる
- 濡れのムードルが
0 - 低体温になっていない
- 疲労が
0.5以下 - 空腹と渇きがどちらも
0.25以下
前兆の溜まりは病気がち×1.7、快活×0.45、野外活動愛好家×0.25です。発症後の回復は、回復できる環境で病気がち×0.5・快活×1.5です。回復できない環境の悪化では、病気がち×1.2・快活×0.8がかかります(対象はこの2特性だけです)。
死体の処理と病気を避ける実践
死体を引きずっているあいだは、常に0.3ぶんの不快感が加算され続けます。人間の死体は解体できず、フックに掛けられるのは動物だけです。
墓は1つにつき5体まで埋められます。ゴミ箱、木箱、ロッカー、冷凍庫、冷蔵庫など決まった種類のコンテナにも収納できます。死体1体につき固定20kg相当の空きが要ります。
コンテナに入れた死体は、地面から消えるので死体病の数にもハエの判定にも入りません。
数を早く減らしたいだけなら、埋めるより手近な容器へ入れるほうが早く済みます。
死体まわりのサンドボックス設定一覧
死体と病気に関わるサンドボックス設定は、ゲーム内の日本語表記で次のとおりです。
| 設定(日本語表記) | 選択肢 | 変わること |
|---|---|---|
| 死体が削除されるまでの時間 | 数値(時間) | 0以下で死体が永久に消えない。正の値なら腐敗1段階はその3分の1(動物は4分の1) |
| 腐敗した死体による健康への影響 | 無効/弱い/普通(既定)/強い/狂気 | 死体病の係数(0/0.01/0.07/0.11/1.0倍) |
| ゾンビの健康への影響 | オン・オフ(既定オフ) | オンで生きたゾンビも死体病の数に加わる |
| 死体によるウジムシの生成場所 | 死体とその周辺/死体のみ/無効 | ウジの湧く範囲。冬(季節名Winter)はこの設定に関わらず湧かない |
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