広範囲にプサイエネルギーを放つ。浴びると画面が黄色い靄で覆われ、覆いきるとダメージが入る
フレア
フレアの詳しい説明
抜け方
光柱からの射線が通っていなければ当たらない。常に遮蔽物を挟む/1発浴びたら、まず射線を切れる場所へ入る。ゾンビは後回し

フレアは、DLC「Cost of Hope(希望の代償)」で追加された巨大なプサイ系アノマリーです。チョルノービリ原発の中央部から空へ伸びる巨大な光柱で、遠くから見えているだけなら問題ありませんが、効果範囲内で光柱との射線が通るとプサイエネルギーを浴びます。
画面の周囲から黄色い靄が広がり、視界を完全に覆うところまで進むと攻撃が成立します。1発目を受けるとダメージとともに幻影が現れ、そのまま遮蔽物へ入らず2発目まで受けるとほぼ助かりません。2発目で即死することもあります。バーナーやエレクトロのようにボルトで止めることもできません。フレアを攻略するときに見るべきものは光柱までの距離ではなく、光柱と自分の間に壁や車両、建物があるかです。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | フレア(Flare) |
| 初登場 | DLC「Cost of Hope」 |
| 区分 | プサイ |
| 危険度 | 即死級 |
| 見た目 | チョルノービリ原発中央部から空へ伸びる巨大な光柱 |
| 挙動 | 射線が通っている対象へ広範囲のプサイエネルギーを浴びせる |
| 被害 | プサイダメージ、幻影の出現 |
| 1発目 | ダメージを受け、幻影が複数出現 |
| 連続被弾 | 間を置かず2発目を受けると即死 |
| ボルト | 通じない |
| 基本的な対策 | 光柱との射線を遮る |
| 主な場所 | チョルノービリ原発中央部 |
| 関連アイテム | 揺らめくフレア、フレアタイム、フレアの光 |
| 恒久的な対処 | サイドクエスト「忘れられしもの」を進めることでフレアを無力化できる |
「Cost of Hope」は2026年8月20日に配信された『S.T.A.L.K.E.R. 2』初の大型拡張で、新地域としてチョルノービリ原発とアイアンフォレストなどが開放されました。
フレアの仕組み
フレアは、近づいた瞬間だけ作動する普通のアノマリーとは違います。効果範囲にいて、なおかつ光柱から自分まで射線が通っている状態が危険です。遮蔽物から出ると画面へ黄色い靄が少しずつ広がりますが、この時点ではまだ攻撃を受けていません。そのまま光柱から見える場所に居続けると黄色い靄が視界全体へ広がり、フラッシュバックのような映像とともにプサイ攻撃が入ります。
フレアにはHPバーのような専用表示はなく、この黄色い靄が警告の代わりになります。少し黄色くなっただけなら、まだ遮蔽物へ戻る時間があります。画面のほとんどが黄色くなっているなら危険です。遮蔽物へ入るとプサイ曝露は収まっていき、黄色い表示も消えていきます。射線を切ったあと、黄色い表示が消えるまで待ってから再び動きましょう。遮蔽物へ到着してすぐ飛び出すと危険です。
「○秒ごとにフレアが発射される」という固定周期はなく、射線が通った状態で一定時間さらされるとプサイ攻撃を受ける仕組みです。秒数を数えるより、画面の黄色い靄を見ましょう。
1発目を受けたとき
1発目のプサイ攻撃を受けると、幻影のゾンビが複数現れます。ここで反射的に撃ち始めるのは危険です。幻影へ照準を合わせている間も、光柱から自分まで射線が通ったままなら次のプサイ曝露が進みます。先に遮蔽物へ入りましょう。幻影はそのあとです。1発目のあと間を置かず2発目を受けると死亡します。連続した2回のプサイ波は、高いプサイ防護があっても生存できません。射線を切る、黄色い靄が引く、幻影を処理する、の順にします。
射線の切り方と抜け方
光柱が見えていても、その間に十分な遮蔽物が入れば攻撃を受けません。建物、コンクリート壁、車両、トラック、コンテナ、本棚、工業設備、太い鉄骨などが遮蔽物として使えます。守衛棟では、部屋の中にある本棚の裏へ入るだけでフレアを遮れます。工業地区ではトラックや木、クレーンの柵まで利用できます。マップにある物をそのまま盾にします。どの太さの木や鉄骨まで判定されるのかは分かりません。細い柱にぎりぎり隠れるより、大きな車両や壁を使いましょう。
