バルダーズゲート3では、会話の選択肢の先頭にクラス名や種族名、信仰、背景が表示されます。カスタムクラスやカスタム種族を追加するMODを入れていても、この表示だけはゲームがもともと持っているクラス名や信仰タグのままになることがあります。
「Dialogue and Reactivity Tags (DART) Framework」は、この表示を、いま入れているMODに合わせた名前と説明へ差し替えるMODです。書き換わるのは会話中に見える文字だけで、会話の選択肢そのものは増えません。
カスタムクラスやカスタム種族のMODを使っていて、会話欄のタグ表示だけが合わない人向けです。動かすには「Norbyte’s Script Extender」が必要です。入れ方は下の導入方法にあります。
Nexus Mods
Dialogue and Reactivity Tags (DART) Framework


どんなMODか
会話の選択肢に出る表示
カスタムクラスのMODは、会話側に反応してもらうために、ゲーム本体のクラスや信仰のタグを使うことがあります。ここでいうタグは、会話の選択肢の先頭に名前として出る目印です。そのためキャラクターはカスタムクラスなのに、表示だけがゲーム本体のクラス名になることがあります。
「DART」が差し替えるもの
「DART」は、そのタグに付いた表示名と説明を、会話の最中だけ差し替えます。書き換えているのは画面に出る文字で、キャラクターが実際に持っているタグには手を付けません。
変わらないもの
タグの表示が変わっても、会話の選択肢は増えません。持っていないクラスや信仰のタグを、キャラクターへ足すこともしません。カスタムクラス専用の会話がほしい場合は、その会話を追加するMODが別に必要です。
導入方法(まずはMod Managerで)
「DART」には「Norbyte’s Script Extender」が必要です。「Script Extender」は、MODに拡張機能を足す前提ツールです。入れ方は導入ハブにまとめています。
- 「Script Extender」を入れる
まだ入れていない場合は、導入ハブの手順で先に入れる Main filesをNexusからダウンロードするFilesタブのMain filesから.zipを取るBG3 Mod Managerへ読み込んで有効にする.zipの取り込み、有効化、ロード順の書き出しは導入ハブと同じ操作でよい- 会話を開いて表示を確かめる
選択肢の先頭が、入れているMODのクラス名や種族名で出ていれば動いている。表示が変わらない場合は、そのMODが会話用のタグを使っていない可能性がある
.zipの中身はDART (Dialogue and Reactivity Tags) Framework.pakとinfo.jsonの2つです。ロード順はどこに置いても動きます。
ゲーム内から設定を変えたいとき
「Mod Configuration Menu (MCM)」は、対応したMODの設定をゲーム内の画面から変えられるようにする土台MODです。「DART」を動かすために必須ではありません。
そのまま使うだけなら「MCM」なしで進められます。ゲーム内からクラス名を自動で差し替えるか、複数のMODが同じタグを触ったときにどちらを優先するか、神格タグをクレリック側とパラディン側のどちらの会話として扱うかを切り替えたい場合だけ、「MCM」を追加してください。
表示が変わらない・おかしいときに見るところ
表示が変わらない場合は、まずそのキャラクターと会話が、差し替え対象になるタグを使っているかを見ます。タグを追加したり書き換えたりする別のMODがある場合は、「DART」だけで判断しないでください。
神格タグの表示が合わない、シャドウハートとの会話で「Script Extender」のエラーが出る、マルチプレイの途中で落ちる、といった報告があります。どれも「DART」単独の不具合として確定していません。
- 他のMODを外して試す
タグを追加したり書き換えたりするMODを一度外し、表示が変わるか見る - いつ起きるかを分ける
特定のキャラクターとの会話だけか、マルチプレイのときだけかを切り分ける
「DART」の書き換えは、それぞれのプレイヤーのPC側で行われます。マルチプレイでは、自分が入っている会話の表示は変わりますが、その会話に入っていない他のプレイヤーの画面には同じ表示は出ません。
MOD制作者向けの設定ファイル
ここから先は、自分のMODから「DART」へ設定を渡したいMOD制作者向けです。プレイヤーとして遊ぶだけなら読み飛ばしてください。
Miscellaneous filesのDART Config File Templateには、DART_Config.jsonと説明用のDART Config Readme.txtが入っています。自分のMODのMods/<MOD名>/ScriptExtenderへDART_Config.jsonを置くと、タグの表示名と説明、台詞置換、会話中だけのタグ付与、対象を絞るwhitelistと除外するblacklistを指定できます。
会話中だけタグを付けたい場合はGrantTagを使います。付与は指定した側の責任になるので、追加のタグが必要なMODでは自分の設定ファイルで指定してください。
よくある質問
- 「DART」を入れるとカスタムクラス専用の会話が増えますか?
-
増えません。選択肢の先頭に出る名前と説明が、入れているMODに合わせた表示に変わるだけです。カスタムクラス専用の会話がほしい場合は、その会話を追加するMODを別に入れてください。
- 「MCM」も入れないと動きませんか?
-
「MCM」は任意です。「DART」と「Norbyte’s Script Extender」だけで動きます。
- 知らないクラスや神格タグが会話に出ます。「DART」のせいですか?
-
「DART」だけでは他のクラスのタグを付けません。タグを追加している別のMODがないか確認してください。
BG3 Mod Managerへの読み込みや書き出しなど、共通の導入操作は導入ハブにまとめています。

「DART」の設定をゲーム内から変えたい場合は、「MCM」導入ガイドを見てください。

他のおすすめMODや、日本語化・マルチ注意点などの共通情報は、こちらにまとめています。

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