睡眠は疲労(眠気)を回復させる唯一の手段で、回復の速さはベッドの品質と特性で決まります。眠る時間が3時間を超えると、悪夢で強制的に起こされる抽選が入ります。
- 良いベッドと枕を使うと、睡眠中の疲労回復速度は
1.15倍になる。床に枕も無いと0.6倍まで落ちる - 短眠は起きている間の疲労を溜まりにくくし、寝ぼすけと浅い眠りは逆に疲労を残しやすくする
- 眠る時間が
3時間を超えると悪夢の抽選が入る。基礎確率5%にストレスの段階×10%が足され、鈍感は+5%される - 睡眠薬の効果タイマーは
6600で、実時間にしておよそ3分40秒で切れる。飲み過ぎは10錠で体力が40減る
ムードルの段階名や、ほかに眠れなくなる条件の一覧は「ムードル一覧」にあります。睡眠薬とベータ遮断薬以外の薬の効果と傷の治療は「薬と傷の治療」です。
睡眠で疲労が回復する仕組みとベッドの質
ベッドを右クリックしても、次の条件を満たさなければ眠れません。
- 疲労が
0.3以下(疲れていない) - ゾンビが見えている、追ってきている、至近にいる、のいずれか
- 前回の睡眠から
1時間以内 - 痛みムードル
2以上(疲労0.85以下のとき)、またはパニック1以上
ベッドの品質と回復速度
ベッドの品質は、寝る対象に付いたBedTypeというプロパティで決まります(数値は下の表のとおりです)。プロパティの無い家具は普通のベッド扱いです。車内は常に悪いベッド、地べたは床になります。
テントとシェルターは基本、悪いベッド相当ですが、中に
寝袋が置いてあれば、普通のベッドへ昇格します。
枕を手に持つか、ベッドの床、車の座席、テントの中のどこかに置いておくと、どの品質でも「+枕」の派生品質になります。枕は置き場所を問わず1個で効果が出ます。

| ベッドの品質 | 回復速度(素) | 回復速度(枕付き) |
|---|---|---|
| 良いベッド(goodBed) | 1.10 | 1.15 |
| 普通のベッド(averageBed) | 1.00 | 1.05 |
| 悪いベッド・車内(badBed) | 0.90 | 0.95 |
| 床(floor) | 0.60 | 0.75 |
座って休憩すると、起きている間にじわじわ増える疲労の蓄積が1.5で割られます。持久力(スタミナ)の回復も、立ち止まりの5倍になります。
長い作業の合間に座ると、疲労も持久力もまとめて楽になります。
短眠、寝ぼすけ、浅い眠り、夜更かしの効果
起きている間の疲労の増え方と、睡眠中の回復の速さは、4つの特性で変わります。
| 特性 | 起きている間の疲労 | 睡眠中の回復速度 |
|---|---|---|
短眠 | ×0.7 | — |
寝ぼすけ | ×1.3 | — |
浅い眠り | — | ×0.5 |
夜更かし | — | ×1.4 |
短眠と寝ぼすけは、睡眠中の回復に使う基準時間(疲労が0.3以下なら7時間、超えていれば5時間)も動かします。短眠はこの基準を25%短くし(×0.75)、寝ぼすけは18%延ばします(×1.18)。基準が短いほど、同じ時間眠ったときの回復は進みます。
実際に何時間眠るか(睡眠予定時間)は、疲労の値から決まる基礎時間が土台です。良いベッドで−1時間、悪いベッドで+1時間、床では0.7倍の補正が入ります。そこへ浅い眠り×0.5、短眠×0.75、寝ぼすけ×1.18の倍率がかかり、最後に3〜16時間に丸められます。
浅い眠りは、この睡眠予定時間も睡眠中の回復速度も両方半分になるため、差し引きでは起床時に疲労が残りやすいになります。
夜更かしは看護師と警備員の職業だけが無償で持つ特性で、コストは0です。浅い眠りと相互に排他ではなく、同時に持つこともできます。
横になってから実際に眠りに落ちるまでの時間(入眠待ち)にも特性が働きます。基礎値0.3は、浅い眠りを持っていると1.0まで上がり、痛みやストレスがあるとさらに伸びます。
ベッドの質による倍率は、回復側とは逆に良いベッドほど短くなります。夜更かしがあれば、最後に半分になります。上限は2.0です。
悪夢が起こる確率と鈍感の影響
悪夢の判定は眠りに入るとき1回だけで、眠る時間が3時間未満なら判定自体がありません。
