9x19mmを使うサブマシンガンです。アップデート2.0で追加されました。
Fora-230
Fora-230の詳しい説明
ウクライナ製の近代仕様サブマシンガン。戦闘車両の乗員や警察の特殊部隊向けに開発された。そのサイズと発射速度のおかげで、ゾーンでも一定の人気を得ている。

Fora-230は、9×19mm弾を使う小型のサブマシンガンです。2026年8月20日の無料大型アップデート「アップデート2.0」で、ARev、GP3A、SKPと一緒に追加されました。『Cost of Hope』と同日に実装されたので少し紛らわしいのですが、Fora-230自体はDLCを買わなくても入手できます。
小さい銃で、重量は1.7kg。標準マガジンが20発なのは物足りませんが、800rpmで撃ち込めます。改造すると9×18mmや.45 ACPへ口径変更でき、40発マガジンも用意されています。
| 項目 | Fora-230 |
|---|---|
| 使用弾薬 | 9×19mm |
| ダメージ | 20 |
| 貫通 | 2.0 |
| 連射速度 | 800rpm |
| 最適射程 | 9m |
| 最低威力保持 | 41% |
| 装弾数 | 20発(拡張マガジンで40発) |
| 重量 | 1.70kg |
| 耐久指数 | 1,597 |
| 基本価格 | 13,500クーポン |
| 射撃モード | フルオートのみ |
2026年9月時点では、重量1.70kg、基本価格13,500クーポン、射撃モードはフルオートのみです。アップデート2.0直後には重量1.9kg、価格13,000クーポン前後、単発/フルオート対応という古い値もありましたが、現在は表の数値になっています。なお、13,500クーポンは内部の基本価格なので、実際の店頭価格は評判などによって変わります。
元ネタのFORT-230
Fora-230の元ネタは、ウクライナのFORT-230です。名前を少しいじった程度で、外見も実銃をほぼそのまま使っています。FORT-230がゲームなどの映像作品に登場したのは、『S.T.A.L.K.E.R. 2』が初めてです。
実銃もゲームとほとんど同じ姿です。マガジンはグリップの中。上面には長いピカティニーレールがあり、前には折りたたみ式のフォアグリップ、後ろには伸縮式のストックがあります。GSCがSFっぽく作り直した銃ではなく、実物がだいたいこの姿です。
FORT-230はウクライナのRPC Fortが開発した9×19mmサブマシンガンで、2021年6月にキーウで開催されたArms and Securityで試作型が公開されました。現在は量産型も存在します。FORT-230と、折りたたみ式ストックを付けたFORT-230Aの2種類があり、ウクライナ軍でも実際に使われています。
FORT-230の開発
FORT-230が公開されたのは2021年です。開発したRPC Fortはウクライナ内務省系の国営銃器メーカーで、拳銃やAK系ライフルのほか、IWI製火器のライセンス生産なども行ってきました。FORT-230は、軍や法執行機関向けの小型火器として作られています。仕組みはシンプルで、クローズドボルトのブローバック方式。9×19mm弾を使い、20発または30発の専用マガジンをグリップ内へ差し込みます。
構造はUZI系を思わせるところがあります。ボルトの一部が銃身を包み込むような形になっていて、銃身長を確保しながら全長を短くしています。現在の量産型は銃身長190mm、ストックを縮めた状態で全長約410mmです。AKS-74Uのような小型ライフルを使っていた兵士、とくに車両乗員や後方部隊などが持つPDW的な用途も想定された銃です。『S.T.A.L.K.E.R. 2』とも相性がいい銃です。小さく、9mmで、フルオートで、レールだらけ。ゾーンの建物を漁るのに向いている一挺です。
FORT-230は、2021年に公開された試作型から現在の量産型までに仕様が変わっています。2021年の試作型は重量約2.6kgでしたが、現在のFORT-230は約3.2kg、連射速度は約900rpmです。ゲームでは800rpmなので、実銃より少し連射速度が抑えられています。
旧三部作での扱い
Fora-230は旧三部作には登場しません。当然といえば当然で、実銃FORT-230そのものが2021年に公開された銃です。『Shadow of Chernobyl』は2007年、『Clear Sky』は2008年、『Call of Pripyat』は2009年なので、当時はまだFORT-230が存在していません。ARevと同じく、『S.T.A.L.K.E.R. 2』で新しく入ってきた世代の銃です。しかもウクライナ製。2026年の『S.T.A.L.K.E.R. 2』に追加する銃としては、納得の選択です。
ゲームモデルと実銃の違い
