【STALKER2】パフォーマンス改善MOD|2.0で残った物と選び方

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【STALKER2】パフォーマンス改善MOD|2.0で残った物と選び方

最終確認日 2026年9月21日。対象はSteam版の 2.0.6 です。1.1.3の時点の版を全面的に書き直しました。

2.0以降に更新が続いている最適化MODは、主な物で5本、VRAMの少ない環境向けの設定ファイルを入れると10本です。Engine.iniを書き換える物とUltra Plusは同じ変数を取り合うので、1本を選びます。Frametime Stabilization、Compile Shaders skip、Dust clouds removalはその上に重ねられます。

  • 続いている物: Optimized Tweaks S.2、Ultimate Engine Tweaks、Ultra Plus、Frametime Stabilization、Compile Shaders skip、Dust clouds removal
  • VRAMが少ない環境の設定ファイル: 4GBに2本、3GBに1本、RTXでないGTXに1本。P.O.T.は様子見
  • 止まった物: 1.1.3のころに勧めたOptimization Essentials(今のOptimax)、Stalker Optimizer、Anti-Stutter
  • AMDのRX 7900系のクラッシュは本体側の問題で、2.0.6のあとも続いています。MODでは直りません
目次

2.0で性能の前提が変わった

速くなったかどうかは、場面で答えが変わります。NPCが多い集落はCPUの計算が減って軽くなり、草木の濃い屋外はGPUの仕事が増えて重くなりました。OC3DとThe FPS Reviewが、発売時と2.0を同じ構成で比べています。

測定条件結果
OC3D(集落ザリシア)RTX 4070 Ti、1080p、Epic、DLSS Performance平均fps 84.6→120.1、1% Low 49.0→81.3
The FPS Review(1.7と2.0)RTX 5090/5070/RX 9070 XT5090はほぼ同じ、5070は約10%低下、VRAMは1〜1.5GB増

1% Lowは、測定中に最も落ち込んだ側の1%を平均した値で、カクつきの体感はこちらに出ます。集落の引っかかりは減り、GPUが限界の環境では軽くなりません。詳しい読み方は「発売時から何が変わったのか」の性能の章にあります。

2.0のあとの修正パッチにも性能の項目があります。2.0.5はアリーナの乱戦、モノレール内部、Perimeter Damでのフレームレートの落ち込みを直し、2.0.6はAMDのGPUのクラッシュを修正しました。

2.0のエンジン移行で何が変わり、性能がどう動いたか。OC3DとThe FPS Reviewの数字の読み方もこちらにあります。

MODより先に、本体の設定で決まること

最適化MODが触るのはエンジンの内部の値で、画質の設定そのものは触りません。先に設定画面で重い項目を決めておかないと、MODを入れても差が見えません。設定の名前はゲーム内の日本語表記です。

フレームレートを直接動かす3つ

設定何をするか見るところ
アップスケーリング方法低い解像度で描いて画面の解像度へ引き伸ばす。NVIDIA DLSS、AMD FSR 3.0、FSR 4INTEL XESSTSRから選ぶGPUに合った物を選ぶ。TSRはどのGPUでも使える本体の方式
アップスケーリング品質描く解像度の比率。クオリティ、バランス、パフォーマンスの順に軽くなる画質と軽さの釣り合い。フルHDでは落ちが目立ちやすい
フレーム生成方式描いたフレームの間に補間したフレームを挟む。DLSS Frame GenerationとIntel XeSS-FG、FSR側のフレーム生成fpsの数字は上がるが入力の遅れは減らない。低遅延メソッドと組み合わせる

低遅延メソッドは、フレーム生成の入力の遅れを抑える設定です。NVIDIA Reflex Low Latency、AMD Anti-Lag 2、Intel Xe Low Latencyから、使えるGPUの物を入れておきます。

2.0のフレーム生成は1.xより素直に動きます。RX 9070 XTでFSR 4のバランスとFSRのフレーム生成を組み、元が55fpsでも遅れを感じない、という人がRedditにいます。レーザーやホロサイト、スコープの縁のゴーストは残っています。

2.0で設定画面に Async Compute が加わりました。アップスケーリングの設定の下にあります。1.xでは常に有効だった物を切れるようにした項目です。有効のまま平均15〜20fps上がった人と、これが原因で落ちるので切った人の両方がいます。

