5.56x45mmを使うアサルトライフルです。
カーロド
カーロドの詳しい説明
最も困難な状況下でも驚異的な効率を発揮するため、ストーカーに重宝されている希少で高度な強襲兵器システム。

カーロド(Kharod)は、5.56×45mm弾を使う終盤向けのアサルトライフルです。ゲーム後半になるとドニプロやARevと何度も比較したくなる銃ですが、それも納得で、素の時点でダメージと貫通が高く、反動も素直です。サプレッサー、スコープ、グレネードランチャー、アンダーバレルショットガンまで載せられます。しかも5.45×39mmへの口径変更まで可能。できることが多い一丁です。
| 項目 | カーロド |
|---|---|
| 使用弾薬 | 5.56×45mm |
| ダメージ | 18 |
| 貫通 | 3.0 |
| 連射速度 | 706rpm |
| 最適射程 | 25m |
| 最低威力保持 | 85% |
| 装弾数 | 30発 |
| 重量 | 3.30kg |
| 耐久指数 | 1,534 |
| 基本価格 | 28,000クーポン |
| 射撃モード | 単発/フルオート |
2026年9月時点では、基本性能はこの数値です。ARevがダメージ16、貫通2.6なので、素の火力だけ比べるとカーロドのほうが一段上です。特に貫通3.0が大きく、終盤に増える装甲持ちの人間相手でも使いやすいです。
元ネタのIWI CARMEL
元ネタはイスラエルのIsrael Weapon Industriesが開発したIWI CARMELです。5.56×45mm、折りたたみ式ストック、太めのポリマー外装、上面の長いレールなど、全体の形もよく似ています。
CARMELは5.56×45mm NATOを使う通常配置のアサルトライフルで、ショートストローク式ガスピストンと回転ボルトを採用しています。軍用モデルでは10.5、12、14.5、16インチの銃身が用意され、連射速度は毎分約700〜1000発です。カーロドの706rpmも、この実銃の範囲内に収まっています。
IWI CARMELの開発
CARMELが一般公開されたのは比較的最近です。IWIは2019年4月、ブラジルのリオデジャネイロで開かれたLAAD Defence & SecurityでCARMELを公開しました。名前はイスラエル北部のカルメル山に由来します。IWIといえばTavor系のブルパップが有名ですが、CARMELは普通のライフルと同じ配置です。
その代わり、中身は今風です。左右どちらからでも操作できるセレクター、マガジンリリース、ボルトキャッチを備え、チャージングハンドルも左右へ変更できます。ストックは折りたたみと伸縮の両方に対応。銃身も交換式で、用途に合わせて長さを変えられます。ガスレギュレーターには通常、悪条件、サプレッサー使用を想定した設定があり、銃身はフリーフロート式。短距離戦から中距離戦まで対応できる構成です。STALKER 2でカーロドが色々な装備を載せられるのも、元ネタを見ると違和感はありません。
旧三部作での扱い
カーロドは旧三部作には登場しません。これは当然で、CARMELそのものが公開されたのが2019年です。『Shadow of Chernobyl』『Clear Sky』『Call of Pripyat』が作られた時期には、まだ実銃が世に出ていませんでした。なのでカーロドは、AKやVintarのような旧作武器を作り直したものではなく、『S.T.A.L.K.E.R. 2』から入った新顔です。それでも、今では終盤武器として自然に候補へ入る一丁になっています。
ゲームモデルと実銃の違い
一番大きいのは5.45×39mmへの口径変更です。実銃CARMELの口径は5.56×45mmですが、ゲームでは技術者の改造で5.45×39mmへ変更できます。ここはゲーム独自の仕様で、かなりゾーンらしい改造です。
カーロドを5.45mmへ変更しても基本的な武器性能は変わりません。主なメリットは、弾が軽く、安く、ゾーン内で拾いやすくなることです。ダメージや貫通を落とさずに弾薬だけ5.45×39mmへ切り替えられるので、普段から5.45mm弾が余っているなら使いやすくなります。
もう一つが40発マガジンです。ゲームではフォーラ-221と同系統の40発拡張マガジンを使えます。実銃CARMELもSTANAG規格の5.56mmマガジンに対応しているので、大容量マガジン自体は不自然ではありません。ただし、ゲームの40発マガジンはSTALKER側の装備設定です。
アタッチメントと改造
カーロドの魅力はここです。まず普通にサプレッサーを付けられます。さらに光学照準器を載せられ、40発拡張マガジンにも対応。下部にはM203グレネードランチャーか、12ゲージのアンダーバレルショットガンホールメーカー-Lを取り付けられます。M203とM26 MASS系のホールメーカー-Lを付けた構成にもできます。
