「Requiem for the Absolute – Dynamic Encounters」は、アブソリュートの軍が一行を追ってくるようになるMODです。大休憩のあとに部隊が差し向けられ、街道で巡回に出くわしたり、待ち伏せを受けたりします。メインストーリーには手を入れず、探索中の戦闘を増やす作りです。
軍には独自の指揮系統があり、名前のある将校が昇進し、逃げ延びた指揮官は強くなって戻ってきます。同じ戦い方をくり返すと、それに対抗する兵まで送り込まれます。導入方法に加えて、設定の選び方と、報告されている不具合も書きます。
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Nexus Mods: https://www.nexusmods.com/baldursgate3/mods/24191

どんなMODか
大休憩をとるたびに、アブソリュートの軍が一行を探しに来るかの判定が行われます。見つかると部隊が差し向けられ、移動中の街道や野営地のそばで戦闘になります。2周目以降、行き慣れた道でも油断できない旅にしたい人に向いています。
Script Extenderは使っておらず、ゲームに元からある仕組みとクリーチャーだけで作られています。バニラのデータを上書きしないので、ほかの遭遇系、戦闘系のMODとも並べて使えます。
大休憩のたびに軍が狩りに来る
最初の確率は20%です。何も起きなかった大休憩のたびに、次の判定へ20%ずつ加算されます。静かな夜は最大4回まで(アブソリュートの注目が高いと3回まで)で、その次は必ず狩りが来ます。
アブソリュートの注目は、軍が一行をどれほど警戒しているかを示す目盛りで、I〜Vの5段階です。指揮官を倒すと上がり、下がることはありません。低い段階では狩りの頻度が変わる程度ですが、高くなると堕ちたデス・ナイトと近衛、アンデッドの宮廷など、特別な部隊が来るようになります。今の段階はパーティーの肖像に付く印で確かめられます。
圧力が消えるのは、実際に部隊に見つかったときだけです。聖域で休み続けても狩りは消えず、次の機会へ持ち越されます。1回の大休憩で起きる狩りは最大1回です。名のある指揮官がまだ戻ってきていない夜は、次のキャンプを待たずに移動中を狙ってくることもあります。
部隊が湧かない聖域は、エメラルドの森、《最後の光》亭と、次の9か所です。
| 地域 | 聖域 |
|---|---|
| Act1 | 隠れ家、森の中庭、ドルイドの宝物庫 |
| アンダーダーク | マイコニドの集落 |
| Act2 | ムーンライズ・タワーの拠点区域と牢獄、シャーの試練場の3区画 |
レベル1〜3のあいだは、選んだ難易度に関係なく、このMODの敵のHPだけが「探検家」相当になります。特技や将校の能力はそのまま来るので、序盤でも油断はできません。レベル4からは選んだ難易度がすべてかかります。
巡回・待ち伏せ・小競り合いの3種類
差し向けられる事件は3種類です。待ち伏せだけは、こちらが不意を突かれた状態で始まります。
| 種類 | 割合 | どんな戦いか |
|---|---|---|
| 巡回 | 約43% | 遠くから歩いてくる。先に見つければ位置取りや奇襲を考えられる |
| 待ち伏せ | 20% | 近くに現れ、こちらが不意を突かれたラウンドから始まる |
| 小競り合い | 37% | アブソリュートの兵が地元の守り手と戦っている所に出くわす。最初は中立で、先に攻撃した側が敵になる |
小競り合いで加勢する側には、ティーフリングの民兵、森のドルイド、マイコニドの集落、《最後の光》亭の守り手、燃える拳などがいます。守り手は戦闘で死ぬことがあります。戦いのあとに話しかけると、それぞれの立場からの短い会話もあります。
指揮系統と台帳
軍には7つの部門があり、それぞれに将校の席が1つあります。将校は名前と二つ名を持ち、遭遇をまたいで同じ人物が出てきます。
| 部門 | どんな将校か |
|---|---|
| 先触れの行軍 | 隊列を見回るホブゴブリンの指揮官。軍で最も古い部門 |
| ゴブリンの族長 | 恐怖で手下をまとめるゴブリンの頭目。最もよく持ち主が変わる |
| トゥルーソウル | 狂信者、審問官など。アブソリュートに気に入られた者が就く |
| 狩人 | ノールの群れ。死に近いほど激しく戦う |
| マークールの教団 | 骨と、起き上がる死者を率いる |
| ベハルの信徒 | 見えない刃で戦いを始める殺し屋 |
| マインド・フレイヤー | イリシッドの指揮官。レベル13〜20の層だけに出る |
大休憩のたびに、軍の中では報告、昇進、決闘、粛清、狩りが進みます。こちらが戦わなかった夜でも指揮系統は動くので、次に出会う軍の顔ぶれが変わっていることがあります。
巡回には観察者が付いていることがあります。観察者は戦わずに逃げ、報告が届くと空いた席に新しい将校が昇進します。昇進を防ぎたければ、逃げる前に倒してください。