重い順に落とす項目

2.0で負担が増えたのはライティングと草木です。上から順に一段ずつ下げて、体感で見ます。

設定重さの理由
グローバルイルミネーションLumenの間接光。最適化MODのいちばん軽い版はここを切ってfpsを稼いでいる
群葉の品質環境描画距離2.0で草木が濃くなった分の負担。遠くまで描くほどGPUの仕事が増える
影の品質反射どちらもLumenの負担に重なる
髪の毛ゲーム内の説明にも「最高」はパフォーマンスに大きく影響すると書かれている
ポストプロセス被写界深度モーションブラーの品質見た目の好みで切れる物。軽くなる幅は小さい

表示の方式はフルスクリーン[ボーダーレス]が扱いやすく、Ultra Plusの作者もこの形を前提にしています。HDRモードは本体ではフルスクリーン[排他]でしか有効にできません。

V-Sync (垂直同期)はゲーム側で切ってドライバー側で入れ、fpsの上限はRivaTunerで付けます。Optimized Tweaks S.2の作者の勧めです。

MODの現状。続いている物と止まった物

1.1.3の時点で並べた6本のうち、2.0以降も更新が続いているのは2本だけです。表の下に、いまの主な物を足しています。

MOD方式最終更新の時点状態
Optimized Tweaks S.2pak(Engine.iniの値を内蔵)2.0.4続いている。作者は2.0.5でも動くと答えている
Ultimate Engine TweaksEngine.ini2.0.2続いている。2.0向けに更新
Ultra Plus for Stalker 2実行中に値を当てる(Ultra+ Manager)2.0.4(Nexus)続いている。2.0.5以降はUPM経由の新しい版でないと動かない
Frametime Stabilizationpak2.0.1続いている。2.0向けに再パック
Compile Shaders skip and on demand main menu buttonDLL2.0.6続いている。1.2.0でDLLローダー経由に
STALKER 2 Optimization MOD Performance ConfigEngine.ini2.0.4続いている。VRAM 4GB向け
Dust clouds removal (FPS boost)pak(テクスチャ)2.0.3続いている。2.0で増えた雲に合わせて作り直し
STALKER 2 GTX Ready ModEngine.ini2.0.6続いている。RTXでないGTX向け
Stalker 2 for (4gb vram plus gpus)Engine.iniScalability.ini2.0.4続いている。VRAM 4GB向け
STALKER 2 FPS BOOST – GTX 1050 3VRAMEngine.ini2.0.4続いている。VRAM 3GB向け
P.O.T. Performance Optimisation TweaksEngine.ini(VRAM別に3つ)2.0.5公開されたばかり。結果が環境で分かれ、作者が直している途中
STALKER 2 FPS Booster設定ファイル+ReShade+DLL2.0.2作者が対応の一時停止を宣言
Optimax(旧Optimization Essentials)Engine.ini1.5名前が変わった。2.0以降の更新なし
Anti-Stutter Mod and Massive FPS BoostEngine.ini1.72.0以降の更新なし
STK2 – SPFEngine.iniSealed Truth2.0以降の更新なし
Stalker OptimizerEngine.ini1.0発売直後から更新なし

1.x時代のEngine.iniは、2.0のエンジンでは意味を持たない変数や、逆に足を引っ張る変数を含んでいることがあります。古い最適化MODのEngine.iniが残っているなら、いったん消してから2.0対応の物を入れます。GSC自身も2.0の導入時に古いMODを全部外すよう案内しています。

