友達と遊ぶ入口は、メインメニューの「ホスト」と「マルチプレイ」です。「ホスト」は自分のPCにサーバーを立て、Steamのフレンドを招待します。「マルチプレイ」は、専用サーバーにIPアドレスとポート番号(既定16261)で入ります。
- 既定のサーバーには睡眠が無い。眠気が出ず、睡眠系の3特性も選べない
- 一時停止と早送りは無い。誰もいないあいだは時間が止まる
- PvPは既定で許可。ただし全員が安全状態で始まる
- ソロで有効にしたMODは引き継がれない。サーバー設定で選び直す
ゲーム全体の仕組みとBuild 42の特徴は、別記事「Project Zomboid どんなゲームか」にあります。
ホストでマルチを始める手順(フレンドと遊ぶ)
「ホスト」は、自分のPCでサーバーを動かし、そこへ自分も入る遊び方です。Steam版では、ホストが招待して許可したフレンドだけが入れます。
「ホストサーバー」の画面が開きます。
最初は servertest が入っています。世界と設定は、サーバー名ごとに別々に保存されます。
睡眠、セーフハウス、MODはここで決めます。見直す項目は「マルチで見直すサーバー設定の既定値」にあります。
サーバーの起動が終わると、ホスト自身がそのサーバーへ入ります。
フレンドを選んで「招待」をクリックすると、その相手は「許可」になります。「拒否」に切り替えた相手は入れません。
| 項目 | 既定 | 内容 |
|---|---|---|
| サーバー名 | servertest | 世界と設定の保存先の名前 |
| サーバーメモリ | 4 GB | 0.75〜16 GBから選ぶ |
| アカウントユーザー名 | admin | Steam版では表示されない |
招待された側は、メインメニューを開いた状態でSteamの招待を受けます。受けると接続先へ自動でつながり、IPアドレスの入力は要りません。
ホストは管理者(admin)としてサーバーに入ります。サーバー設定のパスワード(Password)は、「ホスト」で立てたときは使われません。
「ホスト」で入れる人を絞るときは、パスワードではなく招待と許可で決めます。
専用サーバーに参加する手順(IPアドレスとポート)
専用サーバーや、IPアドレスを教えてもらったサーバーには「マルチプレイ」から入ります。公開サーバーは一覧から選べます。
サーバーの一覧が開きます。「公開サーバー」には、公開設定のサーバーが並びます。
「IP/ドメイン」と「ポート番号」を入れて「保存」します。パスワードがあれば「サーバーパスワード」にも入れます。
「ユーザー名」と「パスワード」は、そのサーバーで使う名前と合言葉です。
「サーバーに接続中…」の表示のあと、ゲームに入ります。
「ポート番号」の欄には、最初から16261が入っています。サーバー側で変えていなければ、そのままで入れます。
アカウントのパスワードは、同じユーザー名を他人に使われないためのものです。
サーバーのポート番号とポート開放
サーバーが使うポートは、既定で16261と16262です。サーバー設定の DefaultPort と UDPPort で変えられます。
| 設定名 | 既定 | 編集画面のページ |
|---|---|---|
| DefaultPort | 16261 | 詳細 |
| UDPPort | 16262 | Steam |
| UPnP | オン | UPnP |
UPnPがオンだと、ルーターのポート転送を自動で設定しようとします。ルーターが対応していないときは、ルーターの設定で2つのポートをUDPで開けます。
サーバー設定の開き方と2つの設定ファイル
マルチの設定は、サーバー設定とサンドボックス設定の2つに分かれています。ゾンビの数や戦利品の量はサンドボックス設定、PvPや睡眠や派閥はサーバー設定です。
| 設定 | ファイル | 決めること |
|---|---|---|
| サーバー設定 | サーバー名.ini | ポート、人数、PvP、睡眠、派閥、MOD |
| サンドボックス設定 | サーバー名_SandboxVars.lua | ゾンビ、戦利品、時間、車 |
ファイルは、ユーザーフォルダの Zomboid\Server にあります。専用サーバーも、同じ2つのファイルで動きます。
ゲーム内では「ホスト」の「設定管理…」から、設定を選んで「選択した設定を編集」で開きます。サーバー設定の項目は、SleepAllowed のような英語の設定名のまま並びます。
