ヒーラーで味方を回復するとき、ふつうはターゲットを味方に替えて技を出し、またボスに選び直します。マウスオーバーマクロを使うと、味方にカーソルを重ねてキーを押すだけで、ボスを選んだまま技が出せます。
マウスオーバーマクロは、/acと/miconの2行で書く
マウスオーバーマクロは、技の名前のうしろに<mo>を付けた1行で作れます。白魔道士のケアルラなら、次の2行です。
/ac ケアルラ <mo>
/micon ケアルラ
1行目の/acは、技を出すコマンドです。/actionを短くした書き方で、どちらで書いても同じです。<mo>は「今カーソルが重なっている相手」という意味で、この行が実行された瞬間にカーソルの下にいる味方へ、ケアルラが出ます。
2行目の/miconは、ホットバーに置いたマクロのアイコンを、ケアルラの絵にする行です。この行があると、マクロのアイコンにもリキャストタイムが出ます。無いと、アイコンはマクロ管理で選んだ絵のままで、技がもう一度使えるかどうかが見えません。
作り方は、マクロ管理に書いてホットバーに置くだけ
マクロのアイコンを、数字キーなどを割り当てたホットバーの枠までドラッグします。
自分のキャラクターにカーソルを重ねて、そのキーを押します。自分に技が出れば、正しく書けています。
キャラクターマクロと共通マクロの違いや、作れる数の上限は、マクロの作り方の記事にまとめています。
押すときは、カーソルを味方に重ねたままキーで押す
マウスオーバーマクロは、ホットバーをマウスでクリックして押すと働きません。クリックしようとカーソルをホットバーへ動かした時点で、カーソルが味方から離れるからです。キーボードでキーを押し、マウスのカーソルは味方に重ねたままにしておきます。
カーソルを重ねる先は、画面のキャラクターでも、パーティリストの名前でもかまいません。味方どうしが重なって見分けにくいときは、パーティリストの名前に重ねると、狙いを外しにくくなります。
相手は詠唱が始まった時点で決まるので、詠唱中はカーソルを次の味方へ動かしてかまいません。反対に、カーソルが誰にも重なっていないときに押すと、狙った味方には技が出ません。
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代名詞で、技を出す相手を書いておける
代名詞は、<t>のように山かっこで囲んだ記号で、マクロを実行したときの相手に置き換わります。たとえば<2>と書けば、パーティリストの2番目の人に技が出ます。<mo>も、この代名詞の1つです。相手をマクロに書いておけるので、押す前にターゲットを選び直す手間がなくなります。


| 代名詞 | 指す相手 | 戦闘での使い道 |
|---|---|---|
<t> | 今選んでいる相手 | 選んだ味方や敵に出す |
<tt> | ターゲットが狙っている相手 | ボスを選んだまま、ボスが狙う人に出す |
<me> | 自分 | 自分に出す、自分の足元に置く |
<1>〜<8> | パーティリストの上からの番号 | <2>でもう1人のタンクに出す |
<mo> | カーソルを重ねている相手 | 味方を選ばずに、回復や守りの技を出す |
<f> | フォーカスターゲット | 見張っている相手に出す |
<attack1> | 攻撃1のマーカーの相手 | マーカーの敵をターゲットする |
<1>は自分です。パーティリストは初期設定ではタンクから並ぶので、8人のパーティでタンクの自分から見ると、<2>がもう1人のタンクです。代名詞をチャットの文に入れると、相手の名前に変わります。
<mo>は、カーソルを重ねた相手に出す
<mo>(マウスオーバー)は、その行を実行したときにカーソルが重なっている相手です。敵に重ねれば敵が、倒れた味方に重ねればその味方が相手になります。蘇生の魔法も、倒れた味方のキャラクターかパーティリストの名前に重ねて押します。
/ac レイズ <mo>
/micon レイズ
<mo>はカーソルを使うので、マウスで遊ぶ人向けです。パッドで遊ぶ人は、<2>のようなパーティリストの番号で書きます。相手ごとにマクロを分けて作りますが、シャークのように出す相手がいつも同じ技なら、1つで済みます。
地面に置く技は、相手の足元かカーソルの位置へすぐ置ける
グラウンドターゲット(地面に置く技)は、ふだんは技のボタンを押すと地面に円が出て、置きたい場所でもう一度押して決めます。/acの行に代名詞を付けると、この2回目の操作を飛ばして、技をその相手の足元にすぐ置きます。gtoffを付けると、技を今のカーソルの位置にすぐ置きます。


/ac アサイラム <t>
/micon アサイラム
<t>なら選んでいる相手の足元、<me>なら自分の足元、<mo>ならカーソルを重ねた味方の足元です。地面に置く技には、アサイラム、リタージー・オブ・ベル、野戦治療の陣、アーサリースター、縮地などがあります。
深く調べた技術的な仕様:代名詞の細かい決まり