外見は実銃に忠実です。Fora-230はFORT-230の形をほぼそのまま使っていて、ゲーム内ではサプレッサーやレーザー、専用40発マガジンなどを装着できます。大きく違うのは、まず重量です。現在の実銃は約3.2kgですが、ゲームでは1.70kgしかありません。ほぼ半分まで軽くされています。
次にマガジンです。実銃FORT-230には20発と30発マガジンがあります。ゲームでは標準20発に加えて、40発のドラムマガジンが登場します。さらに技術者の改造で、9×19mmから9×18mm、または9×19mmから.45 ACPへ口径変更できます。実銃FORT-230の現在の量産仕様は9×19mmで、9×18mm版や.45 ACP版はありません。この口径変更は完全にゲーム独自の要素です。
アタッチメントと改造
Fora-230は、素の20発だと少し物足りません。欲しいのはまず40発大容量マガジンです。場所はセメント工場エリアのケージ。PSYダメージを受ける建物を上まで登り、屋上付近にある青いスタッシュを調べると入手できます。20発から40発なので、装弾数はちょうど倍です。800rpmで撃つ銃だけに、この差は大きいです。アップデート2.0以前のセーブで既にスタッシュを開けていた場合は追加アタッチメントが入っていない不具合がありましたが、パッチ2.0.5で修正されています。
光学照準器やサプレッサーにも対応しています。FORT-230の実銃にもトップレールと専用サプレッサーが存在するので、このあたりは元ネタに沿っています。改造の目玉はやっぱり口径変更です。9×18mmへ変更すると、安くて軽い弾を使えるようになります。反動も5%減り、外部要因による摩耗にも補正が入ります。弾をたくさん撃つ雑魚処理用としては、よい選択です。
一方、.45 ACP化は火力寄りです。.45 ACPへ変更すると貫通力が30%上がる代わりに、反動が20%増えます。終盤までFora-230を使うなら、この改造は魅力があります。小さいSMGのまま、装甲を着た相手にも食らいつきやすくなります。
入手方法
Fora-230はDLC専用武器ではありません。通常のアップデート2.0を入れていれば、トレーダーから買ったり、NPCから拾ったりできます。固定配置で分かりやすいのがセメント工場のマシントラクターステーションです。建物の2階、テーブルの上にFora-230と弾薬が置かれています。
敵からのドロップもあります。中盤以降はNPCがFora-230を持つようになり、ガーベジ周辺のバンディットからも拾えます。トレーダーではロストクとヤニフで購入でき、シドロヴィッチがルーキー村で販売することもあります。在庫は固定ではないので、行けば必ず1丁並んでいるわけではありません。Fora-230はそれなりに出回るので、無理して買わなくてもそのうち拾えます。
ユニーク版はまだ無い
2026年9月時点で、Fora-230のユニーク版はありません。アップデート2.0で追加されたARev、GP3A、SKP、Fora-230のうち、ユニーク版があるのはARevのイェーガーブリックだけです。Fora-230には通常版しかなく、固有名を持つ別モデルや固定入手できるユニーク版は実装されていません。
Fora-230を使った感想
Fora-230は、実際に使ってみると中盤までかなり使いやすいSMGです。バイパー5から持ち替えると、軽さと連射速度の扱いやすさがすぐ分かります。9mm弾も確保しやすく、レッドドットを付けて近距離でヘッドショットを狙う使い方と相性がいいです。
インテグラル-Aと比べると、素の状態では近い使い勝手ですが、Fora-230には口径変更と40発マガジンがあります。ここがこの銃の面白いところです。一方で、遠距離ははっきり苦手です。50mくらいになると反動も気になり始め、フル改造しても遠距離射撃向けにはなりません。最適射程は9m、最低威力保持率は41%なので、インテグラル-Aを遠くまで撃つ感覚で使うと合いません。
逆に、屋内では扱いやすさがはっきり出ます。.45 ACPへ変更して40発マガジンを付けると、近距離で弾を浴びせる銃になります。ミュータント相手にも使いやすく、狭い建物の中ではARより取り回しやすいです。ただ、ARほど射程がなく、ショットガンほど一発が強いわけでもありません。SMGをどこで使うかがはっきりしていないと、中途半端に感じることもあります。
個人的には、Fora-230は遠くの敵まで全部これ一本で済ませる銃ではありません。1.7kgしかないので、スナイパーライフルやDMRと一緒に持っても邪魔になりにくい。建物に入ったらFora-230へ持ち替えて、20発だと足りないので40発マガジンを取る。そこから9mmのまま安く撃つか、.45 ACPへ変えて近距離火力を上げるかを決める。そんな使い方が一番楽しめます。何より、ウクライナで2021年に公開され、今も実際に使われている新しい国産SMGを『S.T.A.L.K.E.R. 2』に入れたのが、この銃らしいところです。旧作には絶対に出せなかった銃です。
