書いた&書く予定の記事まとめです
Reshade関連
ポストプロセッシングツールについての外部ツール問題
Reshadeのようにゲームのグラフィックスに対してポストプロセッシングを用いてビジュアルをカスタマイズするツールの使用に関しては、英語版公式フォーラムでGMより下記の解答があります。
このようなツールを利用することは、お客様がスクウェア・エニックスと締結している契約に違反するものではなく、ユーザーによるアクセスを制限するようなことは一切する予定はありません。
ただし、プレイヤーは自己責任でこれを使用することをお勧めします。スクウェア・エニックスは、前述のアドオンの内容を規制しておらず、その使用に起因するいかなる損害または損失についても責任を負いません。
ソース:FF14フォーラム
しかしその後、プロデューサーが公式見解として「外部ツールは一切ダメ。何と言おうとダメ」と回答しており、権限の低いGMのこの回答は撤回されたものとみなして差し支えないかと思われます。
とはいえ、ポストプロセッシングツールを使用したことによるBANはこれまで一件も報告がなく、ゲームバランスを崩壊させるような行為としても通常認められないものですから、このレベルの外部ツールの使用は黙認されているのが現実的なところかと思います。
また、SNSで使用を公言する場合でも、シェーダー系の外部ツールなどは、通報されたところで「それが本当にFF14のプログラムにフックして起動するものであり、FF14のクライアントやログに対して解析・改変を行うものであるかどうか」という部分が物的証拠として確認できない限り、「何も起こらない」というのが非常に現実的な真実であると考えるのが普通です。
スクウェア・エニックスも、利用者のPCで起動しているプロセスを監視するような行為は、「やらないし、できない(FF14が実質マルウェアになるから)」と回答しています。
かといって、それをやったとして、わざわざゲームを楽しんでいる一人のユーザーを、この程度の外部ツールの使用で追い詰め、縛り上げることは何のメリットもありません。そんなことをしたら、同様にスクリーンショット撮影を楽しんでいるユーザーを苦しめ、不安にさせる結果になり、企業として何のメリットもないわけです。そんな悪意もなくFF14の運営に全く影響しないユーザーを追求するより、悪意をもってレイドやギャザリングでギミックの簡易化・BOTを使い、他のユーザーを出し抜いたことを高らかにSNSで宣言するような輩を追求する方が、企業として価値のある行為であることは、少し考えれば誰にでもわかることだと思います。
ゲームを楽しむためには規約を遵守することが大切ですが、現実的な運営方針やコミュニティの雰囲気も考慮する必要があります。Reshadeのようなポストプロセッシングツールの使用は、他者に迷惑をかけるわけでもなく、ゲーム内の公平性を損なうものではありません。そのため、多くのプレイヤーが自己責任でこれらのツールを使用し、美しいスクリーンショットを共有したり、ゲーム体験をより豊かにしています。
さて、「PS5やXboxのようにReshadeなどのツールを使えないユーザーに対して、PCは有利ではないか」と感じる方もいるかもしれません。しかし、少しよく考えてみてください。ReshadeやGshadeを使用して作成されたスクリーンショットが、ゲーム内の公平性に影響を与えているでしょうか? 実際に、有利・不利といった議論は、SNSなどのゲーム外での表現に限られます。PS5やXboxのユーザーも、やろうと思えば、Photoshopやスマートフォンのアプリを使って画像を加工することが可能です。これはポストプロセッシングを事後的に行う手法であり、結果として得られる画像においては、PCユーザーがReshadeを使用して得るものと大差はありません。
ですので、Reshadeの使用によって「不公平」な状態が生じるという主張は、ゲーム内のプレイにおいては成立しないと言えるでしょう。
結論として、ReshadeやGshadeといったポストプロセッシングツールは、ゲーム内の公平性に何ら影響を与えず、他プレイヤーとの競争やバランスを崩すこともありません。外部ツールに関する議論は常に続いていますが、プレイヤーが自分のゲーム体験をどのように向上させるかは、個々の判断に委ねられるべきです。重要なのは、他者に迷惑をかけず、自身の楽しみを追求すること。Reshadeのようなツールは、そのための手段の一つに過ぎません。
- Reshade
- PCゲームのグラフィックスを向上させるためのポストプロセッシングツール。
- さまざまなビジュアルエフェクトを追加したり調整したりすることが可能。
- シャープネス、彩度、色補正、HDR、ブルーム効果など、幅広いフィルターを使ってゲームのビジュアルをカスタマイズできる。
- ユーザーが自分でシェーダー(エフェクト)を追加したり、設定を細かく調整できる。
- 設定は他のユーザーと共有できるため、特定のゲームに最適化された設定ファイルをネットで入手して導入することもできる。
- Gshade
- FF14に最適化されたReshadeベースのポストプロセッシングツール。
- Reshadeと同様の機能を持つが、FF14のUIに影響しない(ホットバーなどにエフェクトが乗らない)工夫がされていたり、FF14用に作られた大量のプリセットが同梱されている。
- SNSや個人ブログで配布されているシェーダープリセットは、Gshade用のものが大半である。
- オープンソースではないため、過去にマルウェアに近い挙動を起こして問題になった。
- 現在は沈静化したが、ソースコードは公開されなかったため、ユーザーからは不安の声が上がっている。
通常使用するのであれば、Gshadeの方が便利です。
XIVLauncher関連
- インストールガイド
- FF14のデフォルトのランチャー(立ち上げソフト)を高機能化・使いやすくしたカスタムランチャー。
- パスワード記憶、複数アカウント切替え、メンテナンス開け待機など様々な機能がある。
- Dalamudプラグインを利用する際に必須。
Dalamudプラグイン
グルポ強化・キャラ編集・装備投影・MOD系
- Penumbra
- インゲーム内でリアルタイムにMODの適用ができるプラグイン。
- Glamourer
- インゲーム内で自由にキャラの装備や見た目を編集することができるプラグイン。
- Brio
- グルポに特化したプラグイン
- 装備・見た目・エモートスロー化・NPC配置/複製・ポーズ編集/適用など様々な機能がある。
その他
- Anamnesis
- ソフトウェアとして起動するタイプのキャラ編集ツール。
- GlamourerとPenumbra、Brioで可能なことはほとんどできる。
ACT関連
- インストールガイド
- プラグインガイド