代名詞の多くには、長い書き方もあります。<t>は<target>、<mo>は<mouse>、<f>は<focus>、<me>は<0>でも同じです。
| 代名詞 | 指す相手 | 使い道 |
|---|---|---|
<lt> | 1つ前に選んでいた相手 | 前の相手に戻す |
<le> | 最後に選んだ敵 | 敵に戻す |
<la> | 最後に自分を攻撃した敵 | 攻撃してきた敵を狙う |
<bind1>〜<stop2> | 足止めと禁止の印の相手 | 印の付いた敵を狙う |
<pet> | 自分のペット | ペットに出す |
<c> | 呼び出しているバディ | チョコボに出す |
チャットの文に入れると値に変わる代名詞もあります。<hpp>は自分のHPの残り(%)、<thpp>はターゲットのHPの残り(%)、<pos>は自分のいるエリアと座標です。
<se.1>〜<se.16>をパーティのチャットに入れると、仲間全員に音が鳴ります。/echoに入れると自分だけに鳴ります。
地面に置く技の/actionに代名詞やgtoffを付けると、置く場所を選ぶ手順を飛ばします。gtoffはパッチ6.0で入り、/actionのほか/generalaction、/pvpaction、/fieldmarkingでも使えます。
パーティリストの並びは、キャラクターコンフィグの「パーティリストの並べ替え設定」か、/partysortで変わります。並びを変えると、<2>の相手も変わります。
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不発を減らすなら、/acを13行並べて/miconを最後に書く
ホットバーの技は、前の技の動きが終わる少し前に押しても、押したことを覚えておき、出せるようになった瞬間に出してくれます。これを先行入力といいます。マクロから出す技には、この先行入力がありません。前の技の動きの途中でマクロを押すと、技は出ないまま終わります。
そこで、海外の上級者のガイドと同じく、/acを13行並べた次の15行の形で書きます。マクロに書けるのは15行までなので、ちょうど上限いっぱいです。


| 行 | すること | わけ |
|---|---|---|
| 1行目 | /merror offでエラーの文を止める | 並べた行が出そこなうたびに、ログにエラーの文が出るのを防ぐ |
| 2〜14行目 | 同じ/acを13回出そうとする | 前の技の動きが終わった次の行で、技が出る |
| 15行目 | /miconでアイコンを出す | どの行に書いても働くので、最後に置いて技の行を先に進める |
マクロの行は、画面の1コマに1行ほどの速さで進みます。13行並べると、マクロは60fpsなら0.2秒ほどのあいだ、毎コマ同じ技を出そうとし続けます。技が出たあとの行は、たいていその技の動きの止まりの中に来るので、2回目は出ません。
技を出したあとの動きの止まりは、0.5秒ほどです。前の技を出した直後にマクロを押すと、13行とも止まりの中に入り、技が出ないことがあります。出なかったら、もう一度押します。


13行の形でも、ホットバーの先行入力ほど確実には出ません。マウスオーバーのマクロを作っても、ふつうの技のボタンもホットバーに残しておきます。自分やターゲット中の相手に出すときは、ふつうの技のボタンで押します。
ケアルラやレイズのようなGCDの魔法のマクロは、GCDが回り切る前に押しても、技が出ません。13行の形なら、回り切る0.2秒ほど前から押せば出ます。攻撃の魔法は、マクロにせずホットバーで押します。
迅速魔と蘇生を1つにまとめる書き方や、<mo>が外れたときに<t>へ逃がす書き方は、別の不発のもとになります。わけはマクロで技が出ないときの記事にまとめています。
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ジョブ別:マウスオーバーで出せる技の一覧
味方を相手にできる技と、地面に置く技を、ゲームのデータから全部ひろいました。上位の技に替わって使えなくなる物は外しています。表のLvは、その技を覚えるレベルです。
竜騎士・侍・リーパー・機工士・ピクトマンサーには、味方を相手にする技がありません。忍者は、地面に置く縮地だけです。
全部をマクロにする必要はありません。ボスを選んだまま味方に出したい技だけを、マクロにします。ヒーラーなら1人用の回復と蘇生、タンクならシャークと味方を守る技から作ると、使う場面が多く、ターゲットを替える手間がいちばん減ります。
表の「15行をコピー」を押すと、不発を減らす15行のマクロがコピーされます。マクロ管理の本文の欄に貼り付ければ、そのまま使えます。
地面に置く技は、カーソルの位置に置くgtoffで書いています。自分の足元に置きたいときは、gtoffを<me>に、重ねた味方の足元に置きたいときは<mo>に替えます。シャークは、もう1人のタンクに出す<2>で書いています。
