【Baldur’s Gate 3】Condition Fixer 導入ガイド(パッチ8の条件セミコロン対策)

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追加呪文MODを入れたあと、特定レベル以上の呪文だけダメージが1回で止まる。パッシブが発動しない。呪文の対象がおかしい。バニラは問題ないのに、MODを足した構成だけ不具合が出る。こういった症状は、呪文や能力の裏側にある条件文(Condition)が壊れていることがあります。

「Condition Fixer」は、パッチ8以降に起きやすい条件文の互換問題を、起動時にまとめて直すMODです。古いMODを更新できないときのつなぎとして使います。よくメンテされた現行MODだけなら、入れなくてよいことが多いです。

本記事時点のメインファイルは1.0.2.1です。BG3 Script Extenderが必須で、配布は.zip(中身はConditionFixer.pak)です。

Nexus ModsNexus Mods

Condition Fixer

更新日
2025/10/02
バージョン
1.0.2.1
作者
wesslen
推薦
206
ユニークDL
41,252
総DL
63,943
Fixes and attempts to prevent syntax errors from mods naively modifying game data
MOD Thumbnail
Condition FixerのNexusメイン画像
目次

症状の目安

次のような症状が出たら、条件文の壊れを疑ってよいです。全部がこのMODで直るとは限りません。

  • 呪文リバランスMODなどで、特定レベル以上の呪文だけダメージが1回入って止まる(例:高レベル枠のウィッチボルト)
  • 追加した呪文・パッシブ・能力だけ、効果が出ない・対象がおかしい
  • 2025年4月(パッチ8)より前に作られた呪文・条件・パッシブ系MODを、更新せずに使っている
  • Script Extenderログに、末尾セミコロンや条件文まわりの警告が大量に出る
  • 「Condition Fixer」をロード順の末尾に置いたままにすると、別MODが正しく読み込まれない(「No Press Any Key Menu」 など)

ロード画面が93%付近で止まる件は、別問題として「Community Library」などが名前に出ることが多いです。「Condition Fixer」単体の対象ではありません。

条件文とパッチ8

条件文(Condition)

画面には出ませんが、ゲーム内部では呪文の対象やパッシブの発動条件などを、短いルール文で管理しています。たとえば「生きているキャラで、かつ死者ではない」といったチェックリストのようなものです。ここを略してCondition(条件文)と呼びます。

パッチ8の変更

パッチ8以降、本体側の条件文の末尾にセミコロン(;)が付くことがあります。ゲーム本体はこれを無視して動きます。問題は、古いMODの作り方です。

パッチ8以前に作られたMODの多くは、本体の条件文の後ろに、自分の条件をそのまま足す方式でした。末尾に;が無い前提です。

パッチ8以降、本体側はすでに末尾に;が付いた状態になります。ここに古いMODが条件を足すと、セミコロンが文の途中に残ることがあります。ゲームはそこで読み取りを止めるため、追加した条件が効かず、呪文が対象を選べない、パッシブが発動しないといった不具合につながります。

たとえば、次のような流れです(実際の内部表記はもっと短い英語です)。

  1. もともとの条件 … 「生きている かつ 死者ではない」
  2. パッチ8以降の本体 … 「生きている かつ 死者ではない」(末尾に;
  3. 古いMODが後ろに足す … 「生きている かつ 死者ではない かつ MOD独自の条件」
  4. 途中の;で文が切れる … MOD側の条件が無視される、または全体がおかしくなる

起動時の処理

  • 条件文の末尾にある余分なセミコロンを、起動時にまとめて取り除く
  • すでに壊れてしまった箇所のうち、比較的単純な損傷を修復する
  • ログに問題のあるMOD名を出し、まずはMOD更新を促す

恒久対策は、該当MOD側の更新です。更新が止まっている旧MODをどうしても使い続けるときの、つなぎの修正です。
セミコロン以外の不具合や、最初から構文がぐちゃぐちゃなMODまでは直しません。「Community Library」は、ログに出ても意図的な記述と説明されていることがあります。

配布ファイル

現行のメインファイルは1本だけです(本記事時点)。

  • 「Condition Fixer」(1.0.2.1)… Condition Fixer-18904-1-0-2-1-1759412303.zip

ZIPの中身は次の2点です。

  • ConditionFixer.pak(MOD本体)
  • info.json(Folder名 ConditionFixer、UUID 63d49a75-99e4-4163-8e43-16fd7e1fbb02

