5.56x45mmを使うアサルトライフルです。アップデート2.0で追加されました。
ARev
ARevの詳しい説明
銃器界のゲームチェンジャー。中間弾薬とライフル弾薬の各プラットフォームを置き換え得る可能性を秘めた、現代的なアサルトライフル。精度・信頼性・取り回しに優れる。唯一の欠点は価格だ。

ARevは、5.56×45mm弾を使うアサルトライフルです。2026年8月20日の無料大型アップデート「アップデート2.0」で追加されました。同時発売のDLC『Cost of Hope』で追加されたように見えますが、通常のARevはDLCを買っていなくても使えます。GSCがアップデート2.0で追加した新武器として公式に挙げている4丁のうちの1つです。
見た目は新しい西側ライフルそのものです。カーロドほど終盤専用という感じでもなく、意外と早い段階から手に入ります。しかも、普通に強いです。
| 項目 | ARev |
|---|---|
| 使用弾薬 | 5.56×45mm |
| ダメージ | 16 |
| 貫通 | 2.6 |
| 連射速度 | 732rpm |
| 最適射程 | 30m |
| 最低威力保持 | 70% |
| 装弾数 | 30発 |
| 重量 | 3.25kg |
| 耐久指数 | 1,438 |
| 基本価格 | 27,000クーポン |
| 射撃モード | 単発/フルオート |
数値は2026年9月時点のゲーム解析データを基準にしています。ダメージ16や貫通2.6などは解析値で、HUDのバーを数値化した「ダメージ1.8」などとは物差しが違うため区別しています。現行の最新公式パッチは2.0.6で、2.0以降にARev、イェーガーブリック、ライヒトフックス、ワルシャワを名指しした性能変更はありません。
元ネタのHK433
ARevの元ネタは、ドイツのHeckler & Kochが開発したHK433です。ゲームモデルも14.5インチ銃身のHK433に近い形です。最近のH&Kらしい四角いレシーバー、折りたたみ式ストック、長いトップレール。このへんはARevにもそのまま残っています。
HK433は5.56×45mm NATO弾を使い、実銃もセミオートとフルオートに対応します。メーカー公称では10発、20発、30発マガジンに対応し、現行モデルには11インチ、14.5インチ、16.5インチのバリエーションがあります。なのでARevの5.56×45mm、30発、単発/フルオートという基本設定は実銃から大きく外れていません。
HK433の開発
HK433が出てきたのは比較的最近です。Heckler & Kochは2017年にHK433を発表しました。当時のH&Kは、G36とHK416で培った要素を1つにまとめた新世代のライフルとして発表しました。ドイツ連邦軍でG36の後継候補となることも想定されていました。HK416を単純に新しくした銃ではなく、G36の血も引く設計です。
H&Kが説明しているHK433の特徴は、HK416/AR-15系に慣れた人と、G36/G3/MP5系に慣れた人の両方へ寄せられることです。ロアレシーバーを交換して操作方式を変えられ、マガジンリリースもAR系に近い押しボタン式と、G36やG3に近いパドル式を選べる構造になっています。左右どちらからでも操作できるようにも作られています。作動方式はショートストローク式ガスピストンと回転ボルト。このへんはHK416やG36でおなじみのH&K路線です。
さらに、当初からモジュール化を強く意識していました。2017年の発表では5.56mmだけでも11、12.5、14.5、16.5、18.9、20インチの銃身が想定され、.300 Blackoutや7.62×51mm、7.62×39mmまで構想に入っていました。現在H&Kが製品として案内しているHK433は5.56×45mmで、.300 Blackout系はHK437へ展開されています。ARevが色々なパーツを付けられるのも、元ネタを考えると納得しやすいところです。
旧三部作には登場しない
ARevは旧三部作には出てきません。そもそも元ネタのHK433が公になったのが2017年です。『Shadow of Chernobyl』『Clear Sky』『Call of Pripyat』が発売されたころには、まだHK433自体が存在していませんでした。ARevはシリーズの昔の銃を作り直した武器ではなく、アップデート2.0で新しく持ち込まれた新顔です。AKやVSSみたいな旧作からの思い出補正はありません。その代わり、STALKERの武器庫に急に2020年代っぽい銃が入ってきた感じがあります。