タンクは、もう1人のタンクへのシャークと守りの技
タンクのマクロは、もう1人のタンクへのシャークと、味方を守る技です。シャークを出す相手はほぼいつももう1人のタンクなので、<mo>ではなく<2>で書きます。パーティリストの並びを変えている人は、もう1人のタンクの番号に書き換えます。
/ac シャーク <2>
/micon シャーク
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| シャーク タンク共通 | Lv48 | /ac シャーク <2> | 敵視をもう1人のタンクへ移す |
| かばう ナイト | Lv45 | /ac かばう <mo> | 味方の受ける攻撃を代わりに受ける |
| クレメンシー ナイト | Lv58 | /ac クレメンシー <mo> | ヒーラーが倒れたときに回復する |
| インターベンション ナイト | Lv62 | /ac インターベンション <mo> | 味方の受けるダメージを減らす |
| 原初の猛り 戦士 | Lv76 | /ac 原初の猛り <mo> | 味方の受けるダメージを減らし、回復する |
| ブラックナイト 暗黒騎士 | Lv70 | /ac ブラックナイト <mo> | 味方にバリアを張る |
| オブレーション 暗黒騎士 | Lv82 | /ac オブレーション <mo> | 味方の受けるダメージを減らす |
| オーロラ ガンブレイカー | Lv45 | /ac オーロラ <mo> | 味方のHPを少しずつ回復する |
| ハート・オブ・コランダム ガンブレイカー | Lv82 | /ac ハート・オブ・コランダム <mo> | 味方の受けるダメージを減らし、回復する |
ヒーラーは、回復と蘇生をマウスオーバーで、設置の回復を足元に
ヒーラーは、マウスオーバーにできる技がいちばん多いロールです。1人用の回復と蘇生は<mo>で、地面に置く回復は、カーソルの位置に置くgtoffか、自分の足元に置く<me>で書きます。味方が集まっている所にカーソルを向けて置くならgtoff、自分が味方の真ん中に立っているなら<me>で、すぐに置けます。
/ac アサイラム gtoff
/micon アサイラム
エスナ(Lv10)は弱体を消す技、救出(Lv48)は味方を自分の所へ引き寄せる技です。どちらもヒーラー共通で、<mo>で書けます。
白魔道士のマウスオーバーの技
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| ケアル 白魔道士 | Lv2 | /ac ケアル <mo> | 味方1人を回復する |
| レイズ 白魔道士 | Lv12 | /ac レイズ <mo> | 倒れた味方を起こす |
| ケアルラ 白魔道士 | Lv30 | /ac ケアルラ <mo> | 味方1人を回復する |
| リジェネ 白魔道士 | Lv35 | /ac リジェネ <mo> | 味方のHPを少しずつ回復する |
| ベネディクション 白魔道士 | Lv50 | /ac ベネディクション <mo> | 味方のHPを全部回復する |
| ハート・オブ・ソラス 白魔道士 | Lv52 | /ac ハート・オブ・ソラス <mo> | リリーを使って1人を回復する |
| テトラグラマトン 白魔道士 | Lv60 | /ac テトラグラマトン <mo> | アビリティで1人を回復する |
| ディヴァインベニゾン 白魔道士 | Lv66 | /ac ディヴァインベニゾン <mo> | 味方にバリアを張る |
| アクアヴェール 白魔道士 | Lv86 | /ac アクアヴェール <mo> | 味方の受けるダメージを減らす |
| アサイラム 白魔道士 | Lv52 | /ac アサイラム gtoff | 味方が集まる所に置く |
| リタージー・オブ・ベル 白魔道士 | Lv90 | /ac リタージー・オブ・ベル gtoff | 味方が集まる所に置く |
学者のマウスオーバーの技
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| フィジク 学者 | Lv4 | /ac フィジク <mo> | 味方1人を回復する |
| リザレク 学者 | Lv12 | /ac リザレク <mo> | 倒れた味方を起こす |
| 鼓舞激励の策 学者 | Lv30 | /ac 鼓舞激励の策 <mo> | 回復とバリアを付ける |
| 生命活性法 学者 | Lv45 | /ac 生命活性法 <mo> | エーテルフローを使って1人を回復する |
| 展開戦術 学者 | Lv56 | /ac 展開戦術 <mo> | 付けたバリアを周りに広げる |
| 深謀遠慮の策 学者 | Lv62 | /ac 深謀遠慮の策 <mo> | HPが減ったときに回復する |
