FF14のマクロは、チャット欄に打つ命令(テキストコマンド)を最大15行まとめて、1つのボタンで実行する機能です。システムメニューの「マクロ管理」で作り、技と同じようにホットバーに置いて使います。
- マクロは「システムメニュー」の「マクロ管理」で作る。チャットの入力欄に
/macrosと打っても、マクロ管理が開く - 最初の1本は
/echoで試す。このマクロを押しても技は出ず、自分にだけ見える文がログに出る - キャラクターマクロと共通マクロは、100個ずつ作れる。1つのマクロに15行まで書ける
- 技は
/acで出し、相手は<t>や<mo>などの代名詞で書く - ウェイトは
1秒刻みで、最大60秒。小数は使えない
マクロは「マクロ管理」で作り、ホットバーに置いて使う
マクロは、メインコマンドの「システムメニュー」にある「マクロ管理」で作ります。作ったマクロは、技と同じようにホットバーに置いて使います。
メインコマンドの「システムメニュー」から「マクロ管理」を選びます。チャットの入力欄に/macrosと打っても、マクロ管理が開きます。
上のタブで「キャラクターマクロ」か「共通マクロ」を選び、空いている番号を選びます。
名前は20字まで。本文には、1行に1つずつテキストコマンドを書きます。
マクロのアイコンを、ホットバーまでドラッグします。パッドでは「パッドマウスモード」に切り替えると、同じ操作ができます。
ホットバーに置いたマクロのアイコンには、技と見分けるための印が付きます。パッドマウスモードは、PS5ならL1+R3で切り替えます。
最初の1本は、/echoで試す
初めて作るなら、/echoの1行だけのマクロで試します。/echoの文は自分にしか見えず、技も出ません。
/echo マクロが動きました
ホットバーに置いて押し、ログに「マクロが動きました」と出れば、作り方は合っています。あとは本文を、出したい技やチャットの行に書き替えます。
作ったマクロを直す・消す・ほかの番号へ移す
直すときは、マクロ管理で同じ番号を選び、名前と本文を書き替えます。ホットバーに置いたアイコンは、そのまま新しい中身で動きます。
- マクロを消すときは、その番号のサブコマンドから消す
- マクロをほかの番号へ移すときは、サブコマンドでマクロを写し、移したい番号に貼り付けてから、元の番号のマクロを消す。番号どうしをドラッグで入れ替えることはできない
- PC版では、ほかのアプリで書いた文を、本文の欄に
Ctrl+Vで貼り付けられる - マクロ管理の「テキストコマンド一覧」で、使えるコマンドと書き方を調べられる
キャラクターマクロと共通マクロは100個ずつ、1つ15行まで
マクロ管理の画面には、2つのタブがあります。使えるキャラクターの範囲が違います。


| タブ | 数 | 使えるキャラクター |
|---|---|---|
| キャラクターマクロ | 100個 | 作ったキャラクターだけが使える |
| 共通マクロ | 100個 | 同じアカウントなら全員が使える |
1つのマクロには15行まで書けます。1行に入るのは半角で180字までで、全角の日本語だけなら60字ほどです。マクロをジョブごとに分ける仕組みは無いので、ジョブ用のマクロは名前で見分けます。
アイコンとリキャストは/miconで出す
マクロのアイコンは、マクロ管理の「マクロアイコン選択」で選べます。本文に/micon 技の名前を書くと、ホットバーのアイコンがその技の物になり、リキャストタイムと消費MPも出ます。/miconを書かないと、ホットバーのマクロのアイコンには待ち時間が出ません。
/ac ケアルラ
/micon ケアルラ
/miconは、どの行に書いても同じに働きます。最後の行に書くと、技の行が1コマ早く動きます。1つのマクロに2回書いても、使われるのは最初の1つだけです。技のほか、ギアセットやマーカーのアイコンも出せます。


深く調べた技術的な仕様:マクロの保存と入力欄の上限
マクロ管理の入力欄の上限は、本文が15行・1行180バイト、名前が20字・60バイトです。字数ではなくバイト数で数えるので、使う字で入る数が変わります。
日本語の全角の字は1字3バイトなので、全角だけの行は60字ほどで止まります。チャットに長い文を流すマクロは、1行を短く区切って書きます。
| しまう物 | PC版のファイル | バックアップ |
|---|---|---|
| キャラクターマクロ | MACRO.DAT | キャラクター設定データ |
| 共通マクロ | MACROSYS.dat | クライアント共通設定データ |
PC版では、キャラクターマクロはキャラクターごとのフォルダのMACRO.DATに、共通マクロはMACROSYS.datに入ります。手元の15本のファイルは、どれもマクロ100個・1つ15行の作りでした。
