5.56x45mmを使うアサルトライフル。
AR416
AR416の詳しい説明
このアサルトライフルは、市場で最も人気のある選択肢の一つとして異彩を放っている。ゾーンでは、フリーダムによる障壁防衛戦において、その真の潜在能力が明らかになった。

AR416は、5.56×45mm弾を使うアサルトライフルです。ゲームの早い段階から見かける西側ライフルで、30発マガジン、単発とフルオート、スコープ、サプレッサー、グレネードランチャーまで対応します。見た目も操作感も素直で扱いやすい銃です。ただ、性能表を見ると物足りないところがあります。
| 項目 | AR416 |
|---|---|
| 使用弾薬 | 5.56×45mm |
| ダメージ | 16 |
| 貫通 | 1.0 |
| 連射速度 | 750rpm |
| 最適射程 | 25m |
| 最低威力保持 | 75% |
| 装弾数 | 30発 |
| 重量 | 3.70kg |
| 耐久指数 | 1,442 |
| 基本価格 | 14,000クーポン |
| 射撃モード | 単発/フルオート |
射程と連射速度は悪くないのに、貫通1.0がつらいところです。序盤のバンディットや軽装の敵なら普通に使えますが、防具を着た敵が増えてくると急にしんどくなります。現在の重量は3.70kg、貫通は1.0です。2026年9月時点の最新公式パッチは2.0.6で、2.0系ではAR416を名指しした大きな性能変更はありません。
元ネタのHK416A5
AR416の元ネタはかなり分かりやすく、Heckler & Koch HK416A5、とくに11インチ銃身のモデルが近いです。AR-15系のレシーバー、伸縮ストック、ピカティニーレール付きのハンドガードなど、HK416A5らしい形がしっかり残っています。

現在のHK416も5.56×45mm NATO弾、30発マガジン、単発/フルオートに対応します。メーカー公称の発射速度は850rpmなので、ゲームの750rpmは少し抑えられています。
HK416の開発
HK416は、見た目だけならM4によく似ています。それもそのはずで、もともとはM4/M16系の操作性を残しながら、H&K式のガスピストン機構を組み合わせた銃です。H&Kは2002年から2004年にかけて、米陸軍特殊部隊向けのHK416プロジェクトを進めました。M4系に慣れた兵士がそのまま扱いやすい形を残しつつ、作動系にはH&KがG36などで使ってきた考え方を取り入れています。現在のHK416は回転ボルト式で、5.56×45mm NATO弾を使用。M4/M16系マガジンとも互換性があります。