1本に絞る。目的別の選び方

Engine.iniを書き換える系統は、どれも同じ変数を取り合います。3本の作者はそろって「ほかの最適化MODと一緒に入れない」と書いています。

Ultra Plusは方式が違いますが、作者はEngine.iniのMODとの併用はクラッシュや表示の崩れの元になる、としています。この4本からは1本です。

したいこと入れる物理由
見た目を変えずにカクつきと入力の遅れを減らすOptimized Tweaks S.2 の BASE と Improve LatencyBASEは見た目を落とさない。利用者数と作者の対応が群を抜いている
fpsを稼ぐ。少し落ちても構わないOptimized Tweaks S.2 の BOOST か BOOST2BOOSTで5〜20fps、BOOST2はLumenを切る
Engine.iniを自分で読んで管理したいUltimate Engine Tweaks1ファイル8KB。VRRの有無で2種類。変更点の一覧が公開されている
ライティングと色まで直したい。細かく調整したいUltra PlusUPMで項目ごとに切り替える。Lumenの品質、霧、暗い夜、HDRまで
VRAMが4GBしかないOptimization Configテクスチャの池をVRAMに合わせて絞る。GTX 970〜RX 580の世代が対象
VRAMが4GBで、ゲームの設定画面で上げ下げしたいStalker 2 for (4gb vram plus gpus)Low〜Epicのプリセットの中身を書き換える方式。入れたあとは設定画面で調整する
RTXでないGTX世代で、見た目を落としたくないGTX Ready Modハードウェアのレイトレーシングを切り、ソフトウェアのLumenで陰影を残す。fpsを稼ぐ物ではない
VRAMが3GB、CPUも古いFPS BOOST – GTX 1050 3VRAMLumen、動的な影、ボリューム光を切る。アップスケーリングは使えない

下の4つは「入れ方と相性」をハブの行にまとめてあります。GTX Ready ModStalker 2 for (4gb vram plus gpus)FPS BOOST – GTX 1050 3VRAMP.O.T.。どれもEngine.iniを差し替えて読み取り専用にする方式で、上の4本とは二択です。

次の3本は、どれを選んでも重ねられます。触っている物が違うためです。

  • Frametime Stabilization。が1フレームに処理するモデル数(OnlineDirectorModelsPerTick)だけを変える
  • Compile Shaders skip。起動時のシェーダーのコンパイルとロゴを飛ばす。DLLなのでpakと衝突しない
  • Dust clouds removal。土ぼこりの雲のテクスチャを消す。Engine.iniには触らない

~mods にpakを置くと実績が止まります(Optimized Tweaks S.2、Frametime Stabilization)。戻すにはAchievements Enablerを入れます。Engine.iniとDLLはMODとして数えられないので実績は止まりません(Compile Shaders skipの作者)。

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各MODの中身

入れ方と相性の細かい所は、おすすめMODのハブの行にまとめてあります。ここでは何を変えるかと、選ぶときの判断材料だけ書きます。

Optimized Tweaks S.2

Nexus ModsNexus Mods

Optimized Tweaks S.2 – Reduced Stutter Improved Performance Lower Latency Better Frametimes

更新日
2026/09/04
バージョン
3.31
総DL
1,207,375
A proper solution to mitigate stuttering and performance issues. It optimizes CPU and GPU efficiency, reduces latency, and improves streaming and memory management – all without sacrificing the game's graphics/visual quality. Just be aware that this mod (nor any similar mods) cannot fix the game; it can only make it run better.

UE5のゲームによくあるカクつきと入力の遅れを、開発側が既定のままにしているエンジンの変数を調整して減らすMODです。3つの版と、追加のImprove Latencyがあります。

本体、BASE、BOOST、BOOST2の見た目の比較
左から本体、BASE、BOOST、BOOST2。BASEは見た目を変えない(画像出典: Nexus Mods「Optimized Tweaks S.2」ページより)
  • BASEは見た目を変えない。BASEだけだとfpsの数字はほぼ動かず、カクつきと反応の改善が主(利用者)
  • BOOSTは5〜20fps。夕焼けの雲が粗くなった人がいて、作者はEngine.iniに雲の解像度の2行を足して戻す方法を示している
  • BOOST2はLumenを切る。見た目の落ちが大きいので、GPUが足りない環境向け
  • Improve Latencyは入力の遅れをさらに減らすが、CPUによってはfpsが落ちる
  • 2.0.5でも動くか、という問いに作者は「動く。今後のパッチにも対応できる作り」と答えている

Ultimate Engine Tweaks

Nexus ModsNexus Mods

Ultimate Engine Tweaks (Anti-Stutters – More Performance – Lower Latency – Better Clarity – Lossless)

更新日
2026/08/24
バージョン
135
総DL
269,925
Definitive Unreal "Engine.ini" changes with the goal to remove most stutters, improve performance and stability, decrease input latency, improve picture clarity. All with no visual loss.
MOD Thumbnail

50本以上のUE5ゲームで同じ作り方を続けている作者のEngine.iniです。カクつき、入力の遅れ、DLSSとFSRのゴースト、フィルムグレインと色収差を、見た目を落とさずに1ファイルで抑えます。