サーバーバックアップは、キャラクター選択画面から行います。キャラクターマクロは、キャラクターのサブコマンドの「キャラクター設定データのバックアップ」に入ります。共通マクロは、右上の歯車の「クライアント共通設定データのバックアップ」に入ります。
パッチ7.5からは、ログインしたあとのシステムメニューの「コンフィグシェア」でも、マクロを別のキャラクターへ渡せます。キャラクターマクロと共通マクロを項目ごとに選び、16文字のシェアコードで受け取ります。共有データは1キャラクターに1つまでで、2週間で消えます。
パッドのL3とR3には、システムコンフィグの「ボタンカスタマイズ」で、キャラクターマクロの98番と99番を割り当てられます。共通マクロの98番と99番は、L3とR3に割り当てられません。
技は/acで出し、相手は代名詞で書く
戦闘のマクロの中心は、技を出す/acです。1行に、どの技をだれに出すかを書きます。
/acには、技の名前と相手を書く
/ac(正式には/action)は、/ac 技の名前 代名詞の形で書きます。技の名前は、日本語版の正式な名前で書きます。技の名前を“ ”で囲むこともできます。


代名詞を書かないと、技はホットバーで押したときと同じ相手に出ます。敵に使う技は、今のターゲットに出ます。ケアルのような回復の技は、敵をターゲットしているときは自分に出ます。
相手は、<t>や<mo>などの代名詞で書く
/acの行の終わりには、技を出す相手を代名詞で書きます。代名詞は山かっこで囲んだ記号で、実行したときの相手に置き換わります。まず覚えるのは、次の代名詞です。
| 代名詞 | 指す相手 | 例 |
|---|---|---|
<t> | 今選んでいる相手 | /ac ケアル <t> |
<me> | 自分 | /ac ケアル <me> |
<2> | パーティリストの2番目の人 | /ac ケアル <2> |
<mo> | カーソルを重ねている相手 | /ac ケアル <mo> |
書き方の例を3つ並べます。どれも、1行で1つのマクロになります。
/ac ケアルラ <2>
/ac 縮地 <t>
/ac 縮地 gtoff
1行目は、パーティリストの2番目の人にケアルラを出します。2行目は、選んでいる相手の位置へ縮地で跳びます。3行目は、カーソルの位置へ縮地で跳びます。
待つときは/waitか、行の終わりの<wait.秒数>
マクロの中で待つには、/wait 秒数の行を足すか、行の終わりに<wait.秒数>を付けます。<wait.秒数>は、その行のコマンドを実行してから待ち、/waitの1行を省けます。
/ac ブラックナイト <mo>
/wait 1
上の2行のマクロと、次の1行のマクロは、同じ動きをします。
/ac ブラックナイト <mo> <wait.1>
秒数は整数だけで、最大は60です。60を超える数は60になります。GCD(技の待ち時間、ふつう2.5秒)に合わせたくても、2秒か3秒しか選べません。
マクロに向く使い道・向かない使い道
マクロが役に立つのは、選ぶ手間を省く使い道です。戦闘では、技を出す相手を選ぶ、地面に置く場所を決める、といった操作をまとめて省けます。
| 使い道 | 向くか | わけ |
|---|---|---|
| 味方を選ばずに回復や守りの技を出す | 向く | 相手を<mo>や<2>で書いておける |
| 地面に置く技をすぐ置く | 向く | 置く場所を選ぶ手順を飛ばせる |
| マーカーを付けて、チャットで知らせる | 向く | 付けてから知らせるまでを1回で済ませる |
| ギアセットとホットバーを切り替える | 向く | 番号を書いておける |
| 攻撃の技を順に出す(回しを1つにまとめる) | 向かない | 先行入力ができず、技の間が空く |
| HPを見て技を変える | 向かない | 条件で分ける命令が無い |
向かない2つは、マクロの決まりによる物です。マクロの行は上から順に実行され、途中で条件を見て分ける命令はありません。「向く」の回復でも、ケアルラのようなGCDの魔法は、先行入力ができない分だけ少し遅れることがあります。先行入力の決まりと押し方は、マクロで技が出ないときの記事で説明します。
/acのほかによく使うコマンド
マクロには、技を出す/acのほかに、マクロ専用のコマンドやチャットのコマンドも書けます。戦闘の前や途中にする操作も、マクロにまとめられます。
マクロ専用のコマンドは5つ
次の5つは、マクロのために用意されたコマンドです。/macrocancelのほかは、マクロの1行として書きます。/macrocancelは、チャットの入力欄から打ちます。
| コマンド | すること | 決まり |