今の指揮系統は「台帳」で見られます。台帳は、別のMOD「Native Mod Configuration Menu」のページの中に出ます。
位が上がった将校は、呪文妨害、シールド、霧渡り、傷治療と、それを使う呪文スロットを持つようになります。報酬として、フォース・トンネル、舞台不安、ブラックホール、知力吸収、精神粉砕、隷属者の盾といった幼生の力を持つ将校もいます。どれも敵の詳細の画面に出ていて、見えない能力の水増しはありません。
多くの部隊は「アブソリュートの印」でまとまっています。印を持つ将校を倒すと印の断絶が起き、支配されていた兵が散ったり、こちらに背を向けたり、気を失ったりします。
逃げた指揮官が宿敵になる
ヒット・ポイントが3割まで下がった指揮官は、死ぬ代わりに逃げることがあります。逃げる指揮官には敗走や恐慌の敗走が付き、止まらず、足も速くなります。倒すなら追いつけるうちに決めてください。逃げ場の無いところまで追い詰められた指揮官は、代わりに失うものは無いで激しく反撃します。
生きて逃げた指揮官は「復讐を誓った者」として戻ってきます。一行の誰かを倒して逃げた指揮官は「任務完了」となり、指揮系統の頂点の「宿敵」になります。宿敵は最大3人です。戻ってきた指揮官は全快し、前回こちらが使ったダメージの種類への抵抗、魔法の装備、実際に飲むポーションを持っています。

軍がこちらの戦い方に合わせてくる
軍は一行の戦い方を記録し、対抗する兵を送り込みます。
| こちらの戦い方 | 送られてくるもの |
|---|---|
| 戦闘で呪文を15回唱える | 沈黙させる者。沈黙と呪文妨害を持ち、最初にこちらの足元を沈黙させる |
| 印を持つ兵が残っているうちに指揮官を3人倒す | 印の守り手。守りの紐帯で指揮官のダメージを半分引き受ける |
| 1人がほとんどの敵を倒す遭遇が3回 | その人物の写し身。クラスも装備もレベルも同じ |
| 同じダメージの種類で15回攻撃する | 次の部隊からその種類への抵抗を持つ。同時に2種類まで |
ダメージの抵抗は、その種類を使うのをやめると遭遇を重ねるうちに消えます。同じ呪文や攻撃手段だけに頼っていると次第に戦いにくくなるので、手段を散らしておくと楽になります。
この適応とは別に、アブソリュートの注目が上がると兵が特技を得ます。注目IIで「油断なし」、IIIで「警戒」、IVとVで精鋭の装備です。

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導入方法
配布ファイルは.zipで、中にRequiem_for_the_Absolute_<番号>.pakが1つだけ入っています。
- Nexus Modsから
.zipをダウンロードする BG3 Mod Managerに読み込み、アクティブなMODに入れる- ロード順を書き出してゲームを起動する
ロード順の決まりはありません。「Native Mod Configuration Menu」を入れる場合だけ、そちらを先に置きます。冒険の途中から入れてもよく、次にセーブを読み込んだときに必要な情報が同期されます。更新も冒険の途中でかまいません。
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前提MOD
必須の前提MODはありません。Script Extenderも不要です。
設定を変えたい人と、台帳を見たい人だけ「Native Mod Configuration Menu」を入れてください。入れなくても、作者が調整した既定の設定で動きます。マインド・フレイヤーの部門と、レベル13〜20の層の遭遇は、レベル上限を上げるMODを入れたときだけ出ます。
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使い方
入れたあとは、普段どおりに冒険するだけです。大休憩のたびに判定が行われ、その後の移動中や野営地のそばで部隊と出会います。
「Native Mod Configuration Menu」を入れると、このMODのページに「台帳」と「設定」のタブが出ます。設定は5つの区分に13の項目で、変えると次の大休憩から効き、セーブに保存されます。