| エーテルパクト 学者 | Lv70 | /ac エーテルパクト <mo> | フェアリーが回復し続ける |
| 生命回生法 学者 | Lv86 | /ac 生命回生法 <mo> | 最大HPと受ける回復を上げる |
| 野戦治療の陣 学者 | Lv50 | /ac 野戦治療の陣 gtoff | 味方が集まる所に置く |
占星術師のマウスオーバーの技
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| ベネフィク 占星術師 | Lv2 | /ac ベネフィク <mo> | 味方1人を回復する |
| アセンド 占星術師 | Lv12 | /ac アセンド <mo> | 倒れた味方を起こす |
| ディグニティ 占星術師 | Lv15 | /ac ディグニティ <mo> | HPが減った味方ほど大きく回復する |
| ベネフィラ 占星術師 | Lv26 | /ac ベネフィラ <mo> | 味方1人を回復する |
| アスペクト・ベネフィク 占星術師 | Lv34 | /ac アスペクト・ベネフィク <mo> | 味方のHPを少しずつ回復する |
| シナストリー 占星術師 | Lv50 | /ac シナストリー <mo> | 1人用の回復をつないだ味方にも届ける |
| 星天交差 占星術師 | Lv74 | /ac 星天交差 <mo> | 回復とバリアを付ける |
| エクザルテーション 占星術師 | Lv86 | /ac エクザルテーション <mo> | 受けるダメージを減らし、あとで回復する |
| アーサリースター 占星術師 | Lv62 | /ac アーサリースター gtoff | 味方が集まる所に置く |
賢者のマウスオーバーの技
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| ディアグノシス 賢者 | Lv2 | /ac ディアグノシス <mo> | 味方1人を回復する |
| カルディア 賢者 | Lv4 | /ac カルディア <mo> | 攻撃で回復する相手を決める |
| エゲイロー 賢者 | Lv12 | /ac エゲイロー <mo> | 倒れた味方を起こす |
| イカロス 賢者 | Lv40 | /ac イカロス <mo> | 味方や敵のところへ跳ぶ |
| ドルオコレ 賢者 | Lv45 | /ac ドルオコレ <mo> | アダーを使って1人を回復する |
| タウロコレ 賢者 | Lv62 | /ac タウロコレ <mo> | 回復し、受けるダメージを減らす |
| ハイマ 賢者 | Lv70 | /ac ハイマ <mo> | 張り直すバリアを付ける |
| クラーシス 賢者 | Lv86 | /ac クラーシス <mo> | 受ける回復を増やす |
DPSは、味方に付ける技、跳ぶ技、蘇生の魔法
DPSのマクロは、味方に付ける技と、味方のところへ跳ぶ技です。跳ぶ技は、敵を選んだまま味方のところへ移りたいときに使います。召喚士と赤魔道士は、回復と蘇生の魔法も<mo>で書けます。
/ac エーテリアルステップ <mo>
/micon エーテリアルステップ
| 技 | 覚える | 推奨のマクロ | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| 抜重歩法 モンク | Lv35 | /ac 抜重歩法 <mo> | 味方や敵のところへ跳ぶ |
| 蛇行 ヴァイパー | Lv40 | /ac 蛇行 <mo> | 味方や敵のところへ跳ぶ |
| 縮地 忍者 | Lv40 | /ac 縮地 gtoff | 跳んで行きたい場所へ跳ぶ |
| 時神のピーアン 吟遊詩人 | Lv35 | /ac 時神のピーアン <mo> | 味方の弱体を消す |
| 地神のミンネ 吟遊詩人 | Lv66 | /ac 地神のミンネ <mo> | 味方の受ける回復を増やす |
| クローズドポジション 踊り子 | Lv60 | /ac クローズドポジション <mo> | ダンスパートナーを決める |
| エーテリアルステップ 黒魔道士 | Lv50 | /ac エーテリアルステップ <mo> | 味方のところへ跳ぶ |
| フィジク 召喚士 | Lv4 | /ac フィジク <mo> | 味方1人を回復する |
| リザレク 召喚士 | Lv12 | /ac リザレク <mo> | 倒れた味方を起こす |
| ヴァルケアル 赤魔道士 | Lv54 | /ac ヴァルケアル <mo> | 味方1人を回復する |
| ヴァルレイズ 赤魔道士 | Lv64 | /ac ヴァルレイズ <mo> | 倒れた味方を起こす |



















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