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HunterPie – Overlay and Companion
HunterPieは、モンスターの体力や状態、パーティーのダメージ量など、通常ではゲーム内では確認できない詳細な情報をリアルタイムで表示してくれる、モダンで堅牢なオーバーレイツールです。
HunterPieは以下のシリーズに対応しています。
- Monster Hunter: World
- Monster Hunter Rise
- Monster Hunter Wilds
主な機能
HunterPieには、ハンターの狩猟生活をサポートするための多様なウィジェットと機能が搭載されています。必要に応じて個々のウィジェットを無効にすることも可能です。
- 自動アップデート: HunterPieはインターネット接続があれば自動的に最新バージョンに更新されるため、手動で再ダウンロードする手間がありません。
- オーバーレイウィジェット:
- モンスターウィジェット: 現在の狩猟中に生存しているモンスターに関する情報を追跡します。モンスターの体力、部位破壊の進行状況、状態異常の蓄積値などが表示されます。最小限のテーマ設定にすると、名前、アイコン、冠サイズのみを表示することも可能です。
- ダメージメーターウィジェット: パーティー全体のダメージ情報や、自身のパフォーマンスを把握するためのダメージグラフを表示します。 『Monster Hunter Wilds』では、自身のダメージは正確に追跡されますが、他のプレイヤーのダメージはネットワークの状態やフレームレート、デスシンクなどにより、誤差が生じる可能性があると開発者が言及しています。 ただし、最新バージョン（v2.12.1.30）では、クエスト中にパーティーメンバー間でダメージが同期される、より正確な計算方法が導入されています。
- アブノーマリティウィジェット: アクティブなバフやデバフの情報を追跡します。表示したいアブノーマリティを個別に選択したり、複数のバーを作成して整理することも可能です。
- 時計ウィジェット: ワールドおよびクエストのタイマー情報を追跡します。また、v2.13（ベータ版）では月齢サイクルも表示される予定です。
- アカウント機能: HunterPieアカウントを持つことで、新たな機能が利用可能になります。
- ハントエクスポート: クエストが正常に完了すると、自動的にクエスト詳細がアップロードされ、「Hunts」タブで確認できます。
- Discord連携: ゲーム内のステータス情報をDiscordプロフィールに表示できます。この機能は完全にオフにすることも可能です。
- オープンソース: HunterPieは完全にオープンソースであり、ユーザーからの提案や貢献も歓迎されています。
HunterPieの導入方法
HunterPieのインストール方法は主に2つあります。
1. 自動インストール（推奨）
最も簡単で推奨される方法です。
- Nexus ModsからHunterPie – Installerをダウンロードします。※Nexus Modsへの登録が必要
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
- インストール完了後、HunterPieの実行ファイルを実行します。
2. 手動インストール
自動インストールがうまくいかない場合や、特定のフォルダにインストールしたい場合に利用します。
- 【重要】手動インストールを行う前に、お使いのPCに「.NET 8.0 Desktop Runtime」がインストールされていることを確認してください。
- Microsoftの公式サイトからダウンロードできます。Windowsから「.NET 8.0のインストールを求められた」というメッセージが表示された場合も、これをインストールする必要があります。
- Nexus ModsからHunterPie（zipファイル）をダウンロードします。※Nexus Modsへの登録が必要
- ダウンロードしたzipファイルをPC内の任意の場所に展開します。
- 注意: デスクトップや
C:\Program Files (x86)などのWindowsによって特殊と見なされるフォルダへの展開は、権限の問題を引き起こす可能性があるため推奨されません。
- 注意: デスクトップや
- 展開後、HunterPieの実行ファイルを実行するだけで利用開始できます。
よくある質問とトラブルシューティング
- Q: Windowsが.NET 8のインストールを求めてきます。どうすればいいですか？
- A: HunterPieの動作には「.NET 8.0 Desktop Runtime」が必要です。Microsoftの公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
