触れているあいだだけ泡立って有毒ガスを出す
フルーツパンチ
フルーツパンチの詳しい説明
抜け方
動かないので、見えていれば避けるだけ/迂回できないときは化学防護を上げる。リキッドロック、ペリクル、デビルズマッシュルームなど/上にガスクラウドが浮いていることが多い。頭上も見る

フルーツパンチは、地面に広がった黄緑色の液体へ触れると泡立ち、強い化学ダメージを与える酸性アノマリーです。動いたり追ってきたりはしません。見えてさえいれば避けやすいのですが、踏んでいるあいだは体力だけでなく装備耐久まで削られます。
初代『Shadow of Chernobyl』から同じ名前で登場しているアノマリーで、科学施設や工場、地下、下水道のような場所でよく見つかります。目立つので単体なら怖くありませんが、ガスクラウドや敵と重なった場所では急に危険度が上がります。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | フルーツパンチ(Fruit Punch) |
| 区分 | 酸性/化学系 |
| 危険度 | 中 |
| 見た目 | 黄緑色に発光する粘り気のある水たまり |
| 挙動 | 人や物が触れているあいだ泡立ち、腐食性の反応を起こす |
| 被害 | 化学熱傷。体力と装備耐久を同時に削る |
| ボルト | 反応して泡立つが、停止も解除もできない |
| 移動 | しない |
| 主な対処 | 基本は迂回。通過が必要なら化学防護を上げて短時間で抜ける |
| 主な出現地域 | レッサーゾーン、ザトン、ガーベジ、ケミカルプラント、ワイルドアイランド、ロストク、セメント工場、マラカイト |
| よく一緒にいるもの | ガスクラウド |
| 旧三部作 | 3作品すべてにフルーツパンチとして登場 |
緑色の水たまりの仕組みと危険性
普段は地面に黄緑色の液体が溜まっていて動きません。人やボルトが触れると急に泡立ち、明るく発光します。触れると化学ダメージを受ける強い酸性の液体で、長く触れた生物や無機物を腐食させる性質はシリーズを通して一貫しています。エレクトロやバーナーのように作動して止まる仕組みではなく、踏んでいるあいだずっと危険です。
ボルトには反応し、投げ込むと液体が泡立ち、音と発光が強くなるのでどこまで広がっているかを見ることはできます。ただし反応したあとも消えず、先に泡立たせても自分が踏めば普通にダメージを受けます。対処は避けるしかありません。
本当に怖いのは装備耐久です。一瞬触れただけなら回復薬で取り戻せますが、酸性アノマリーは装備を短時間で腐食させるため、フルーツパンチの上に立ったまま撃ち合うのは避けましょう。HPを回復して粘ることはできても、その間も防具は傷み続けます。戦闘が終わったころにはHPは戻った、弾も残った、でもスーツがボロボロ、ということが起きます。数メートル遠回りしたほうが修理費は安く済みます。
対処法
フルーツパンチ単体なら、見つけたら横を通るだけです。狭い場所で迂回できない場合だけ、通過距離を短くします。
- 先に出口までのルートを見ます。
- 頭上にガスクラウドがないか確認します。
- 化学防護の高い装備やアーティファクトを付けます。
- フルーツパンチへ入ったら止まらず走ります。
- 外へ出てから回復し、装備耐久も確認します。
フルーツパンチは動かないので、準備は安全な場所で全部済ませます。中で探知機を眺めたり、インベントリを開いたりしないでください。
どうしても踏む必要があるなら、化学防護が有効です。酸性のアノマリーから見つかるリキッドロックは化学防護が最大、ペリクルとデビルズマッシュルームは化学防護が強です。防護を上げてもフルーツパンチの中で戦う必要はなく、アーティファクトを拾う、狭い通路を抜ける、誤って踏んだときに生き残る、ための保険として使いましょう。
ガスクラウドとは別物
フルーツパンチ地帯では、頭上に緑色のガスが浮いていることがあります。これはガスクラウド(Gas Cloud)という別のアノマリーで、フルーツパンチがある場所には一緒に出ることが多くなっています。フルーツパンチは地面、ガスクラウドは空中です。地面のフルーツパンチを避けたのに頭上のガスクラウドへ入ることがあるため、足元だけでなく頭上も見るのが酸性地帯の基本です。