ゲームモデルと実銃の違い
全体の形はHK433そのままに近いですが、細かいところはゲーム仕様です。まずマガジン。ARevのマガジンはHK Gen 3系に近い形ですが、実物にある確認窓は省略されています。さらにゲームでは、AR416用の50発大容量ドラムマガジンをARevにも装着できます。HK433自体はNATO系マガジンを使うので、別の5.56mmライフルとマガジン規格を共有する考え方そのものは変ではありません。ただしH&Kが現在公表しているHK433の標準容量は10、20、30発。ゲームの50発仕様は『S.T.A.L.K.E.R. 2』側の装備設定です。
そして一番派手に実銃から離れるのが、後で出てくるワルシャワ。こいつだけ5.56×45mmではなく5.45×39mmを撃ちます。ロシア系アクセサリーまで混ざった変わった仕様です。まあ、ゾーンなので何でもありです。
アタッチメントと改造
ARevは装備の自由度が高いです。アサルトライフル用サイレンサーに対応し、スコープ類も使えます。アップデート2.0では西側銃向けの新しい3倍スコープも追加されました。さらにM203グレネードランチャーと、アンダーバレルショットガンのホールメーカー-Lも装着可能。そこへAR416用の大容量マガジンまで付けられます。
30発の普通のライフルとして使ってもいいし、サプレッサーとスコープを付けてもいい。ドラムマガジンとグレネードランチャーを積んでゴテゴテにすることもできます。この自由さがARevのいちばんの持ち味です。
技術者による改造も強めです。現在の解析では摩耗耐性を25%上げる改造があり、別系統にはダメージ増加や反動軽減、大きな軽量化もあります。ただし改造ツリーには分岐があるので、表にある補正を全部同時に乗せられるという意味ではありません。素の数値だけを見るとカーロドより少し下ですが、改造まで含めると差はだいぶ縮まります。
入手方法
通常版ARevはそこまでレアではありません。確実なのはトレーダーです。ロストクのユージーン、ヤニフ駅、水処理施設などで売っています。傭兵など人間NPCが持っていることもあり、倒した敵から拾える場合もあります。メインストーリーをそれほど進めていない段階でも敵から拾えるので、カーロドまで進める前に5.56mmのまともなARが欲しいときに助かります。そして大事なのでもう一度。通常版ARevを手に入れるだけなら『Cost of Hope』は不要です。無料のアップデート2.0側の武器です。
3挺のユニーク版
ARevには3挺のユニーク版があります。無料アップデート2.0側のイェーガーブリックはDMR寄りに魔改造した長距離仕様で、ダメージ30、貫通3.0まで上がる代わりに単発専用。プリピャチの集合住宅で拾えます。『Cost of Hope』側のライヒトフックスは通常版とほぼ同じ性能で少し軽い3.10kg、マフカ/フリーダムルートの「現状維持」でミクルハを倒すと手に入ります。同じく『Cost of Hope』のワルシャワは5.45×39mmへ改造された変わり種で、ズールールートの「精神の破壊力」で受け取れます。それぞれ入手条件も性能傾向もだいぶ違うので、詳しくは各ページで解説します。
使ってみた感想
ARevは、早い時期に手に入る割に最後まで持っていけるくらい使いやすいです。反動を抑えやすく、スコープを付ければ100m前後でもフルオートを扱いやすい。M203やホールメーカー-Lまで装着できるので、1丁にできることが多いのも便利です。ACOG、サプレッサー、グレネードランチャー、AR416用ドラムをまとめて付けるような盛り方もでき、この自由さは使っていて楽しいです。
性能を見ると、まず比べたくなるのはカーロドです。カーロドはダメージ18、貫通3.0で、ARevの16、2.6より上です。ただ、ARevはカーロドより早い時期から手に入りやすく、改造の幅も広いので、途中でそのまま捨てるような銃にはなりません。4倍スコープを載せたまま長く使えますし、ドニプロと気分で持ち替えても扱いやすいです。
この銃は、良い立ち位置に入ってきたと思います。カーロドほど完成された終盤ARではありませんが、AR416より装甲相手がだいぶ楽で、5.56mmを使えて、サプレッサーもスコープもグレランもショットガンもドラムも載ります。拾ったあとに色々くっつけて、自分用の一丁に仕上げていくのが楽しい銃です。ARevを使っていてこの方向性が合うなら、プリピャチまで行ってイェーガーブリックを拾ってみる価値があります。あっちはもう、ほとんど別の銃です。
