範囲に入ったものの進む先に出現して破裂する
フラッシュバン
フラッシュバンの詳しい説明
抜け方
ジグザグに走る。直線で抜けようとすると先回りされる/ボルトと自分では別々にクールタイムが進む。先に起爆しても、自分が入れば同じように出てくる/本編で通らないフラッシュバン地帯には入らない

フラッシュバンは、危険範囲へ入った人や物の進行方向を先読みし、その少し先に白い球体を出現させて爆発するアノマリーです。地面に固定された本体は見えず、歩いていると突然進路上に光球が現れ、短い溜めのあと強烈な閃光とともに破裂します。
普通のアノマリーと違い、ボルトを投げて先に爆発させても安全にはなりません。プレイヤーとボルトでは発生判定が別々に動くためです。攻略は、アノマリーを止めることではなく、予測された位置から自分が外れることです。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | フラッシュバン(Flashbang) |
| 別名 | クリッカー(Clicker) |
| ゲームファイル上のSID | ClickerAnomaly |
| 区分 | 電気(ゲームのデータベースでは熱のカテゴリ) |
| 危険度 | 中 |
| 見た目 | 突然空中に白い球体が現れ、短く発光したあと破裂する |
| 挙動 | 範囲内を動く人や物の進行方向を予測し、その先へ出現する |
| 被害 | 強烈な閃光と小ダメージ。球体そのものへの接触は大きな熱ダメージ |
| ボルト | 反応するが、プレイヤー側の発生判定までは止まらない |
| 主な対処 | 直線移動せず、出現したら横へ進路を変える |
| 本編で必ず遭遇する場所 | ガーベジの水力発電所 |
| そのほかの確認地点 | 沼地の漁村、バーントフォレスト、ヤニフ周辺など |
| アーティファクト | Clicker自体からの生成は確認されていない |
ゲームの上では熱のアノマリーで、球に直接触れると大きな熱ダメージも受けます。電気防護だけでなく熱防護も用意しておきましょう。
フラッシュバンの仕組み
バーナーなら火が出る地点、エレクトロなら電気が走っている地点に本体があります。フラッシュバンは違います。危険なエリアそのものは固定されていますが、爆発する白い球体は範囲内を動いた物体に合わせてその都度出現します。普段は見えない広いエリアがあり、人や物がその中を動くと、現在の移動方向から予測した未来位置へ光球を生成します。プレイヤーだけでなく、ボルト、回復薬などの投げたアイテム、NPC、箱などの動く物体にも反応します。地面にある軽い物体を蹴った場合も、その動きに反応して別の発生判定が生じることがあります。急に何個も光球が出たように見える場合、実際には自分、ボルト、蹴った小物などに対して別々に発生していることがあります。
前へ一直線に走ると、フラッシュバンは現在位置ではなく少しあとに到達する位置へ出るため、そのまま真っすぐ走ると自分から爆発地点へ突っ込む形になります。光球が現れたあと横へ曲がれば、予測地点だけが爆発し、自分は外へ逃げられます。これがジグザグ移動で回避できる理由です。
出現した瞬間に爆発するわけではありません。白い点が現れ、急速に明るくなってから破裂します。白い点が出てから爆発までは約1秒、同じ物に次の球が出るまでは約5秒です(発売初期の設定値)。白い球が見えたら、すぐ横へ曲がりましょう。
ボルトで先に爆発させても意味がない理由
ボルト自体には反応しますが、ボルトが作動させたフラッシュバンと、プレイヤーに対して出るフラッシュバンは別です。進入した物体ごとにクールタイムを持つため、ボルトで先に起爆してから通る方法は成立しません。ボルトは、危険なエリアがどこまで続いているかを見るのには使えます。エリアへ大量にボルトを投げると、そのボルトごとに発生判定が走り、白い球を増やしてしまいます。エレクトロ地帯のようにボルトを連打する進み方は向きません。境界確認として1本使う程度にとどめ、進行中は自分の動きに集中します。
実践的な抜け方