  • VRR(G-SyncかFreeSync)が有効な環境と無効な環境で別ファイル。ドライバーの設定とモニター側の両方で確かめてから選ぶ
  • 置き場所は %localappdata%\Stalker2\Saved\Config\Windows。置いたら読み取り専用にする。Game Pass版は WinGDK
  • 変更した変数の一覧と、それぞれが何をするかの表を作者が公開している。自分で読んで調整したい人向け
  • AMDのGPUで黒画面や起動時のクラッシュになる環境がある。作者は r.RDG.ParallelExecute=1D3D12.PSO.DriverOptimizedDiskCache=1 の行を消す手順を固定投稿にしている
  • 2.0以降、RX 7900と9070で地面に黒い格子が出る人がいる。作者はRTX 4080では再現できず、原因を探している
  • 外すときはEngine.iniを消すだけ。次の起動で本体の既定に戻る

Ultra Plus for Stalker 2

Nexus ModsNexus Mods

Ultra Plus for Stalker 2

更新日
2026/08/31
バージョン
6.4.2
総DL
94,366
U+ for Stalker 2 significantly reduces the amount of noise and improves fidelity while maintaining performance. It also addresses significant issues with the games color grading, exposure, and weather.

Engine.iniを書き換えるのではなく、ゲームの実行中に値を当てる方式です。Ultra+ Manager(UPM)で項目ごとに切り替え、F12で反映します。性能だけでなく、色の階調、露出、天候、Lumenのノイズまで直す物で、作者はlighting_overhaul_v2を強く勧めています。

  • Lumenの品質と解像度、反射、草木の描画距離、影を段階で選べる。品質を下げてノイズを減らす方向にも上げる方向にも使える
  • 暗い夜、霧の有無、HDRのボーダーレス対応、カットシーンでのフレーム生成まである
  • BetterReflectionSDFsはVRAMを大きく使う。フルスクリーン[ボーダーレス]で動かす
  • 更新はUPMとDiscordが先で、Nexusのファイルは古い。Nexusの6.4.2を手で入れると2.0.5以降はメニューのあとで落ち、UPMで最新にすると動いた、という人が続いている
  • 困ったときの窓口はDiscordだけ。UPMが「U+ Not Detected」のままで反映されない人もいて、DLSSを選ぶと動いた人がいる
  • Redditでは「ライティングの修正のためにこれだけ入れている」「UPMで毎日更新される」という声が出ている

Frametime Stabilization

Nexus ModsNexus Mods

Frametime Stabilization

更新日
2026/08/22
バージョン
1.2.1
総DL
14,594
Adjusting OnlineDirectorModelsPerTick which from what I can gather is likely related to batch size. This helps smooth out frametime and limit spikes/latency. Currently Vanilla S2 is set to 20, possible due to console limitations or maybe they just forgot to go back and profile after further optimizations.
MOD Thumbnail

本体の OnlineDirectorModelsPerTick は20で、作者は調整し忘れと見ています。これを140か260に上げて、フレームタイムのばらつきを減らします。A-Life Found A Wayと同じ作者です。

  • 140と260の2ファイル。最適な値はPCで違い、ソースも配布されているので自分の値で組める
  • 触るのはこの1つの値だけ。Engine.ini系のMODと重ねられる

Compile Shaders skip and on demand main menu button

Nexus ModsNexus Mods

Compile Shaders skip and on demand main menu button

更新日
2026/09/19
バージョン
1.2.0
総DL
3,452
Instead of having to press space to skip each time. The sequence is skipped entirely and menu has the Compile Shader button to run when you need it.
MOD Thumbnail

起動のたびのシェーダーのコンパイル、ロゴ、警告を飛ばし、メインメニューにコンパイルのボタンを付けるDLLです。必要なときだけ走らせます。

  • 飛ばしたシェーダーはその場で作られてドライバーのキャッシュに残る。初めての場面でだけ引っかかる
  • 作者は本体の更新とGPUドライバーの更新のあとに一度ボタンを押す、としています
  • 1.2.0からは「f2g DLL Mod Loader」を先に入れる形。version.dllを直接置く旧来の方法も残っている

STALKER 2 Optimization MOD Performance Config

Nexus ModsNexus Mods
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STALKER 2 Optimization MOD Performance Config

更新日
2026/09/07
バージョン
4.5.4
総DL
21,264
STALKER 2 Optimization MODPerformance ConfigThis optimization configuration for STALKER 2 is designed to significantly improve game performance on PCs with limited resources. It reduces video memory consumption, boosts FPS, and lowers latency, ensuring a smooth gaming experience even on low-end systems.