フレア自体へボルトを投げても止まりません。射線が通っている限り、プサイ曝露は続きます。フレアの破片などの周囲には、スプリングボードやVortex、エレクトロといった普通のアノマリーも配置されています。フレアから身を隠しながらボルトを投げ、道中の重力系アノマリーなどを先に作動させて進みましょう。フレアには遮蔽物、道中の普通のアノマリーにはボルト、と役割が違います。
実際の進み方は、まず遠くから光柱の位置を確認し、次に隠れる場所を探して最初の遮蔽物まで走ります。黄色い靄が薄くなるのを待ち、次の遮蔽物を決めてまた走る、を繰り返します。フレアは広範囲なので、普通のアノマリーのように全力疾走で数秒抜けるのは通じにくいです。CNPP中央部では効果範囲そのものが広く、建物や工業設備を何度も乗り継ぐ必要があります。遠くの建物まで一本で走るより、車両、壁、コンテナ、建物、くらいに細かく分けましょう。1発受けた場合は、次の目的地や敵は無視して最も近い射線を切れる場所へ入り、幻影のゾンビは後回しにします。
プサイ防護
プサイ防護を上げる意味はあります。DLCではフレアと関係する揺らめくフレアというアーティファクトが追加され、装備するとプサイ防護が上がります。ただし、これを付けても光柱の前に立ち続けることはできません。高いプサイ防護を積んでも、フレアを連続して受ければ死亡します。防護は、遮蔽物まで少し遅れた、1発目を受けた、黄色い靄が限界まで来た、ときの余裕を増やすものです。根本的な攻略方法は最後まで射線切りです。
揺らめくフレアとフレアの破片
フレア周辺では、DLC固有の揺らめくフレアを入手できます。フレアによって作られた金属片のようなアーティファクトで、内部から淡く光り、プサイ防護を持ちます。「忘れられしもの」では合計5個を集め、終盤には5個すべてを同時に装備して強いプサイ環境を突破する区間があります。通常のCNPP探索は遮蔽物を使って通れるので、最初から5個そろえる必要はありません。
メインの巨大フレアとは別に、アイアンフォレストやCNPP各所には小規模なフレア現象があり、周辺にも揺らめくフレアが置かれています。確認されている地点には、フレアの破片、CNPPへの橋、守衛棟、工業地区などがあります。ここでも基本ルールは同じで、光源との射線を切りながら近づきます。アイアンフォレストのフレアの破片では電気設備や鉄骨を遮蔽物として進み、CNPPへの橋では壊れた車両を乗り継ぎます。
チョルノービリ原発中央部
DLC「Cost of Hope」で新しく探索できるようになったCNPPは、チョルノービリ原発そのものを広い探索地域として扱っています。メインのフレアはそのCNPP中央部にあり、水処理施設の付近から巨大なフレアの影響が広がっています。水路や工業施設、発電設備の間を移動する区間になり、遠くからでも光柱が見えます。原発構内は建物、工業設備、高いフェンス、車両、配管、水路で細かく分断されており、一見遠回りに見えるルートでも射線を切りながら進めるならそちらが正解です。
「忘れられしもの」でフレアを消せる
メインストーリーを進めただけでは、フレアは自動では消えません。巨大フレアには専用のサイドクエスト「忘れられしもの」があり、水処理施設を確保したあとに進められます。揺らめくフレアを集めながらフレアの核心へ迫り、最終的にはCNPPの巨大フレアと周辺の小型フレア現象を無力化できます。以後のCNPP探索が楽になります。普通のバーナーやエレクトロはゲーム中ずっと残りますが、フレアはクエストを進めることで恒久的に取り除ける、ストーリーと結び付いた存在です。「忘れられしもの」では、フレアに関係する固有アーティファクトフレアの光も入手できます。
パッチでの修正
パッチ2.0.5で、「忘れられしもの」の中のアノマリーの範囲が調整されました。
旧三部作にフレアはあったのか?
