駆け出しの死霊術師が扱う「素材」として、幽霊・スケルトン・ゾンビ・レイス・リッチを、扱いやすさの順に説いた手引き。ESO の本。
『死霊術の初心者向け素材』
Materials for Novice Necromancers
『死霊術の初心者向け素材』の詳しい説明
幽霊は体が無いので初心者にいちばん扱いやすい。スケルトンは魔法でつないだ骨組みで、骨は袋に入れて運べる。ゾンビは肉が昔の自分を覚えているので、儀式と場所を変えて忘れさせてから操る。レイスは強い感情に支配された霊で、霊を最も暗い姿へねじ曲げて呼ぶ。リッチは操れないので、試みることさえするなと戒める。
『死霊術の初心者向け素材』の全訳
魔法の経験と才に応じて、駆け出しの死霊術師が扱わねばならない素材にはいくつかの分け方がある。自分の軍を起こして敵を征するには、まずこの素材を理解しなければならない。結局のところ、理解していない物は、だれにも完全には操れない。それが魔法の決まりである。
幽霊
魔法は気まぐれな物で、この世の体の縛りの多くに縛られない。そのため、学びはじめの者には、同じように体の無い素材を操るのがいちばんたやすいことが多い。死者の霊はタムリエルじゅうにいるが、目に見える姿で現れるだけの力を、いつも持っているとは限らない。ここで、死霊術の使い道ははっきりと見える。ある場所に力を集めさえすれば、幽霊が形をとる見込みは大きい。
スケルトン
腕の確かな死霊術師の軍の基本の兵であるスケルトンは、魔法でつなぎ合わせた骨組みにすぎない。この体のある亡者を起こすのに手間はほとんどかからず、要る骨は、使うときまで袋に入れて持ち歩ける。
ゾンビ
スケルトンは単純な生き物で、呼ぶのも命じるのもたやすい。ゾンビはまったく別物である。肉は昔の自分を覚えていて、起こして操る前に、それを忘れさせなければならない。儀式と典礼、そして場所を変えることが、肉を混乱させ、前の自分を奪い去る助けになる。うまくいけば、選んだ死体はある種の静止に入り、たやすく言うことを聞くようになる。
レイス
ほかの現れ方と違い、レイスは強い感情に支配された霊である。レイスを呼び出して命じるには、霊を最も暗い姿へねじ曲げるすべを学ばねばならない。呼び出すとき、短く断たれた命の怒りと憤りに、霊の形を決めさせよ。死者を起こすことを極めれば、たやすく命じられるようになる。
リッチ
リッチは操れない。魔法で命じようとすることさえするな。リッチは死霊術を使って不死の境地へ昇った者で、間違いなくあなたより強い。彼らは闇の儀式の主、最高位の死霊術師である。
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