3時間以上なら基礎確率は5%です。鈍感を持っていれば+5%して10%になります。
そこへストレスの段階(0〜4)×10%を足した値が、0〜99の乱数未満なら悪夢が確定します。上限は鈍感持ちで50%、非所持で45%です。
確率は、基礎5%(鈍感なら10%)にストレスの段階×10%を足した値です。
たとえばストレス2段階(動揺している)なら、鈍感を持っていなければ5+20で25%、持っていれば10+20で30%です。
鈍感はパニックを常時0に戻す特性ですが、悪夢の確率だけは引き上げます。
眠る前にストレスを下げておけば、鈍感を持っていても悪夢の確率を抑えられます。
起床時刻の抽選は、3〜4時間だけ下限を割る
悪夢が確定すると、起床時刻を眠る時間から決めます。3時間睡眠なら1〜2時間目、4時間睡眠なら2時間目に起こされ、5時間なら3時間目に固定されます。
至近のゾンビと16時間経過による強制起床
睡眠中に強制的に起こされるのは、至近距離までゾンビが近づいたときと、悪夢の時刻に達したときです。どちらもパニック+70とストレス+0.5が直接加算されます。
この加算は、勇敢×0.3、臆病×2.0、鈍感×0.15の係数がかかる通常のパニック増減処理を経由しません。
鈍感を持っていても、このパニック+70は残りません。次のキャラクター更新でパニックが既定値0へ戻るためです。残るのは、強制的に起こされることとストレス+0.5だけです。
至近までゾンビを近づけない拠点なら、悪夢以外で叩き起こされる場面は防げます。
これとは別に、眠り始めてから16時間経過した場合も強制的に起こされます。
睡眠薬とベータ遮断薬の効果時間
睡眠薬を飲むと効果タイマーが6600にセットされ、実時間にしておよそ3分40秒でゼロになります。
このタイマーは覚醒中だけ毎更新減っていき、DayLengthやゲーム速度の設定ではなく実時間ベースで進みます。1000を切るまで約3分7秒、2000を切るまで約2分33秒かかります。
効果タイマー6600は、覚醒中だけ実時間ベースで減っていきます。通常速度ならおよそ毎秒30ずつです。
たとえば、2000を切るまでが約2分33秒、1000を切るまでが約3分7秒、ゼロになるまでが約3分40秒です。

効果が1000を超えている間は、痛みやストレス、ベッド品質による入眠待ちの計算を全部無視して一律0.1に上書きされます。浅い眠りの基礎値上昇もこの間は働きません。
ベータ遮断薬は、効果が続く間フレームごとにパニックを0.6ずつ減らします。疲労には関与しません。眠りに落ちた瞬間、両方の薬の効果タイマーが即座に0へリセットされます。
睡眠薬は効果が強い間だけ入眠を早めるので、痛みやパニックがある場面のために温存すると使い道が広がります。
飲み過ぎのカウンタ
酔いが10を超えている状態で1錠飲むと、通常の+1に加えてさらに+1され、合計で+2になります。
マルチプレイの睡眠設定と3特性の扱い
マルチプレイのサーバーでは、睡眠許可(SleepAllowed)と睡眠必要(SleepNeeded)がどちらも既定でオフ。
| 睡眠許可・睡眠必要の設定 | 起きること |
|---|---|
| 両方オフ(既定) | 疲労は更新のたびに0へ戻り、眠気のムードルが出ない |
| 許可オン・必要オフ | 疲労は溜まらないが、いつでも・ゾンビの前でも何度でも眠れる |
| 両方オン | ソロと同じ拒否条件が働き、短眠、寝ぼすけ、浅い眠りも選べる |
疲労は蓄積せず、更新のたびに0へ戻される扱いです。ベッドで眠れるかどうかの表示は、睡眠許可だけで決まります。
短眠、
寝ぼすけ、
浅い眠りの3特性は、マルチプレイでは両方オンでない限り、キャラクター作成の選択肢から消えます。夜更かしは職業付与なので対象外です。
時間の早送りは、睡眠許可がオンで、接続人数が1人以上、かつ寝ている人数が接続人数と一致するときだけです。1人でも起きていれば夜は明けません。
ホストの立て方やポートの設定は「マルチプレイのやり方」にあります。
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