| 項目 | 何が変わるか |
|---|---|
| 狩りの強さ | 「静か」「標準」「容赦なし」「追われる者」の4段階。標準より10ポイント低い、同じ、10ポイント高い、25ポイント高い |
| 注目の上がり方 | 指揮官2人で1段階、1人で1段階、1人で2段階 |
| 指揮官の報酬 | ボーナスの宝なし(身につけた装備だけ)、軽い戦利品、標準の3つ |
| 待ち伏せ、小競り合い、野営地の襲撃 | 種類ごとにオン・オフ。待ち伏せと小競り合いを切ると、その分は巡回に替わり、遭遇の総数は減らない |
| 適応 | 沈黙させる者、印の守り手、写し身、変わる抵抗、特技の段階を個別にオフ |
| 逃走と復讐 | オフにすると、指揮官は逃げずに死ぬまで戦う |
| 幼生の標本を増やす | トゥルーソウルと指揮官が幼生の瓶を落とす |
| 肖像の印、警告 | 注目の印と野営地の襲撃の警告の表示。見た目だけで、警告を消すと襲撃は予告なしに来る |
既定の設定は作者が想定するバランスです。まずは変えずに遊び、戦闘が多すぎると感じた所だけ調整してください。
野営地の襲撃は既定でオフです。オンにすると、注目がIIに上がってから、大休憩の7回に1回、部隊が野営地に踏み込んできます。
事前に一行へ「追跡されている」の状態が付いて知らされ、その夜は静かになり、目覚めると部隊が焚き火のそばに来ています。勝てば、中断した休息はただで戻ります。物語の場面は常に優先され、一度起きると次の2回の休息では起きません。
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つまずきやすい点
- BG3 Mod Managerで「Native Mod Configuration Menuが無い」と警告が出る
このMODは開発用に「Native Mod Configuration Menu」を依存先として書いているため、BG3 Mod Managerが警告を出すことがあります。無くても動くので、警告を無視して書き出すか、「Native Mod Configuration Menu」を入れてください。 - 大休憩のたびに来て、戦闘が多すぎる
狩りの強さを「静か」に下げてください。待ち伏せや小競り合いは個別に切れます。 - レベルが早く上がりすぎる
遭遇が増える分、経験値も増えます。レベルの上がり方を本編に近づけたいときは、経験値を調整するMODと一緒に使ってください。 - 物語の重要なNPCが戦闘に巻き込まれる
重要なNPCを守る仕組みはありません。近くで遭遇が起きると、加勢して死ぬことがあります。主な場所は聖域になっていて、会話や場面の最中に部隊が着いたときは、場面が終わってから戦闘が始まります。
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既知の不具合
- 攻撃のたびに待ちが長くなり、クラッシュする
戦闘中、攻撃するたびに次の動作までの待ちが長くなり、最後はクラッシュするという報告が複数あります。作者は、最優先で原因を探していると答えています。遭遇の中で同じ処理がくり返されてクラッシュするという報告もあり、遭遇を切ると起きなかったそうです。 - Act3で燃える拳が敵になる
アブソリュートとの戦いに燃える拳が加勢したあと、一行に敵対するという報告があります。調べている最中です。 - 外したあと、インスピレーションと小休憩が0のまま戻らない
MODを削除すると、インスピレーションのポイントと小休憩の回数が0/0のまま戻らなくなる不具合を、作者も認めています。入れ直すと直ったという報告があります。
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アンインストール
冒険の途中で外すのは、作者が強く勧めていません。指揮系統、注目、逃げた指揮官など、多くの情報をセーブに残すためです。遭遇を止めたいだけなら、MODは入れたまま「Native Mod Configuration Menu」で遭遇を切ってください。完全に外すなら、入れる前のセーブに戻すか、新しい冒険を始めるときにしてください。
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日本語化
このMODの日本語は、当サイトの日本語化MODに入っています。説明、設定画面、台帳、特性の名前、戦いのあとの会話を訳しました。
ただし、将校の名前と二つ名、一部の敵の名前は英語のまま出ます。MODの中で英語のまま組み立てられているためです。作者はこれらを言語ファイルへ移すと答えています。
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よくある質問
- 冒険の途中から入れても大丈夫ですか?
大丈夫です。次にセーブを読み込んだときに必要な情報が同期されます。ただし途中で外すのは勧められていないので、入れる前のセーブを残しておいてください。
- 自信家モードでも使えますか?
使えます。レベル
1〜3のあいだだけ、このMODの敵のHPが「探検家」相当になり、レベル4からは自信家モードの値がかかります。- メインストーリーやクエストは変わりますか?
変わりません。足されるのはオープンワールドの遭遇だけです。ただし、遭遇に巻き込まれたNPCが死ぬことはあります。
- ほかの遭遇系、戦闘系のMODと一緒に使えますか?
使えます。バニラのデータを上書きせず、別の遭遇として足す作りです。敵のAIを変えるMODとも仕組みがぶつかりません。
- MCM(Mod Configuration Menu)で設定できますか?
できません。設定は「Native Mod Configuration Menu」だけです。MCMとは別の仕組みで、両方入れても干渉しません。
- レベル上限を上げるMODは必要ですか?
必要ありません。レベル13〜20の層と、マインド・フレイヤーの部門を出したいときだけ入れてください。無ければその層は出ず、Act3は通常の層のまま遊べます。























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