『Call of Pripyat』でも、プリピャチのデパート地下のようにフルーツパンチと化学系ガスが同じ地下空間にある場所があり、さらに別階層にはコメットまで配置されています。ガスクラウドが高い位置にあるならしゃがんで下を抜けられる場合があります。ボルトを何度か投げてガスクラウドを散らし、その間にフルーツパンチの隙間を通ることもできますが、これはガスクラウド側を処理しているだけで、フルーツパンチは残っています。
アーティファクトとの関係
酸性や化学のアノマリー地帯からは、たくさんのアーティファクトが出ます。アーティファクトのバブルは、透明な膜の中にフルーツパンチに似た物質が入っていて、同じ化学のアノマリーの仲間です。フルーツパンチが何の物質で、なぜ地面にできるのかは、ゲームの中で説明されていません。
旧三部作との関係
フルーツパンチは『Shadow of Chernobyl』『Clear Sky』『Call of Pripyat』の3作品すべてに登場します。緑色に光る液体、物や人が触れると泡立つ、腐食性が非常に高い、地下や施設内部に多い、という特徴まで共通しており、『S.T.A.L.K.E.R. 2』のフルーツパンチは旧作の同名アノマリーをほぼそのまま現代版へ持ってきたものです。
初代のフルーツパンチは、暗闇で鮮やかな緑色に光り、人体へ強酸と同様の傷害を与えます。主な場所はアグロプロム地下、X-18研究所、荒廃領域で、スライム、スラグ、マイカの3種類のアーティファクトを生成します。ペリクルを4個装備すると化学ダメージの扱いが反転し、フルーツパンチの中に立つことでHPや装備を回復させる遊び方もできましたが、今作で同じことはできません。『S.T.A.L.K.E.R. 2』では普通に装備を腐食させる危険地帯です。
『Clear Sky』でもフルーツパンチ自体は残っていますが数が減り、主にアグロプロム地下と赤い森の鉱山にあります。アーティファクトは生成されないか、ソウルが生成される場合があります。
『Call of Pripyat』になると、フルーツパンチは珍しくなります。ボルホフの対空施設、デパート、X-8研究所などにあり、化学のアノマリーの主役はガスに移りました。アーティファクトを生むのも主にガスの方です。
今作で変わったのは、装備耐久への影響が実感しやすくなったことと、ガスクラウドなど別の化学系アノマリーと同じフィールドに置かれる場面が多いことです。
パッチによる変更
フルーツパンチだけを変えたパッチはありません。パッチ1.3(2025年3月)で、戦闘向けスーツのアノマリー防護が下がり、科学系スーツの防護が上がり、いくつかのアノマリーのダメージが少し変わりました。それより前の動画で見るダメージは、今とは違うことがあります。パッチ1.5では、アノマリー内部で保存したデータを読み込んだ際、効果とダメージが永久に残ることがある不具合も修正されています。
出現場所
出現する地域は、レッサーゾーン、ザトン、ガーベジ、ケミカルプラント、ワイルドアイランド、ロストク、セメント工場、マラカイトです。科学施設、工場、地下施設、洞窟、下水道でよく見かけます。
序盤で分かりやすいのがレッサーゾーンの古い製粉所の地下洞窟です。スクイントに協力する場合、サイドクエスト「朝飯前」でここへ入り、酸性アノマリー地帯からモールドを回収します。リキッドロック、ペリクル、デビルズマッシュルームを含む多数の酸性系アーティファクト候補があり、序盤装備だと化学防護が低いので、フルーツパンチの怖さが分かりやすい場所です。
ガーベジの毒の穴は大きな酸性アノマリー地帯で、アーティファクトを拾えます。同地域の車両廃棄場にも酸性フィールドがあります。ケミカルプラントでは有毒な沼という化学系の場所があり、デビルズマッシュルームなどの化学のアーティファクトが取れます。
アーティファクトを取りに行くときは足元を見る時間が長くなり、気付かないうちに液体の上へ立つことがあります。酸性地帯にはガスクラウドが重なっている場合もあるため、位置をある程度絞ったら一度安全な地面へ戻り、そこから最短距離で取りに行きましょう。見えているなら踏まないことが基本で、フルーツパンチは追いかけてこないので横へ1歩ずれれば済みます。