フレアそのものは旧三部作には登場しません。ただし、プサイエネルギーで人間の脳へ直接影響を与える現象はシリーズの根本にある設定です。近いのは、普通のアノマリーより、旧作のミラクルマシンやブレイン・スコーチャーのような大きなプサイ源です。
『Shadow of Chernobyl』には、ヤンターのミラクルマシンと赤い森のブレイン・スコーチャーという大きなプサイ源が2か所あります。どちらも普通のアノマリーとは違い、広い地域そのものをプサイフィールドで覆います。ヤンターではX-16研究所の装置が強いプサイ波を発生させ、周辺に多数のゾンビ化したストーカーがいます。ブレイン・スコーチャーはさらに大規模で、レーダーの巨大なアンテナ設備からプサイ波を放ち、ゾーン中心部へ近づくストーカーの精神へ影響を与えます。犠牲者をゾンビ化させたり、モノリスへ取り込んだりする目的で使われていました。広範囲へプサイ攻撃を出し、人をゾンビ化させるという点では、フレアに近い存在です。
『Shadow of Chernobyl』の赤い森にあるプサイフィールドでは、ミュータントの幻影が出現します。幻影はプレイヤーへ向かってきて、攻撃した瞬間に消えますが、その際に少量のHPを奪います。フレアを1発受けたあと幻影のゾンビが現れる仕組みは、初代から続く、強いプサイ曝露で存在しない敵が見えるという表現を引き継いでいます。
『Clear Sky』ではプサイ現象がさらに増え、ヤンターのミラクルマシンが再び登場し、沼地、ガーベジ、ダークバレー、アグロプロム、軍事倉庫などにも小規模なプサイフィールドがあります。プサイ防護という数値もより明確になり、防護の高いスーツやアーティファクトでダメージを軽減できます。アグロプロム地下やシンバイオントでは、プサイ曝露に伴う幻影も登場します。フレアの、プサイ防護である程度耐える、幻影が出る、長く曝露すると死ぬ、という部分は『Clear Sky』までにほぼそろっています。違うのは射線です。旧作のプサイフィールドは範囲内へ入った時点で影響を受ける環境ダメージで、壁一枚を挟めば止まるフレアとは違います。
『Call of Pripyat』では常設のプサイフィールドが少なくなります。代表はザトンのスカーと、プリピャチの幼稚園です。幼稚園のプサイ現象は天然のアノマリーではなく建物内部に置かれた装置が原因で、この装置を壊すとフィールドが消えます。北西のトンネルに出たプサイの場の原因を調べ、原因の品を回収して止めるサイドクエストもあります。危険なプサイ地域があり、原因を調べて到達し、現象そのものを消すという形は、「忘れられしもの」でフレアを恒久的に消せる仕組みに通じます。
フレアは、旧作の広いプサイの場を、射線を切れば防げる仕組みに作り直したアノマリーです。
DLCのストーリーでは、フレアの破片、揺らめくフレア、フレアタイム、フレアの光といった複数のアイテムがフレア現象と結び付いており、サイドクエスト「忘れられしもの」を通じてその現象へ干渉できます。単なる自然現象として置かれたアノマリーではなく、DLCの物語に関わる存在です。なぜ光柱の形になったのか、なぜ遮蔽物でプサイ波を防げるのか、旧作のブレイン・スコーチャーやC-コンシャスネスの技術と関係があるのかは、ゲームの中で説明されていません。