マルチで見直すサーバー設定の既定値
既定のままだと、睡眠が無く、セーフハウスも主張できず、地図に仲間が出ません。遊ぶ前に次の項目を確かめます。
| 設定名 | 既定 | 変えると |
|---|---|---|
| SleepAllowed | オフ | オンでベッドで寝られる |
| SleepNeeded | オフ | 2つともオンで眠気が溜まる |
| PlayerSafehouse | オフ | オンでプレイヤーも家を主張できる |
| MapRemotePlayerVisibility | 1(非表示) | 2で仲間、4で全員が地図に出る |
| MaxPlayers | 32 | 同時に入れる人数。管理者は数えない |
| PauseEmpty | オン | 誰もいないと時間が止まる |
| Public | オフ | オンで「公開サーバー」の一覧に出る |
地図の「仲間」は、同じ派閥か同じセーフハウスのメンバーです。PvPの項目は、下の「PvPの設定と安全状態の切り替え」にまとめています。
身内だけで遊ぶなら、睡眠とセーフハウスと地図の3つを先に決めておくと、遊び始めてから設定を直さずに済みます。
公開サーバーで見直すチート対策
チート対策の10項目のうち、壁抜け(AntiCheatNoClip)と不正パケット(AntiCheatPacketException)は既定で無効です。無効のままだと、検出しても記録が残りません。
値は1がBAN、2がキック、3がログのみ、4が無効です。この2項目は編集画面に無いので、iniファイルを直接書き換えます。
マルチでのMODの入れ方(サーバー設定)
マルチのMODは、サーバー設定のMOD一覧で決めます。ソロのメインメニューで有効にしたMODは、サーバー設定には入りません。
設定を選び、「選択した設定を編集」をクリックします。
「このサーバーで使用されているMOD:」の一覧に、選んだMODが並びます。
「インストールされているWORKSHOPアイテムをリストに追加:」から選びます。
次に起動したサーバーから、MODが読み込まれます。
「Steam WORKSHOP」に入れたMODは、参加者がサーバーに入るときにインストールを促されます。WORKSHOPアイテムのIDを直接入れる欄もあります。
専用サーバーでは、iniファイルの Mods にMODのID、WorkshopItems にWORKSHOPのIDを書きます。どちらも、複数ならセミコロン(;)で区切ります。
ソロとの違い(時間の進み方・睡眠・経験値)
「ホスト」で遊ぶときも、中身は専用サーバーと同じです。時間、睡眠、経験値の違いは、どちらにもそのまま当てはまります。

時間の進み方
マルチでは、一時停止と早送りのキーが働きません。全員が寝ているときを除き、時間は等倍で進みます。
サーバーに誰もいないあいだは、既定で時間が止まります(PauseEmpty)。
睡眠(SleepAllowed と SleepNeeded)
既定のサーバーでは、眠気が溜まらず、ベッドで寝ることもできません。眠気は更新のたびに0へ戻るので、何日起きていても眠気のムードルは出ません。
| SleepAllowed | SleepNeeded | 眠気 | ベッドで寝る |
|---|---|---|---|
| オフ(既定) | オフ(既定) | 溜まらない | できない |
| オン | オフ | 溜まらない | いつでも、何度でも寝られる |
| オン | オン | 溜まる | 疲れていて近くにゾンビがいないとき |
| オフ | オン | 溜まらない | できない |
許可だけオンの組み合わせは、眠気の管理なしで、時間を飛ばす手段として睡眠を残す設定です。ゾンビの目の前でも寝られます。
睡眠で時間が早送りされるのは、接続している全員が寝たときだけです。早送りの速さは FastForwardMultiplier(既定40倍)で決まります。
不眠症、ショートスリーパー、ロングスリーパーの3特性は、睡眠の2項目が両方オンのサーバーでしか選べません。特性の点数は「職業と特性一覧」にあります。
睡眠の特性を組み込んだキャラクターで入るときは、先にサーバーの睡眠設定を確かめておきます。
経験値の入り方
移動しながら上がるスキルは、マルチのほうが経験値の抽選がおよそ7倍当たりやすくなっています。分母が、ソロの700に対してサーバーでは100です。
