猟犬の血に首なしゾンビの血を混ぜる実験の、7 日目の観察。シヴァリング・アイルズのレルミナ・ヴェレニムの記録。
『猟犬の血の計画』
Project Hound's Blood – Day 7
『猟犬の血の計画』の詳しい説明
いまの調合の血と新しい血の猟犬を戦わせ、新しい血の猟犬が傷をほとんど気にせず最後まで戦ったことから、見込みは正しかったと書く。
『猟犬の血の計画』の全訳
猟犬の血の計画
7 日目の観察
試す前に立てた見込みは、こうである。
「いま使っている猟犬の血の調合に、首なしゾンビの血を混ぜれば、怒りが強く、痛みに強い獣ができる」
試し 1
1 号はいまの調合、2 号は新しい混ぜ物。
戦い 1:
1 号はおよそ 1 分もちこたえて息絶え、2 号にはふつうほどの傷を負わせた。2 号は受けた傷のほとんどに気づいていないようだった。
戦い 2:
長引いた戦いの末、1 号が 2 号を殺したが、1 号も死にかけるほどの傷を負った。2 号は最後まで、始めと同じ勢いで戦った。
戦い 3:
1 号はあっという間に倒れた。
戦い 4:
1 号は 1 分ももたなかった。2 号はほとんど傷を負わなかった。
試し 2
A と B はどちらもふつうの血、C と D はどちらも新しい血。
戦い 1(A 対 B):
1 分を少し超えて続き、どちらの猟犬もひどい傷を負い、傷をいくらか気にしていた。
戦い 2(A 対 B):
ほとんど同じ結果。
戦い 3(C 対 D):
2 分を超えて続き、どちらの猟犬もひどい傷を負った。どちらもさほど息を切らさず、傷も気にしていないようだった。
戦い 4(C 対 D):
1 分たたずに終わり、どちらもひどい傷を負った。どちらも傷をさほど気にしていないようだった。
最初の見込みは正しかったようだ。次の試しでは、首なしゾンビの血を薄めてから混ぜ、血そのものの強さと、ほかの材料と合わさって出る強さが、それぞれどれほどかを見極めるつもりだ。