採用実績も豊富です。ノルウェー軍は2007年にHK416を採用し、国家レベルでは最初の採用例となりました。その後はフランス軍や米海兵隊などにもHK416系が広がり、現在はドイツ連邦軍もHK416A8をベースにしたG95A1/G95KA1を新しい制式ライフルとして導入しています。ゲームでは序盤武器みたいな顔をしていますが、元ネタは結構いい銃です。
旧三部作のTRs 301
HK416そのものは旧三部作には登場しません。そのころのSTALKERで、西側5.56mmライフルの代表格だったのがTRs 301です。実銃のモデルはZ-M LR 300ML-A。『Shadow of Chernobyl』では傭兵やフリーダムがよく持っていて、サプレッサー、スコープ、グレネードランチャーをまとめて付けられる使いやすい5.56mmライフルでした。『Clear Sky』『Call of Pripyat』にも続投しています。『S.T.A.L.K.E.R. 2』では、AR416が旧作のLR 300に代わる、もっとも一般的な低価格帯のNATOライフルになっています。両方のモデルを見比べると、この入れ替わりもはっきり分かります。旧作を遊んでいた人なら、TRs 301の席にHK416が座ったくらいに考えるとしっくりきます。性能まで同じではないですけどね。
ゲームモデルと実銃の違い
全体はHK416A5に近いですが、細かいところを見るとゲーム独自の部分もあります。まずアイアンサイトです。ゲームモデルのリアサイトはHK純正のディオプターサイトではなく、Daniel Defense A1.5系に見えるサイトになっています。
もう一つ変わっているのが50発マガジンです。AR416には大容量マガジンを取り付けられ、30発から50発へ増やせます。ゲーム内モデルの形はMagpul D-60系の60発ドラムに近いのですが、装弾数は50発です。実銃HK416のメーカー公称マガジン容量は10、20、30発。AR-15系の社外大容量マガジンを使うことはできますが、ゲームの50発ドラムは標準装備ではありません。このへんは完全にゲームのお楽しみパーツです。
アタッチメントと改造
AR416は、素の性能より盛って遊ぶほうが楽しい銃です。対応する主な装備は、ホロサイト、ACOG 4倍スコープ、アサルトライフル用サイレンサー、203グレネードランチャー、そして50発の大容量マガジン。AR416モノリスも同じ装備に対応します。
50発ドラムとM203を両方付けると、見た目は大きくゴツくなります。しかもAR416は最初から750rpmあるので、50発にすると撃っていて気持ちいいです。問題は貫通です。装弾数を増やしても貫通1.0自体は変わらないため、後半の重装備相手に50発をドバドバ撃っていると、弾だけがものすごい勢いで消えます。逆にバンディット狩りや探索用なら使いやすい銃です。4倍スコープとサプレッサーを付け、軽装の敵を頭で処理する使い方ならそれほど困りません。
入手方法
通常版AR416は、ゲームを進めるとそれほど珍しくありません。クワイエットのキャンプ、ロストク、セメント工場、STCマラカイト、プリピャチなどのトレーダーで販売されるほか、ウォード兵など人間NPCが持っていることもあります。もっと早く欲しい場合は、レッサーゾーン南側の検問所に新品が置かれています。ただしIPSF兵が多い場所なので、普通にゲームを進めて店や敵から取るほうが楽です。
そして序盤のサイドクエスト「ポピーフィールド」でもAR416系を1丁もらえます。ポモルへ宗教画を渡すともらえる身元不明のストーカーのAR416です。ただしボロボロ。修理代を見て、そっと倉庫へ入れた人も多いと思います。
AR416のユニーク版
実はAR416、ユニーク版が多いです。アップデート2.0でARev系が増えるまでは、ゲーム内でも特に派生の多い武器でした。身元不明のストーカーのAR416、SOFMOD、クラスターファック、AR416モノリスの4種類があります。
身元不明のストーカーのAR416は基本性能が通常版と同じで、違いは固定フォアグリップと価格(基準価格18,800クーポン)です。高い値段が付いているぶん修理費も重くなりやすいので、序盤にもらう銃としては意地悪です。
クラスターファックは別物といっていい性能です。8倍スコープとサプレッサーを付けた狙撃仕様で、フルオートを失う代わりにダメージ34、貫通2.0まで上昇。通常AR416のダメージ16、貫通1.0からほぼ倍になっています。構成は『Shadow of Chernobyl』にあったSniper TRs 301を思わせます。AR416の扱いやすさは好きでも火力が足りない、という人にはこちらが向いています。ただし耐久指数は600まで落ちています。かなり壊れやすいです。
SOFMODは、最初からコリメーター、サプレッサー、フォアグリップなどを盛ったAR416です。ただしダメージ16、貫通1.0は普通のAR416と同じです。見た目は強そうなのに中身はほぼそのままです。現在はザトンで拾えますが、配置場所はパッチ1.4で変更されています。
AR416モノリス
そして今回の本命がAR416モノリスです。デラックスエディション系の特典武器で、公式のデラックス/アルティメットエディションの特典一覧にも入っています。見た目は大きく変わり、通常の黒いAR416ではなく、白系の迷彩レシーバー、グリーンのストックとグリップ、茶系ハンドガードというモノリス仕様です。
肝心の性能ですが、撃ったときの強さは通常版と同じです。ダメージ16、貫通1.0、750rpm、30発、3.70kgで、通常AR416との差はありません。課金版だから火力が上がっている、という銃ではありません。
現在の基本価格は14,000クーポンです。通常版と同じ価格になっています。
入手にはデラックスエディションまたはそれを含むアップグレード版が必要です。ゲーム内ではレッサーゾーンのスフィア近くにある、ジャーナリストの隠し場所で手に入ります。屋根へ上がるハシゴがあり、その上の青い箱の中です。序盤から新品を1丁取れるのは普通にうれしいところ。性能そのものは普通のAR416ですが、見た目が気に入ったなら長く持ち歩けます。
AR416を使った感想
AR416は使いやすいです。ただ、後半になると火力というより貫通の低さがきつくなります。同じ5.56mmを使うほかの銃と比べても、装甲を着た敵には明らかに通りが悪いです。自分の中では序盤から中盤向けの銃という位置づけで、フル改造して50発ドラムとホロサイトまで付けても、終盤になるともっと楽に倒せる銃が出てきます。
一方で、弾はそこそこ手に入り、軽装の敵を倒すには十分です。50発マガジンやサプレッサーも使えるので、高級武器の耐久を減らしたくない探索時には持ち出しやすいです。AR416は弱いというより、相手を選ぶ銃だと思います。
最初に手にしたときは、AKから西側ライフルへ乗り換えた感じがして結構ワクワクします。スコープもサプレッサーも付くし、リロードモーションも格好いい。そこからモノリス兵が増えてくると、あれ、全然死なないな……となります。そしてカーロドやARevを拾って撃ってみる。そこでだいたい察します。それでも50発ドラムとM203を付けたAR416は、見た目だけなら最後まで格好いいです。