- 筋力:荷重
50%超で歩く - フィットネスと全力疾走:走る、全力疾走する
- 反射神経:照準を構えて歩く
忍び歩きと軽やかさは、ソロと同じ入り方です。経験値の倍率はサンドボックス設定にあり、スキルごとの上げ方は「スキル一覧」にあります。
PvPの設定と安全状態の切り替え
既定のサーバーはPvPが許可されていますが、全員が安全状態で始まります。自分か相手のどちらかがPvPモードのときだけ、攻撃が当たります。
切り替えは、画面左上のドクロのボタンか、Gキー(「セーフティの切り替え」)です。安全からPvPへはすぐ切り替わり、安全へ戻すには既定で2秒かかります。
| 設定名 | 既定 | 内容 |
|---|---|---|
| PVP | オン | オフで対人攻撃そのものが無くなる |
| SafetySystem | オン | オフで全員が常にPvPモード |
| SafetyToggleTimer | 2秒 | 安全へ戻すまでの待ち時間 |
| SafetyCooldownTimer | 3秒 | 攻撃した側が安全へ戻れない時間 |
| PVPMeleeDamageModifier | 30 | 近接攻撃のダメージ倍率 |
| PVPFirearmDamageModifier | 50 | 銃のダメージ倍率 |
攻撃した側の待ち時間は、当てるたびに3秒ずつ加算されます。先に仕掛けた側は待ち時間なしで攻撃に入れますが、すぐには安全へ逃げられません。
攻撃を仕掛けるなら、そのあと数秒は反撃から逃げられない前提で動きます。
既定の倍率での被ダメージ
既定の倍率では、
野球バットでもどの部位も一撃で体力が0になります。部位が1つ潰れただけでは死にません。
全身の体力は、頭を潰されると60、首なら70、下胴なら40減ります。2か所潰されて合計が100に達すると死にます。
たとえば頭と首なら60+70=130、頭と下胴なら60+40=100で、どちらも死にます。
服の防御は、ダメージを減らすのではなく、確率で一撃を丸ごと防ぎます。防げなかった一撃は、軽減なしで入ります。
撃ち合いを長く続けたいサーバーでは、2つの倍率を1〜5程度まで下げます。
非PvPゾーンと戦闘中のログアウト
- 管理者は、PvPが成立しない区域(非PvPゾーン)を四角く指定できる。中では全員が安全状態になる
- 攻撃した直後や切り替え中に接続を切ると、キャラクターは既定で
60秒その場に残る - クリティカルで相手を転ばせる挙動は、既定でオフ(KnockedDownAllowed)
仲間と組むときの派閥とセーフハウス
同じ派閥のメンバーには、銃などの遠隔攻撃が当たりません。近接攻撃も、派閥の画面の「派閥内 PvP 許可」を2人ともオフにしていれば当たりません。

派閥は既定で初日から作れ、1人でもタグ(名前の横の略称)を付けられます。セーフハウスとは別の仕組みで、片方だけでも使えます。
セーフハウスは、既定ではプレイヤーが主張できません。PlayerSafehouse をオンにすると主張でき、主張した家の中では戦利品が再び出なくなります。
接続できないときのエラー表示と対処
接続に失敗すると、画面に理由が出ます。よく出る表示と対処は次のとおりです。
| 表示 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| クライアントバージョン…が一致していません | ゲームの版が違う | 全員の版を揃える |
| MOD「…」がインストールされていません。 | サーバーのMODが手元に無い | 同じMODを入れる |
| 参加するにはホストの許可が必要です | ホストが許可していない | ホストが「フレンド招待」で「許可」にする |
| サーバーのパスワードが間違っています | サーバーパスワードの誤り | 「編集」で入れ直す |
| ユーザー名またはパスワードが違います | アカウントの名前か合言葉の誤り | 前回と同じ組み合わせで入る |
| サーバーが満員です | MaxPlayersの上限 | 空きを待つか、上限を上げる |
| サーバーから応答がありません | サーバーが止まっているか、届いていない | 起動とポートの開放を確かめる |
困ったら
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