一番簡単な攻略はジグザグに走ることです。フラッシュバンは進行先を予測するので、予測されたあとに進行方向を変えます。前方右へ走る、白い球が右前方に出る、左前方へ切り返す、次が出たら右へ戻す、という感じです。Wを押したままAとDを交互に入れるのが簡単です。大げさに左右へ振る必要はなく、光球が予測した線から自分が外れれば避けられるので、斜め移動を交互に入れるだけでも十分です。
もう少し確実なのが、白い球が出た瞬間に90度方向を変える方法です。直線で全力疾走すると、フラッシュバン側も遠めの未来位置へ置くため、そのまま自分から当たりに行きやすくなります。むしろ少し落ち着いて移動しましょう。歩いて出現を待ち、白い球が現れたら進路を変える方法も有効です。歩行なら予測地点が近くなるため出現位置を確認しやすくなります。開けた場所ではジグザグダッシュ、箱や建物が多い場所では歩いて1個ずつ避ける、と使い分けましょう。
爆発の瞬間に後ろを向いても、爆発の範囲にいればダメージは防げません。白い球から距離を取りましょう。出現した球体そのものへ突っ込むと、大きな熱ダメージを受けます。光球を見つけたら脇をすり抜けようとせず、きちんと方向を変えましょう。
1発で困るのは、体力より閃光です。画面が真っ白になり、周囲がほとんど見えなくなります。そこへ次のフラッシュバンが出ると、避けるために必要な白い球そのものが見えず、さらにその次を受けると抜ける方向も分からなくなります。1発食らった場合は、無理にそのまま目的地へ走るより、一度危険エリアの外へ戻るか、近くの建物へ逃げて視界が戻るのを待ちましょう。フラッシュバンがいくつもある場所では別々の周期で球が出るため、リズムが崩れます。ヤニフ方面のように何個も重なる場所では、無理にアーティファクトを探さず外へ戻ったほうがいいこともあります。耐性を上げるより、当たらない動きを覚えましょう。
本編で通るのは水力発電所
ストーリーだけ進める場合、フラッシュバンをまともに攻略する必要がある代表地点はガーベジの水力発電所です。メインクエスト「値上がり」で、ダイオードにネスターの作業場を調べるよう頼まれたあと訪れます。
水力発電所の危険なエリアは、フェンスと建物の間と、トラックの裏側です。安全な部分をつないで進めます。作業場へ入るには、敷地北側付近にある壊れた白い円筒状の構造物から地下へ降ります。フラッシュバンを全部突破して中央建物の正面入口へ向かう必要はありません。
ほかのフラッシュバン地帯はアーティファクトや隠し場所、装備を取りに行くための探索地点で、無理に全部攻略する必要はありません。
出現場所
分かりやすいフラッシュバン地帯が、沼地の漁村です。この小さな集落では移動中にフラッシュバンが繰り返し発生します。隠し場所もあり、建物へ近づく途中で何度も狙われますが、本編を進めるだけなら無理に中を漁る必要はありません。
バーントフォレストにもフラッシュバン地帯があります。ジャーナリストの隠し場所のひとつがある廃墟のまわりでは、複数のフラッシュバンを避けながら建物地下へ入る必要があり、中身はSSP-100M SIRCAAスーツです。ストーリー上の必須地点ではないので、装備が整ってから戻っても問題ありません。
ヤニフ方面にもフラッシュバンがまとまった場所があります。複数が重なりやすく、ひとつを避けた直後に別の球体が出るため単純なジグザグだけでは見づらくなります。探索目的がなければ、わざわざ中心へ入らないほうが楽です。
出現する地域は、ガーベジ、ザトン、バーントフォレスト、マラカイト、赤い森、ヤニフと、沼地の漁村です。
旧三部作との関係
フラッシュバンは『S.T.A.L.K.E.R. 2』で初めて登場したアノマリーです。旧作にも強い光を出すエレクトロや、突然高熱を発生させるバーナーはありますが、移動する物体を検知して進行方向を予測し、未来位置へアノマリー本体を出現させる仕組みはありません。
なぜ動きを先読みできるのか、なぜ空中に球を作るのか、なぜ閃光と熱の両方が出るのかは、ゲームの中で説明されていません。
パッチでの修正
パッチ1.2で、近くにいるとフラッシュバンの音が聞こえなくなる不具合が直りました。球が出る音も避ける合図になるので、音はよく聞きましょう。