VRAMが4GBの世代(GTX 970、1050 Ti、1060、RX 470〜580)とノートPC向けのEngine.iniです。テクスチャの池をVRAMに合わせて絞り、Lumenと反射、影、LODを落として、fpsより先に止まらないことを取ります。

  • 見た目は落ちる。作者はほかの設定ファイルや見た目のMODと一緒に使わないよう書いている。入れたら一度ゲームに入って再起動する、が作者の手順
  • RTX 3050の4GBのノートPCで動いた、という人が続いている
  • 2.0以降の版は「ゲームの2.0以降で使う」とファイル欄に明記

Dust clouds removal (FPS boost)

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Dust clouds removal (FPS boost) 2.0 UPDATE

更新日
2026/08/26
バージョン
1
総DL
16,714
Removing dust clouds that reduce frame rates and ruin the overall image clarity
MOD Thumbnail

地平線や物の周りに出る土ぼこりの雲を消すテクスチャのMODです。アップスケーリングを使うとこの雲は低い解像度で描かれ、遠くがぼやけて見えます。作者の狙いはfpsの数字よりカクつきで、雲のテクスチャがVRAMを取っていた、という説明です。

  • 外の雲だけ。室内に浮かぶ細かいほこりは残る。カットシーンの煙も消えることがある
  • 触るのはテクスチャだけなので、Engine.iniの物ともpakの物とも重なる
  • 入れ方と相性はハブの行

VRAMが少ない環境の設定ファイル

Optimization Config以外にも、VRAMの量ごとのEngine.iniが2.0以降に出ています。方針が違うので、自分の環境に近い1本を選びます。中身と入れ方はハブの行に分けました。

MOD対象方針気を付ける点
GTX Ready ModRTXでないGTX(作者の環境はGTX 1070)ハードウェアRTを切り、ソフトウェアのLumenで陰影を残す。見た目を優先入れたあとにゲーム内で画質を触ると全部の値が戻る。設定は先に決める
Stalker 2 for (4gb vram plus gpus)VRAM 4GB(作者の環境はノートのRTX 2050)Low〜Epicのプリセットの中身をVRAM向けに定義し直す。設定画面で調整するGIを粗く計算するので明暗の付き方が変わる。DLCの地下で真っ暗になる人がいる
FPS BOOST – GTX 1050 3VRAMVRAM 3〜4GBと古いCPULumen、動的な影、ボリューム光、髪の毛を切る。見た目は捨てるTAAを切っているので、ゲーム内のアップスケーリングを有効にすると落ちる
P.O.T.4GB/8〜12GB/16GB以上の3段階Lumen、Nanite、霧を切らずに負荷だけ下げる8GBで変化なし、16GBでfpsが落ちた、と結果が分かれる

STALKER 2 FPS Boosterは、8つのプリセットにReShadeとフレーム生成のDLLまで同梱した詰め合わせです。作者が対応の一時停止を宣言していて、読み込みで落ちる人も複数います。今から入れる物ではありません(ハブの行)。

アップスケーラーのDLLだけ新しくする

Updated binaries for Nvidia AMD Intel graphic cardは、DLSS、FSR、XeSSのDLLを新しい版に差し替えるだけの配布物です。ゲームフォルダに上書きするだけで、Engine.iniにもpakにも触りません。ゴーストやちらつきが気になるときに、最適化MODとは別に試せます。

AMDのRX 7900系のクラッシュ。MODでは直らない

2.0以降、性能の話題で最も大きいのがこれです。Steamコミュニティの「AMD GPU Issues?」は36ページを超え、2.0.6で修正が入ったあとも続いています。

症状はGPUドライバーのタイムアウトによるクラッシュで、RX 7900 XT/XTX/GREに集中し、RX 9070系にも一部あります。RX 6000系やNVIDIAでは同じ症状は目立ちません。

スレッドで利用者が挙げている対処です。どれも作者やGSCの保証は無く、直った人と直らなかった人の両方がいます。

  • アップスケーリング方法FSR 4からTSRかXeSSへ変える。黒画面ではなくデスクトップへ落ちる形に変わっただけ、という人もいる
  • シェーダーのキャッシュを消してから起動する。一度落ち始めると続くので、区切りになる
  • Adrenalinのゲーム別設定で「Surface Format Optimization」を有効にする。起動時の「Out of videomemory」が消えた人がいる
  • GPUのブーストクロックを定格まで下げる、軽い電圧下げをやめる、電力上限を10%下げる
  • ドライバーをAMDのクリーンアップツールで消してから入れ直す
  • Windows Updateの KB5124008 とAMDのオーディオドライバーの相性を疑う声もある