- Q: ウィジェットの移動やサイズ変更ができません。
- A: デフォルトのホットキー（
ScrollLock）を押して「デザインモード」を有効にするか、HunterPieの設定で絶対座標を設定してください。サイズ変更はウィジェットの設定にある「Scale」スライダーを使用します。
- A: デフォルトのホットキー（
- Q: 設定が保存されません。
- A: HunterPieのフォルダが読み取り専用になっていないか確認してください。それでも解決しない場合は、HunterPieを別のフォルダに移動してみてください。
- Q: 自動更新が停止します。
- A: 設定が保存されない問題と同様に、フォルダが読み取り専用でないか確認し、別のフォルダやドライブへの移動を試してください。
- Q: HunterPieが起動しない、または起動時にクラッシュします。
- A: 特殊な（保護された）フォルダにファイルを展開したために、権限不足でクラッシュしている可能性があります。デスクトップや
C:\Program Files、C:\Program Files (x86)以外に移動して再試行してください。または、インストーラーを使用すると、必要な権限が正しく付与されます。
- A: 特殊な（保護された）フォルダにファイルを展開したために、権限不足でクラッシュしている可能性があります。デスクトップや
- Q: 体力バーが表示されません。
- A: モンスターの体力を表示するには、最小テーマを使用していないことを確認してください（最小テーマでは冠、名前、アイコン以外のモンスター情報は非表示になります）。それでも解決しない場合は、ゲーム内でモンスターをターゲットしていることを確認してください。
- Q: モンスターの部位が見えません。
- A: 『Monster Hunter Wilds』では、モンスターの部位を表示するにはクエストホストである必要があります。これはゲームの制限です。 ホストでない場合は、見たいモンスターをターゲットしているか確認してください。
- Q: HunterPieオーバーレイ有効時にゲームがカクつきます。
- A: GSync/FreeSync対応モニターでよく発生する問題です。NVIDIA Profile InspectorでHunterPieに対して無効にするか、NVIDIAコントロールパネルでG-Syncをフルスクリーンアプリケーションのみに設定してください。複数のモニターを使用しており、リフレッシュレートが異なる場合も原因となることがあります。
- Q: DiscordストリームでHunterPieのオーバーレイが表示されてしまいます。
- A: HunterPieはDiscordのストリームから非表示にするように設計されていません。Discordのゲームキャプチャ設定（ボイス・ビデオ > ビデオ > ストリーミング）を確認し、キャプチャ方法を試してみてください。
- Q: コントローラーを使用すると、メニューを開いてもオーバーレイが非表示になりません。
- A: 現在、HUDの可視性検出がマウス入力に依存しているためです。今後のアップデートでコントローラーにも対応予定です。
注意事項
- オンラインマルチプレイでの安全性
HunterPieはゲームのメモリを読み取るだけで、ゲームプロセスにコードを注入したり、ゲームデータを改変したりはしません。 そのため、他のModと比較しても、BANのリスクは低いと考えられていますが、最終的な判断は常に開発元のカプコンに委ねられます。 - アンチウイルスソフトの誤検知
ダウンロード時に一部のアンチウイルスソフト（Windows Defenderなど）が誤ってトロイの木馬として検知する場合がありますが、これは誤検知であると開発者は述べています。 HunterPieを例外リストに追加することで対処できます。 - 他プレイヤーのダメージ精度の限界
『Monster Hunter Wilds』のダメージ計算の特性上、他プレイヤーのダメージは完全に正確ではない場合があります。これは、各クライアントが他のプレイヤーのダメージをローカルで計算するため、ネットワーク遅延やデスシンクの影響を受けるためです。 ただし、自身のダメージは正確に表示されます。 開発者は、将来的にはホストが真の情報源となり、HunterPieユーザー間でデータを同期する機能を計画しています。
日本語化
- HunterPieを起動し、Settingsを開きます。
Languageからja-jp.xmlを選択します。
- HunterPieを再起動します。
- ゲーム起動部分のプルダウンで、プレイするシリーズを選択します。
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