導入手順

BG3 Mod Managerへの読み込み・有効化・書き出しは、導入ハブと同じです。

  1. Script Extenderを入れる
    BG3 Script Extenderが無いと動かない。読み込み・書き出しとあわせて導入ハブのSE手順に従う
  2. メインファイルを取り込む
    現行ZIP(1.0.2.1)をダウンロードし、BG3 Mod Managerで読み込む。中身はConditionFixer.pak
  3. ロード順の先頭付近へ置く
    条件を書き換える他MODよりに読む必要がある。常用時はアクティブリストのできるだけ上
  4. 書き出して起動する
    Export Order to Gameを実行し、ゲームを起動する

常用時はロード順の先頭付近に戻してください。
要不要チェックのために一時的に末尾へ置く手順があります。末尾のまま放置すると、他MOD側の条件処理が壊れ、別MODが読み込まれない報告があります。確認後は必ず上へ戻します。

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要不要の確認方法

現行MODだけなら入れなくてよいことが多いです。入れる前に、次の手順でログを確認するのが確実です。

Script Extenderログ

BG3 Mod Manager → Settings → Open Preferences → Script Extender で、Create Console にチェックを入れます。ゲーム起動後、メインメニュー直後にログウィンドウが開きます。AppData内にログファイルが見当たらない場合も、この方法が手早いです。

末尾への一時配置

  1. 「Condition Fixer」をロード順の末尾へ一時的に移す(常用位置ではない)
  2. 書き出してゲームを起動し、メインメニュー直後のログを見る
  3. ログの行の意味で判断する(下表)
  4. 必要ならロード順を先頭付近へ戻して常用する。不要なら外す

ログに出やすい行と、読み方の目安です。

ログに出る行意味と対処
Removed … trailing semicolonsだけ本体側の末尾;を掃除しただけ。問題MODは使っていない。外してよい
Removed … fixable rogue semicolons古いMODが条件文を壊している。該当MODの更新を優先。更新できなければ「Condition Fixer」を先頭付近で常用
Encountered … errors構文エラーや直せない損傷あり。ログに出たMOD名を更新・削除。「Condition Fixer」だけでは足りないこともある
… was last defined in "MOD名"問題の条件文を最後に定義したMOD名。まずここを疑う(「Community Library」、呪文リバランス、クラス追加MODなど)
Unfixable rogue semicolon修復不能な壊れ方。MOD作者への報告か、MODの更新・差し替えが必要

ログに「Community Library」が出ても、意図的な記述と説明されていることがあります。末尾セミコロン除去だけで済む構成(数百件の掃除+十数件の修復など)もあり、行の種類を見分けることが大切です。

導入の判断

入れる目安

  • パッチ8以前から条件をいじっている、更新が止まっているMODをまだ使っている
  • ログに fixable rogue semicolons や条件文まわりのエラーが出る
  • 呪文・パッシブ系MODを更新できず、ログに fixable rogue semicolons が出る、または呪文・パッシブだけおかしい

入れなくてよい目安

  • よくメンテされた現行MODだけを入れている(ログ確認で trailing semicolons だけなら不要
  • モデル、UI、セーブ、ロード停止など、末尾セミコロンと関係のない不具合を直したい

起動時の遅延

起動時に条件をまとめて確認するため、Script Extenderログ上は数十ミリ秒〜数百ミリ秒の処理時間が出ます。185MOD入りで49〜73ms程度、問題が多い構成では300ms超の報告もあります。数十ms程度なら常用で気にしなくてよいです。全MODが同程度遅いと起動が重くなる、という報告はあります。

アンインストール

いつでも外せます。外したあと古いMODの条件が再び壊れるかは、入れている構成次第です。

名前が似た別MODとの違い

名前に Fixer や Condition が付くMODは他にもあります。この記事が扱うのは Nexus ID 18904 だけです。

MOD名(Nexus ID)役割
「Condition Fixer」(18904)条件文の末尾セミコロンと、それによる古いMODとの衝突
「Unofficial Bug Fixer」(5595)壊れた呪文・アイテム・バニラ不具合の修正パッチ集
「AOE Status Fixer」(8461)範囲攻撃(AOE)時の状態付与まわり

用途が違うので、症状を見て選びます。併用もできます。

よくある質問

最新MODだけ使っています。念のため入れますか?

現行MODだけなら入れなくてよいことが多いです。末尾に一時配置してログを見て、trailing semicolons だけなら外して問題ないことが多いです。

ロード順は一番上ですか?

常用時は先頭付近です。要不要チェックのときだけ一時的に末尾へ置き、確認後は必ず上へ戻してください。末尾のままだと他MODが壊れる報告があります。

ロードが93%で止まります。直りますか?

別問題として扱ってください。「Community Library」など別MOD名がログに出ることが多く、「Condition Fixer」の対象外です。

BG3 Mod Managerへの読み込みや書き出しなど、共通の導入操作は導入ハブにまとめています。

他のおすすめMODや、日本語化・マルチ注意点などの共通情報は、こちらにまとめています。

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