|---|---|---|
/micon(/macroicon) | アイコンを技の物にし、リキャストを出す | 最初の1つだけ使われる |
/wait | 書いた秒数だけ止まる | 整数で、最大60 |
/mlock(/macrolock) | 終わるまで、ほかのマクロを受け付けない | 書いた行より後が対象 |
/merror(/macroerror) | offを付けると、エラーの文を出さない | マクロが終わると元に戻る |
/mcancel(/macrocancel) | 動いているマクロを止める | 入力欄から打つ専用 |
ターゲットやマーカー、ギアセットもマクロに書ける
ターゲットを選ぶ、マーカーを付ける、ギアセットを替えるといった操作も、マクロに書けます。よく使うコマンドを並べます。
| コマンド | すること | 例 |
|---|---|---|
/target | 書いた相手をターゲットする | /target <attack1> |
/assist | その人が狙う相手をターゲットする | /assist <2> |
/focustarget | フォーカスターゲットにする | /focustarget <t> |
/marking | ターゲットマーカーを付ける | /marking 攻撃1 <t> |
/fieldmarking | フィールドマーカーを置く | /fieldmarking A <t> |
/gearset change | ギアセットを替える | /gearset change 1 |
/hotbar change | ホットバー1の中身を替える | /hotbar change 2 |
/countdown | 戦闘開始のカウントを始める | /countdown 10 |
/statusoff | 自分の効果を消す | /statusoff 効果の名前 |
/echo | 自分だけに見える文を出す | /echo 準備完了 |
/p | パーティに文を流す | /p <attack1>を攻撃 |
マーカーとチャットのコマンドを組み合わせると、マーカーを付けた敵を仲間に知らせるマクロになります。
/marking 攻撃1 <t>
/p <attack1>を攻撃してください
挨拶や募集の文、知らせの音もマクロにできる
戦闘のほかに多いのは、決まった文をチャットに流すマクロです。文の前に、送る先のコマンドを書きます。
| コマンド | 送る先 | 例 |
|---|---|---|
/say(/s) | 自分の周りの人 | /s こんにちは |
/party(/p) | パーティの全員 | /p よろしくお願いします |
/freecompany(/fc) | フリーカンパニーの全員 | /fc おつかれさまでした |
/echo(/e) | 自分だけ | /e 準備完了 |
文の中に<se.1>〜<se.16>を書くと、音が鳴ります。パーティのチャットなら仲間全員に、/echoなら自分だけに鳴ります。
/p よろしくお願いします! <se.1>
ギアセットを替える/gearset change 番号も、ジョブを替えるときによく使います。
深く調べた技術的な仕様:コマンドの細かい決まり
/statusoffで消せるのは、プレイヤーが自分で解除できる効果だけです。技をもう一度使って解除する型の効果は、/statusoffでは消せません。
/recast 技の名前は、その技が使えるようになるまでの残り時間をログに出します。文の中に残り時間を入れたいときは、代名詞の<recast.技の名前>を使います。<recast.技の名前>は、定型文で入れた技の名前を受け付けません。
エラーの文を止めるコマンドは、/merror offのほかに/actionerrorと/recasterrorがあります。違いはマクロで技が出ないときの記事にまとめています。
/hotbarと/crosshotbarは、PvEのエリアでだけ使えます。PvPでは/pvphotbarと/pvpcrosshotbarを、技は/pvpactionを使います。
/countdownの秒数は5〜30です。/countdownで始めると、指定した秒数は戦闘開始カウントのメニューに保存されず、5秒ごとのログの知らせも出ません。
/miconの後ろには、アイコンの種類を書けます。省くと技(action)として扱います。種類はgeneral(ジェネラルアクション)、pet、item、gearset、marking、fieldmarkingなどで、itemなら所持数も出ます。










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