この組み合わせが便利です。人間相手ならカーロド本体。室内へ入ったらホールメーカー-L。集団にはM203。一挺で広い範囲をカバーできます。ただし、M203とホールメーカー-Lを同時に付けることはできません。どちらを持たせるかは用途次第です。40発マガジンも欲しくなります。標準30発から10発増えるだけですが、706rpmでフルオートすると30発は思ったより早く無くなります。
一方で、改造面には弱点もあります。ARevにある摩耗耐性+25%のような耐久系改造をカーロドは持っていません。もともとの耐久指数は1,534ありますが、撃ちまくると修理費はそれなりにかかります。高性能ですが、雑に撃ち続けると財布には優しくありません。このへんは少し惜しいです。
5.56mmと5.45mmのどちらを使うかは悩みます。5.56×45mmのままなら、カーロド本来の西側ARらしい構成で使えます。5.45×39mmへ変えると、ゾーンの敵や弾薬箱から拾える機会が多く、持ち歩く弾の重量も少し軽くできます。5.56mmが足りている間はそのままで問題ありません。弾薬箱を開けるたびに5.45mmばかり増えてくるようなら、その時に変えれば十分です。
入手方法
一番分かりやすいのはヤニフ駅のレックから買う方法です。終盤エリアまで進めば、100%状態のカーロドを普通に購入できます。無料で欲しいならヤンター。ヤンターのダム近くにある地下の部屋へ入り、テンキーへ5578と入力すると、中に新品状態のカーロドが置かれています。この番号はプレイごとに変わるランダムコードではなく固定です。ジュピターのMobile Enterprise Buildingにも固定配置があります。カーロドは敵から頻繁に落ちる銃ではないので、確実に欲しいならヤンターの5578を覚えておくのが一番楽です。
ユニーク版フリーダムの報奨金
発売時のカーロドには、意外にもユニーク版がありませんでした。通常アサルトライフルの中でカーロドだけユニーク版がない状態が続いていましたが、アップデート2.0と『Cost of Hope』の時期にフリーダムの報奨金が追加されました。実際に入手するにはDLC『Cost of Hope』が必要です。外見は派手で、本体に植物や花を思わせる装飾が入り、サプレッサーとSUSAT系スコープを装備しています。フリーダムらしい一丁です。
| 項目 | カーロド | フリーダムの報奨金 |
|---|---|---|
| ダメージ | 18 | 18 |
| 貫通 | 3.0 | 3.3 |
| 連射速度 | 706rpm | 706rpm |
| 最適射程 | 25m | 27.5m |
| 最低威力保持 | 85% | 85% |
| 装弾数 | 30発 | 30発 |
| 重量 | 3.30kg | 3.28kg |
| 耐久指数 | 1,534 | 1,875 |
| 基本価格 | 28,000 | 46,100 |
火力そのものは通常版と同じですが、貫通、射程、耐久が強化されています。特に貫通3.3は高めです。入手には『Cost of Hope』でマフカ/フリーダム側へ進む必要があります。DLC本編をフリーダム側で終えたあと、さらに「領土戦争」をフリーダム側で完了するとフリーダムの報奨金を入手できます。デューティー側へ進んだ場合は代わりにドニプロ系の見知られざる者のライフルになるため、1回のルートで両方は取れません。通常版カーロドを使いやすいと感じているなら、素直に嬉しいご褒美です。
使ってみた感想
ドニプロと比べると、カーロドは反動を扱いやすく、狙った場所へ弾をまとめやすいです。ドニプロのほうが一発のダメージは高いものの、カーロドはフルオートでも銃口が暴れにくく、短いバーストでヘッドショットを狙いやすいです。M203やホールメーカー-Lまで付けられるので、戦う場所に合わせて一挺のまま役割を変えられるのも助かります。
ドニプロを手に入れても、カーロドへ戻したくなる場面があります。特に40発マガジンを付けると探索用として扱いやすく、終盤までそのまま持ち歩けます。ARevが加わったあとも出番は残っています。ARevも強い銃ですが、素のダメージと貫通ではカーロドが上で、5.45mmへ変えれば弾薬事情まで楽になります。
この銃は、一発の数字で押す銃ではありません。撃ちやすくて、貫通が高く、欲しい物がだいたい付きます。そこが使いやすいです。4倍スコープとサプレッサーを付けて静かに進んでもいいし、40発マガジンとM203を載せて正面から戦ってもいい。弾が足りなくなったら5.45mmへ変えられます。終盤で武器を何本も使い分けるのをやめたいとき、一本にまとめやすい銃です。
