範囲内のものを減速させる。移動速度、視点を動かす速さ、弾やグレネードの速度が落ちる
フライキャッチャー
フライキャッチャーの詳しい説明
抜け方
撃ち合いの最中は入らない。弾が遅くなって当たらなくなる/探索中は通り抜けるだけでよい

フライキャッチャーは、範囲に入った人や飛んでくる物をまとめて遅くする、ほぼ透明なアノマリーです。ダメージはありませんが、足、視点、撃った弾、ボルト、グレネードまで遅くなります。
探索中なら、そのまま歩いて抜ければ問題ありません。危ないのは戦闘中で、逃げる足も、敵を追う照準も、撃った弾も遅くなります。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | フライキャッチャー(Flycatcher) |
| ゲームファイル上の名称 | FlycatcherAnomaly |
| 区分 | 分類なし |
| 危険度 | 低 |
| 見た目 | 空気の歪み、薄いノイズ。かなり見つけにくい |
| 挙動 | 範囲内の移動、視点操作、飛翔物などを減速させる |
| 被害 | 直接ダメージなし |
| ボルト | 投げ込むと減速するが、停止や解除はできない |
| 銃弾 | 範囲内で大幅に遅くなる |
| グレネード | 飛翔速度と回転が遅くなる |
| 回復 | ゲームデータ上、HP回復速度とスタミナ回復速度にも低下補正あり |
| 主な対処 | 探索中はそのまま抜ける。戦闘中は入らない |
| 出現場所 | ゾーン各地 |
| 旧三部作 | 同じ挙動の実装済みアノマリーは確認できない |
何がどれだけ遅くなるか
中に入ると、移動の速さは最大で半分になります。視点を振る速さも、左右と上下の両方で最大7割ほど落ち、マウスやスティックが急に重くなったように感じます。
体力とスタミナの回復も、最大で8割遅くなります。傷を負った直後やスタミナを使い切ったあとに入ると、立て直すまで時間がかかります。
飛んでいる物は、境界に入った瞬間に速さを失います。ボルトやグレネードは普段の2割ほどの速さで進み、回転も1割ほどに落ちます。銃弾も大きく遅くなり、近くで撃っても、弾が中をゆっくり進んでから当たります。
この数値は発売初期のゲームデータの設定です。
見分け方
空気がわずかに歪み、画面に色ずれやノイズのような乱れが出ます。中に入ると、低い風切り音のようなくぐもった音に変わります。暗い場所では見えにくく、アノマリーの探知機も反応しません。踏んでも体力が減らないので、最初はアノマリーだと気付きにくい相手です。
確かめるならボルトを投げましょう。バーナーやエレクトロのように何かが起きて止まることはなく、ボルトがスローモーションのまま中を進みます。ボルトを投げても効果は消えませんが、範囲の場所ははっきり分かります。
戦闘中に踏んだとき
足が遅くなるので、グレネードやミュータントから離れにくくなります。視点も遅くなり、走る敵に照準が追いつきません。自分の弾まで遅れて届くため、動く敵を普段の感覚で撃つと後ろへ外れます。中から投げたグレネードも、普段の距離まで届きません。
戦闘中に踏んだら、倒し切ろうとせず、まず近い境界から外へ出ましょう。移動と視点が戻ってから撃ち合います。
ほかのアノマリーの近くに置かれていることが多く、重なると危険が大きくなります。Vortexから逃げる途中で入れば足が止まり、バーナーやコメットなら熱から離れるのが遅れます。エレクトロの安全な間に抜けようとしているときに入ると、次の安全な場所まで届きません。フライキャッチャーそのもので死ぬことはほとんどなく、足止めされている間にほかのものにやられます。
敵の弾を遅くする使い方
敵が撃った弾も、フライキャッチャーに入れば遅くなります。自分は外にいて、敵との間にフライキャッチャーを挟めば、移動も視点も普段のまま、向こうの弾だけを遅らせる盾になります。こちらの弾も通すと遅くなるので、撃つ位置は選びましょう。
大量の弾を撃ち込むと、何発もの弾が空中をまとまってゆっくり進み、そこへ顔を出した敵にまとめて当たります。狙って使うほどの方法ではありません。
プサイとの関係
見た目と音はプサイの影響に似ていますが、フライキャッチャーにプサイをためる設定はありません。遅くなるのは移動、回復、視点、飛んでいる物だけです。プサイ防護薬を飲む必要はありません。
プサイ、重力、時間のアノマリーと呼ばれることもありますが、公式の分類はありません。本当に時間が遅くなっているのか、重力や空間の性質なのかは、ゲームの中でも語られていません。
旧三部作との関係
『Shadow of Chernobyl』『Clear Sky』『Call of Pripyat』に、同じ減速のアノマリーはありません。初代にはVortex、バーナー、エレクトロなどがあり、『Clear Sky』でSpace Anomalyが、『Call of Pripyat』でガスクラウドやテスラが加わりました。フライキャッチャーは『S.T.A.L.K.E.R. 2』で新しく入ったアノマリーです。
いちばん近いのは、『Clear Sky』と『Call of Pripyat』のSpace Anomaly(Space Bubble)です。入った人を別の場所へ飛ばしたり、どこへ歩いても元の場所へ戻る空間の輪に閉じ込めたりします。Leshiyの部隊はこれに捕まり、何日も同じ場所をさまよっていました。転送と空間の輪で、減速の仕組みはありません。
初代の開発中には、Time anomalyというアノマリーの案もありました。中心にアーティファクト「Mama’s Beads」を置き、取るとアノマリーが消える予定でしたが、製品版では削られています。フライキャッチャーとの関係は、開発者から説明されていません。
パッチでの変化
パッチ1.4(2025年5月15日)で、中で銃を撃つと射撃音が鳴らないことがある不具合が直りました。遅くなる割合や危なさは変わっていません。
出現場所
レッサーゾーンを除くすべての地域にあります。道路脇や建物のまわりに1つだけ置かれていることもあれば、ほかのアノマリーの中に混ざっていることもあります。ドゥーガの学校のスタジアムの近く、ワイルドアイランドのボートハウスや砂鉱山のまわり、ガーベジの道路の上などにあります。有名なアノマリー地帯だけでなく、普通の道や廃墟にも置かれているので、空気の歪みを見たらボルトで確かめましょう。
フライキャッチャー自体は、アーティファクトを生みません。