この記事のMODを入れても、この症状は変わりません。上の表の「Anti-Stutter」「STK2 – SPF」のように1.x時代のEngine.iniを2.0に当てると、別のクラッシュを足すことがあります。GSCのサポートとAMDの両方へ知らせる、という呼びかけがスレッドの中心になっています。

スレッドはSteamコミュニティ(英語)にあります。

Engine.iniを自分で触るときの決まり

最適化MODの多くは、中身がEngine.iniです。置き場所と扱いを知っておくと、MODを入れ替えるときに迷いません。

Engine.iniの場所
Steam%localappdata%\Stalker2\Saved\Config\Windows
Game Pass(Microsoft Store)%localappdata%\Stalker2\Saved\Config\WinGDK
Linux/Steam Decksteamapps/compatdata/1643320/pfx/drive_c/users/steamuser/AppData/Local/Stalker2/Saved/Config/Windows
  1. ゲームを一度起動して閉じる。フォルダとファイルが作られる
  2. Engine.iniを差し替えるか、末尾に [ConsoleVariables] の節を足す
  3. ファイルを右クリックして読み取り専用にする。ゲームが起動時に書き戻すのを防ぐ
  4. 戻すときはファイルを消す。次の起動で本体が作り直す

pak型のMODの値を一部だけ上書きしたいときも同じ場所を使います。Optimized Tweaks S.2の作者が示した、BOOSTの雲を本体の見た目に戻す例です。

[ConsoleVariables]
r.VolumetricCloud.ShadowMap.MaxResolution=2048
r.VolumetricCloud.ViewRaySampleMaxCount=196

MODが増えてきたら、~modsへの直置きからMod Organizer 2へ移すと、入れ替えと切り戻しが楽になります。

よくある疑問

1.1.3のときに勧めていたOptimization Essentialsはどうなりましたか?

同じページのまま名前がOptimaxに変わっています。更新は1.5で止まっていて、2.0のエンジンには合わせていません。

Optimized Tweaks S.2とUltimate Engine Tweaksを両方入れると速くなりますか?

なりません。同じ変数を取り合い、後に読まれた方の値になるだけです。どちらの作者も併用しないよう書いています。

フレーム生成を入れたら遅延がひどくなりました。

フレーム生成は見た目のfpsを上げますが、入力の遅れは減りません。低遅延メソッドを入れ、元のfpsが60を切る環境では使わない方が扱いやすいです。Optimized Tweaks S.2のImprove Latencyは、この遅れを減らす方向の設定です。

Vortexで入れられますか?

pak型(Optimized Tweaks S.2、Frametime Stabilization)は入れられます。Engine.ini型はAppData側に置くので手で入れます。Ultra PlusはUltra+ Managerを使います。

実績が止まりました。

~mods にpakを置いたときの本体の仕様です。Achievements Enablerで戻せます。Engine.iniとDLLの物では止まりません。

「DLSS 5 Neural Rendering」のMODは性能が上がりますか?

上がりません。人物の肌や布の質感をAIで描き足す物で、作者自身がRTX 5060で40fpsと書いています。NVIDIAが配布していないファイルを同梱しているため、この記事とハブでは扱いません。

Settings for video cards with 8GB video memoryは?

コメント欄にfpsが半分になった、変化が無い、という声が並び、作者の返答がありません。8GBならOptimized Tweaks S.2のBASEかUltimate Engine Tweaksで足ります。

性能以外のMOD(A-Life、ミュータント、武器、見た目)は、293本をまとめたハブにあります。

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【STALKER2】パフォーマンス改善MOD|2.0で残った物と選び方

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この記事を書いた人

PCゲームの攻略と、MODの作成・日本語化、ロア(世界観)の解説を書いています。Morrowind の完全日本語化、TES のロア解説、Baldur's Gate 3 や Fallout: New Vegas(TTW)の日本語化、FF14 の見た目系ツールの解説など。MOD や翻訳ファイルの不具合は、各記事のコメント欄からどうぞ。

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